猫耳少女と召使の物語@wiki保管庫(戎)

こたつでみかん

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こたつでみかん



<第1話>

たぶんオチモノの漫画を読んだのが原因だろう
「見ろ!キャットインコタツの能力を!」
主人がコタツから首だけを出して叫んでいる
「もはや!何者にもここから動かすことはできない!」
バカじゃなかろか
分かったから出てきてくだ「聞いていなかったのか!」
知りません
「猫井技研の科学力は世界一ぃぃぃぃぃ!」
コタツも漫画もよほど気に入ったらしい

それとコタツから出ないのは別問題
「別に誰に迷惑かけている訳でもないだろう」
私が迷惑です
「まあいいからお前も入れ」
私には家の掃除が「命令」分かりました

まあいいか

 



<第2話>

こたつの上に集うみかんたちが、今日も天使のような
無垢な笑顔でいる、ご主人様の口ををくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、橙の皮。
袋の房は乱さないように、白い筋は
残らないように、丁寧に剥くのがここでのたしなみ。
1階右奥突き当り。ここは、こたみかの園-。

「ほら、馬鹿なこと考えてないでさっさと剥く」
もう手が黄色なんですが

 



<第3話>

コタツに入って黙々とみかんをむく。
ご主人様はコタツに入ってテレビを見ながらそれを食べる。
テレビからはわざとらしい笑い声が聞こえる。

最初のうちは話題もあったが、
ほぼ外界との接触が断たれている現状では、
それが底をつくのも当然であり。

ただみかんをむいて
ただみかんを食べて

「ねえ」
なんですか?
「前の主人ってどんな人だったの?」

前のご主人様は女性だったんですが、
聞きたいですか?

「やっぱり、いい」

コタツに入って黙々とみかんをむく。
ご主人様はコタツに入ってテレビを見ながらそれを食べる。

テレビからはわざとらしい笑い声が聞こえた。

 



<第4話>

こたつ
かごに半分ほどに減ったみかん
つけっぱなしのテレビ
そしてご主人様
それがこの部屋のすべてだった

その行為はキスから始まる。
最初の1回は軽くついばむように。
2回目も軽く。
3回目で深く差し込む。
舌を伸ばしてくるくる回すとご主人様の舌もくるくる回る。
回るのが子犬だったらかわいいのに。
ざらざらした舌の感触を味わいながらそんなことを考える。
歯の裏側をなぞる。舌に尖った歯の感触。
歯の表側はつるつるして気持ちがいい。
唇はぷにぷにでやわらかい。
舌はざらざらで長い。こっちの奥までとどいてくる。
つるつるとざらざらとぷにぷに。すごく興奮する。
室内にテレビの音が響く。
テレビの笑い声とご主人様の鼻息が混じる。

いつのまにか抱きしめていた手が後ろから前へ。
柔らかい胸を押す。
下から。横から。押しつぶす。
そのたびに柔らかな胸は形を変えていく。
盛り上がって。つぶれて。
形を変えるたびにご主人様の息が荒くなっていく。
柔らかい胸が盛り上がってつぶれて形を変える。

ご主人様が体重をかけてくる。
そのまま抵抗せずに押し倒される。
ご主人様が上体を起こす。唇が離れた。
口と口の間の銀色の糸がもっとつながっていたかったと主張している。
もっとつながっていたかったのでこちらも上体を起こす。
唇へ軽くキス。
口から顎、顎から首、鎖骨、胸と跡をつけていく。
もう一度キス。今度は胸に。
手で、口で胸を味わう。
舌先で硬くなった乳首を転がすと、ご主人様は息を呑んで体を硬くさせる。かわいい。
両手が胸から脇腹を経て下りていく。
手を下ろす時は浅く体に触れ続ける。
胸に、脇腹に、腰に、そして最後は尻に。
その間も口は胸をもてあそび続ける。
口で肉を挟み、揉む。
舌で乳輪をなぞる。
歯で乳首を甘噛すると体を硬くさせる。

お尻に着いた手を動かす。
その柔らかな感触を楽しみながら指先に力を入れる。
足と腰のラインからはみ出た部分を揉んでいくとご主人様ののどがなるのがわかる。
口と指先を動かしていると肩に手を添えられた。

