猫耳少女と召使の物語@wiki保管庫(戎)

モフ子

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だれでも歓迎! 編集

モフ子

 

 しゅるり、と絹のシーツの音。その音のしたほうへと手探りで向かいます。
 少し目がなれてきますと、お嬢様の部屋にあるのと同じくらい大きな、客室の
ベッドが見えました。天蓋から垂れ下がった重たげなカーテンは閉じられたまま
です。
 その脇まで近づくと、いきなり手が伸びてきて、あっというまに閨の中に引き
ずりこまれてしまいました。
 モフ!もふもふ!
 なんと真っ暗闇の中で、僕の顔に押し付けられた肩口も、私の足に絡まる足も、夜着
ごしにおしつけられる胸も、モッフモフのフワッフワ!
 そのうえ、初手から積極的に、私の夜着の中に忍び込んで無遠慮に体の上を這い
まわる手は、細い毛が密集しているのか、びろうどのごとき肌触りなのです。
「うふふ、すべすべね! うらやましい・・・・・・
私、ケダマなの。女の子なのに毛むくじゃらで恥ずかしいわ・・・・・・」
 だから、あんまり見られたくないの、とことわって、彼女はふわふわの毛と
長いひげの生えた頬を傾けて、僕の唇に湿った鼻と甘い唇を押し付けてきました。
 ぬるり、と僕の口の中に差し入れられた舌は、びっくりするほど熱くて、果実の
ようにみずみずしく、思わず、激しく音をたてて吸い取ってしまいました。すると彼女の
喉の奥から苦しそうな声が漏れたので、慌てて口を離し非礼をわびようとしましたが、
その間もあらばこそ、柔毛に覆われた胸をそのまま顔に押し付けられて一言も発する事が
できません。
 口ではかわいらしいことをおっしゃってますが、なかなか積極的なお客様のよう
です。
 ならば、こちらも遠慮することは無いでしょう。モフモフ+やわやわで夢のよう
なさわり心地の胸を右手で堪能しつつ、左手は柔らかい毛を掻き分けて、ツンと
とがった乳首を捉えます。親指で押しつぶすように愛撫すると、小動物のような
愛らしい鳴き声がしました。そのまま顔を寄せて、口の中でより硬さを増したそれを、
舌先でこねつつ甘噛みしてみました。
「ふぁあぅ!」
 舌を動かすたびに、ぴくん、ぴくん、と全身の筋肉が緊張するのが、毛皮越しに
感じられました。
 かなりお胸が感じる方のようです。
 これで、下の方を愛撫したら一体どうなってしまうのでしょう?
 胸をまさぐっていた右手を、柔らかい腹毛を愛でつつ下に下ろしていきます。
(――!)
 どうやったら、これほど濡れるものなのでしょう?
 おへそと思しきあたりを過ぎて少しすると、いきなり僕の指は濡れた暖かい場所
にぬるりと吸い込まれてしまいました。
 下腹の柔毛では吸収しきれないほど蜜があふれて、もう、ぐっしょり、どっぷり、
にゅるんにゅるんなのです。
 慌てて、慣れ親しんだ「とっかかり」を毛の中に捜そうとしましたが、全く見当
もつきません。そのいささか乱暴な「手探り」がお気に召したのか、可愛らしい声は
いっそう高くなりました。
「くふぅ・・・・・・ふうううん!」
 ですが、肝心な所に僕の指が届いていないせいでしょう、しばらくすると、
じれったそうに腰を少しうかせて、鼻をならしはじめたのでした。
 僕は、いささか不遜な態度でたずねてみました。
「どうしてほしいんですか? ご主人様?」
「いじわるしないで・・・・・・ッ、イかせてよぉ・・・・・・」
 泣きそうな声です。
「ねえ、おくちでして・・・・・・? それとも、ケダマのお○んこなんて、舐めるの
おいや??」
「そんな事有りませんよ! 僕は毛深いご主人様も大好きです! 落ちる前は
豊島○~さくのBreederがバイブルだったんですからね!」
 僕は柔毛を掻き分けて、際限なく蜜を吐く果肉にためらいなく口を付けました。
甘酸っぱく、どこか獣くさい匂いが果実から立ち上って、僕の頭はくらくらしました。
 舌を精一杯伸ばして、肉の中に差し込むと、僕の頭を抑える彼女の手には痛い程
力がこもりました。
 顔も手も、とろとろの果汁まみれになりながら、必死で、彼女の反応を読みながら、
ただ一点を探ります。
 そこ、を舌先が掠めたとたん、彼女の足に力が入ったのが分りました。
「うぅっ」
 探り当てたそこを、一心に舌でせせり、追い上げていくと、先ほどの可愛い声とは
また違う、獣じみた低い声が混じり始めます。
 容赦無く責め立てていくと、やがてそれは、哀願するような泣き声に変わり、
「――――っ!」
最後には声にならない声を上げ、全身をびくびく痙攣させて、彼女はイきました。
            ********     

 充分に一度イった余韻がひいた頃を見計らって、僕は彼女の首筋に顔を寄せて
いきました。少しばかり毛が薄くなって体温が感じとれるそこに、口付けを落として
いると、彼女はため息のような声をもらしました。
「お、お耳、お耳も感じるのぉ……。ねえ、お耳をハミハミってしながら、
・・・・・・を入れてほしい・・・・・・」
「はいはい、仰せのままに」
 ちょっと甘えたような鼻声でおねだりをされて、僕はリクエストに答えるべく、
彼女の頭を抱え寄せ――――
(そういえば、お嬢様に彼女の種族を聞いていなかったな……)
 「そこ」、に唇をすべらせていくと、猫のものよりもずっと長い耳が生えているのが
分りました。
 先は、まんまるです。
「あふぅん!ンふううん!」
 --高くて可愛い声が、また、彼女の口から間断なくもれはじめました。

 果たして僕は明日朝、この部屋から立って出ることができるのでしょうか?

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