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こっちをむいてよ!! ご主人様 第2話

 
 
 朝。ネコの国の王宮、丘の上に建てられた『シュバルツカッツェ城』も他と変わらず朝日を浴びせられ黒く光り輝く。城は大きく東西にはりだしており、西館に官公庁舎、中央は玉座、そして東館、通称『右ウイング』は王位継承者たちの姫君たちの住む男子ネコ禁制の宿舎になっている。ちなみに部屋のランクは姫君本人の心根次第。下の方に見える粗末な木板のよろい戸がぎしぎしと開いて話は始まる・・・
 
 
 「うわー!!」
ぼくは部屋の立て付けの悪い木のよろい戸を開くと思わず声を上げた。一雨あった翌日の朝は雲ひとつない快晴。空は余計なホコリやチリがみんな落ちたらしくどこまでも青く瑞々しい。高台にあるお城から見る城下町は箱庭のように美しい。色あせたレースのカーテンから入ってくる風が初夏の香りをほのかに部屋に
満たしていく。
 「天気はいいし、トースターの調子もいいし、なんてたって目玉焼きの黄身は2つ出てきたし・・・今日は朝から良い日だなあ」
 ぼくは『うん』とのびをしてリビングでいぎたなく寝ているご主人様に声をかける。ちなみに寝室はあるものの『実験室』と化してしまいこんなところで寝ている。ご主人様はこの『シュバルツカッツェ城』に住むネコ姫様、ぼくはそのお姫様にお仕えする召使、ちなみにネコでなくて人間なので『男子ネコ禁制』のココに住める。
 「ご主人さま~朝ですよ~!良い天気ですよ~」
 
 「ふにゃ~・・・おはようにゃ・・・」
 いつも目覚めとまどろみの中間をぐだぐだしてるご主人様が今朝に限って一発で起きてくる。宵っ張りのご主人様にしては非常に珍しい。
 すかさず椅子を引いて席につかせ、縁の欠けたティーカップと新聞を押し付ける。ちなみに新聞は王宮でまとめて取っているのでタダである、タダよりすばらしいモノはないよね。
 ご主人様の格好は橙色チェックのショーツの上にしましま柄パジャマの上着を着ているだけ。昨日はぼくがボタンを止めなかったので一個ずれてとめている、注意しようと思ったけどパジャマのずれたスキマから見えるおっきなノーブラの谷間がちらついてあわてて目をそらす気弱なぼく。そんなぼくの様子も知らずご主人様はぼろぼろとパンくずを落としつつ新聞を読んでる。
 「にゃににゃに・・・『王都北郊外の街において山賊猛威!!』」
 ひときわ大きな見出しを読み上げるご主人様。
 「へ~、コワいですね・・・」
 「あんまり略奪が激しいから今では逆に村の方から金品や食料を貢いでるらしいにゃ・・・許せないにゃ!!」
 キリッと言い放つご主人様。
 
 「そうですね、他人事じゃないですよね」
 王家の一員としての高貴な怒りに燃えるご主人様を思わずうっとりと見つめてしまう。
 「まったく、わたしがこんなに貧乏なのに、うらやましいにゃあ・・・」
 「・・・・・・」
 あきれて口をパクパクさせるぼく。
 「ああ・・・カツオを丸ごと一本、一度でいいから食べてみたいにゃ・・・」
 王家の一員としてはまったくささやかすぎる願いをぶつぶつ呟くご主人様。よだれを出して妄想する姿は王家の自覚のカケラもない。
 「ご主人様!!もっとしっかりしないと・・・」
 ぼくがキッと立ち上がった瞬間いきなり『キンコーン』と玄関のチャイムが鳴った。あたふたとうろたえるご主人様。
 「にゃにゃ!!きっと借金取りにゃ!お前、わたしはいないって言ってるっていうにゃ!」
 めちゃくちゃなことを口走るご主人様。ご主人様がおろおろして、うるうるしてる目を見たら『ぷしゅう』とさっきの怒りがしぼんでしまう。
 「じゃあ見て来ますからご主人様は隠れててください、『ドンドン』って叩かないから借金取りじゃないかも・・・」
 「わかったにゃ、持つべきモノはドレイにゃ」
 ご主人様はカサコソとベッドの下にもぐりこむ。
 『あ~あ、ぼくが甘やかしてるからなのかな・・・もっといい部屋に引っ越したいな・・・』
 ぼくは溜息をついてドアを開ける・・・
 