左手をしなやかな尻尾へと動かす。
尻尾に触れると体がピクリと動く。
尻尾の根元をしごきたてると全身がプルプルと震える。かわいい。
その間に右手は前に移動。
股間を手のひら全体で包み、揺らし、押す。
そのたびに息が荒くなる。
軽く指を曲げると指先がぬれる感触。
濡れている。それをさせたのが自分と思うと興奮した。
濡れた秘所へ指を押し込む。まず中指。
ぬるり、と入る。
指を曲げると指先にざらざらを感じる。
その指先のざらざらを押しながら腕ごと左右に動かす。
肩に添えられた指に力が入ったのが分かる。
次に指の動きを円を描くように変える。
ざらざらを押し込みながらくるくる動かすと肩の指の力が増してくる。
ほぐれてきたところで人差し指も追加。あまり抵抗が無かった。
2本の指をバタ足のように指を暴れさせる。右、左、右、左。
指が肩に食い込む。ちょっと痛い。
手をひねる。前後に動かす。左右に揺する。そのたびに肩の指に力が入る。
ご主人様の顔を見た。赤い顔。ぎゅっと閉じられた目。息は荒くなっている。すごくそそる表情だ。
右手を動かす。そのたびに眉間に皺がより、肩の手に力が入る。早く。もっと早く。
荒い息。眉間の皺。激しい水音と赤い顔。
しばらくそれを感じていたが、動かしている右手のほうに限界が来た。もったいないが終わりにする。
右手を奥に叩きつけ、親指で入り口の上を押しつぶす。と同時に左手で尻尾を引っ張る。いままでの経験からして、一番感じる方法。
ご主人様の体が強張る。目を強く瞑り、歯を食いしばる。強く抱かれた肩に爪が食い込んだ。痛い。

やがて強張った肢体から力が抜ける。
力を抜ききった体がのしかかってくる。
うっすらと汗を浮かべ、顔は高潮させたままで息は荒い。すごく興奮する。
本能の赴くままご主人様をコタツの天板の上へうつぶせに乗せる。ちょっと重い。
コタツの上からみかんのかごが落ちる。
目の前にはかわいいお尻とかわいい尻尾。
力なくたれている尻尾を引っ張るとびくびくと体を痙攣させる。かわいい。
ご主人様にのしかかり、首をひねってキス。合図のかわり。

1度目は場所を合わせるだけ。
2度目は角度を合わせるだけ。
3度目で進入する。

ご主人様の中へとゆっくりと進んでいく。
ご主人様の尻尾がぴんと伸び、毛が逆立つ。
包まれていく感触。背筋がぞわぞわする。
腰と腰がくっついたところで動きを止める。
ご主人様の尻尾がくたりとくずれ落ちる。
この状態を表すなら味わう、という表現が一番しっくりくる。
止まっていても中は動いている。ぞわぞわと。
搾り取ろうとしているのか、それとも吐き出そうとしているのか。
いずれにしてもそれが快感を生み出しているという事実は変わりない。
しばらく味わっているとご主人様の尻尾が動き出す。
右に、左に、誘うように。
それを見ているとご主人様がとてもかわいく思えてくる。
そんな彼女に答えるべく腰を動かす。
ゆっくりと抜いて、
ゆっくりと入れる。
尻尾の揺れが大きくなる。
入り口付近でゆらゆらと揺らす
上から下から右から左からゆらゆらと揺らす。
尻尾の揺れが早くなる。
息が弾む。
たまに奥まで入れるとかわいい声が聞こえる。
そしてまた入り口でゆらゆらとゆらす。
すこしづつ動きが早くなっている。
すこしづつ動きが早くなっていく。
彼女の腰が揺れる。無意識の動きだろう。
もっと欲しがっている。そうさせたのは自分であると思うと自然と笑みが浮かぶ。
それに答えて大きく大胆に動く。
尻尾が揺れた。
尻尾の向こうには汗ばんだ背中と乱れた髪。それに耳。
耳の奥に指を差し込んでみる。
甲高い声ときつい締め上げを受け、限界が近いのを感じた。

ちょっとつらくなってきたところで体を回転させる。うつ伏せから仰向けに。
そしてキス。そろそろ限界という合図。
彼女は優しい目でこちらを見つめる。
それを受けて動き出す。
今までと違い、大きく動く。
先まで引き抜き根元まで入れる。
入れたまま上下左右に振る。
毛が擦れあってじょりじょりといった。
息が弾む。中がきつくなった。
動くたびに声が漏れる。
両腕で強く肩を抱きしめ、キス。深いやつ。もうすぐの合図。
背中に爪が食い込む。
頭が白くなっていく。
感じるのは汗ばんだ肌と荒い息、それに彼女に包まれているということ。
彼女に、激しく、激しく、叩きつけて、一番奥へ固定する。
右手を下にずらし、尻尾を引っ張る。
彼女ののどの奥からくぐもった悲鳴。きつい締め付け。
たまらず爆ぜた。

びくんびくんと動いている。
びくりびくりと感じてくれている

意識がはっきりしていく。
それでも動きは無くて。
感じるのは汗ばんだ肌と荒い息、それに彼女に包まれているということ。
テレビがつけっぱなしだ。もったいないな。
背中が痛い。
のどが渇いた。

口を離す。
口と口の間の銀色の糸が名残を惜しんでいた。


しばらくそのままでいたが、寒くなってきたのでこたつにもぐりなおす。
服を着ればいいとも思ったが、ご主人様が裸なのに着るわけにもいかない。
先にコタツに肩までもぐりこんだご主人様は、のどが渇いたからみかんを剥けといった。
おおせのままに。
ご主人様のためにみかんをむいた。

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