猫と小判とペンシルロケット・序
「ついに任意にヒトオスを召喚する機械を完成させたのにゃ!
これでもう他の姫たちの奴隷を指くわえて見なくてもいいのにゃあ!」
「素敵よマイシスター! ところでこの学園祭っぽいかんじの
オスヒト風マネキンは何なのかしら!?」
「うむにゃ。こすとぱふぉーまんすのために色々やってたら、
身体の一部を一時的に呼ぶのがいちばん最適だったのにゃ。
(マネキンの股間の空隙を指して)ここから生えるにゃ」
「…………。」
「な、なんだにゃその目は!? これは偉大なはつめーだにゃ!?
かはんしんさえあればいいって落ち物のマンガも言ってたにゃあ!」
「……本当に用を満たすだけ、ホンモノで不貞にならないなら…
いいわ可愛い私のマイシスター、その偉大な成果をおねえちゃんに見せて!」
「がってんだしょうちのすけにゃー!」
がちゃん、びびびびびび
「入試まであと●日…今夜も二時まで勉強だ。ん? すーすーする…ひ、ひぎぃっ!?」
「えー、つきましては次のグラフ、弊社の製品の……あひぃぃっ!?」
「か、彼女が俺の前で目を閉じた、行っていい、行っていいんだよな、はふぅんんん!?」
「(つやつやぴちぴち)どうにゃ、百発ひゃくちゅーだにゃ」
「……このマネキンくんのモーションテクがあれば召喚いらない気がしたわ」