 
 さて、そんな主従のいる王都から北に80里ほどにある夕闇迫る小さな山の上の砦。乱雑な造りの門が開くと二人の上品なネコ娘が盗賊に引き立てられて来た。
 「おおう!!」
 ギラギラした盗賊たちがそのネコ娘の美貌を見て、声にならないうめきを上げる。中央の広場のかがり火に向かう彼女等のためにぞぞっと人波が割れる。ざわざわと騒ぐ盗賊たち。
 「へへへ・・・下の村の連中、金目のモンがねえってんでオンナをよこしやがったってよ」
 「あれがそいつらか・・・えれえべっぴんじゃねえか、特にあの白いほう」
 二人のうちの白というか、銀色の柔毛をもつネコ娘は長身でスレンダーなスタイルにスラリと長い銀のシッポが上品な雰囲気をかもし出している、銀髪のショートカットの頭にふわふわの毛に包まれた大きな耳、片方がペタリとおれていてカワイイ。少しタレ気味の瞳はいっそうこのネコ娘の気弱な様子を際立たせており、荒くれた盗賊の前で一歩足を踏み出すたびに恐怖で睫が震え、もう一人のネコ娘の手を抱えるように抱きしめていた。
 「見ろよあの黒いほう、気は強そうだけどイイ体してんぜ」
 そしてもう一人の黒猫。山賊どもに囲まれてるというのに気丈にも昂然とあごをあげて歩いている。長目の青黒い髪の毛は高い位置でポニーテールでまとめられており活発な印象。笑えば人なつこい感じであろう顔は今のところキッと唇を引き結んで前を見つめている。八重歯がのぞく唇は少し青ざめているがこれはしかたないかもしれない。そして身長は白猫の肩までしかないのだが、その分が胸やお尻にまわったらしく薄手の上着を双胸がきゅんきゅんとつき上げている。まろやかなお尻から出ている尻尾はふさふさとしていて濡れたように黒く光っている
 
 「へっ!たまらねえな!!」
 盗賊の一人がそばを歩いてきたネコ娘の手を戯れにぐいっとつかむ。
 「いやっ!! 」
 手をつかまれた白ネコは泣きそうになって必死にその手を振り解くと黒ネコにかじりつく。
 「ごっ、おっ、お、お姉さまっ・・・」
 半べそになって黒ネコの胸に顔をうずめる白ネコ。黒ネコはかばうように白ネコを抱きしめて『キッ』と盗賊をにらみつける。そんな様子にさらに興奮して盗賊どもははやし立てた。黒ネコが気丈に言い返す。
 「乱暴はよす・・・あっ!!」
 いつのまにか広場の中心に来た二人は突き飛ばされる。緋毛氈の上にもつれ合って倒れ込む二人のネコ娘。
 「・・・!!」
 見上げると盗賊の首領が床机に腰掛けている。息を飲む二人。炎に照らされた白ネコの顔は整った輪郭をくっきりと照らし、黒ネコのメリハリの効いたバストや下半身の隆起を妖しく浮き立たせた。ギラギラした盗賊達の目がかがり火に照らされて無数に爛々と輝き、欲望を伴った視線は質量を伴ったように二人を無遠慮に貫き、舐めまわし、彼女達の毛を逆立たせる。お互いをかばうように抱き合うネコ娘達に首領は言った。
 
 「ようこそ我が山塞へ」
 値踏みするように二人のネコ娘をねめつける男。この世界のオトコ猫の姿は半獣半身の人狼のような外見をしており白ネコを恐怖させる。代わりに恐れ気もなく黒ネコが言い放つ。
 「私達をすぐ村に返すにゃ!!」
 「・・・・・・フン」
 目にあざけりの色を浮べて鼻で笑う首領。説明が足りないのかと白ネコがありったけの勇気を振り絞って口に出す。
 「あの・・・わたし達旅の途中で・・・宿を借りようとしただけで・・・知らなかったんです・・・」
 「村の人間にだまされてつれてこられた、ということか?」
 「そ、そうなんです!!」
 『ドスッ』
 思わず膝立ちになって立ち上がる白ネコの足の間に首領の腰にあった短剣が目にもとまらず投げられ、突き立った。
 「きゃあ!!」
 白ネコは毛を逆立てて黒ネコにしがみつく。首領は床机から立ち上がって叫ぶ。
 「いいか!!下の村はオレ様のモンなんだ、だから始めっからお前らもオレ達のモンなんだよ!!今心配するのはなあ、おウチに帰るコトじゃなくて一晩でこれだけの人数を相手する自分のカラダのことだぜ!!」
 
 『へへへ・・・』
 首領がうながすとまわりの百人以上いる盗賊達の輪が一歩ぶん『ずいっ』とせばまった。
 「いやあぁぁ、お、お姉さまぁ・・・」
 白ネコは半べそで黒ネコにかじりつき、黒ネコは『よしよし』とその背中をなでる。
 「『お姉さま』ときたもんだ、お前みたいなオンナをヒイヒイ言わせながら犯すのがオレ様は大好きでな・・・」
 黒ネコを見て下品に舌なめずりする首領。そのとき『お姉さまを犯す』と聞いて顔色を変えた白ネコが身を翻して緋毛氈に突き立った短剣に飛びついた。意表を突かれながらも余裕を持って身構える首領。しかし剣先は首領ではなく白ネコ、自分自身に向いていた。
 「し、死にます・・・お姉さまに乱暴するならこの場で死にます・・・」
 憑いたような瞳の色といい、ぶるぶる震える剣先といい本気の匂いがぷんぷんする。思わず息を飲む盗賊たち。後ろで密かに黒ネコも真っ青になっている。
 一瞬立ち上がった首領はまたどさりと床机に腰をおろす。
 「ちっ・・・三日で恩を忘れるオレ達ネコにしちゃあずいぶん泣かせてくれるじゃねえか、まあその気持に免じて・・・」
 「き、気持に免じて!?・・・」
 一瞬だけ油断したのか、白ネコの持つ剣先が喉元から外れた。ニヤリと首領。
 「・・・コイツをくれてやる!!」
 いきなりふところから取り出した煙玉をネコ娘の前に叩きつける。
 
 『ぱむっ』軽い音とともに飛び散る黄色かかった微粉末。首領が口元を押さえて、すかさず言う。
 「てめえら、頭がパープリンになりたくなきゃ離れろっ!!」
 慌てて後退する盗賊たち。
 「・・・けほっ・・・こほっ・・・何これ・・・」
 むせる白ネコ、盗賊たちが離れたので少し安心するが、第二のピンチがすかさず舞い降りようとしていた。
 「に、にゃああああああん!!」
 高らかな鳴き声。慌てて振り返る白ネコの前で黒ネコがのたうっている。
 「ごっ、ごしゅ、あわわ・・・お姉さまっ!しっかりして下さい!!」
 短剣を放り出してあわてて黒ネコを抱え起こす白ネコ。黒ネコの顔は目元が紅く染まり薄く汗をかいている、そして黒い瞳孔が小さくなって金色に光りだす。
 「・・・発情してる!?・・・」
 後ろでニヤリと首領が言った。
 「どうだ、純度『イレブンナイン』(99.999999999%)のマタタビの味は?」
 「そんなのひきょうで・・・うわっ!! 」
 白ネコが首領に抗議の叫び声を上げるといきなり後ろから首に手が絡みつき引き倒される。慌てて振り返る白ネコ。
 
 「お、お姉さま!!」
 あたふたともがく白ネコ。
 「も、もうだめにゃ・・・カラダの奥がジンジンしておっぱいがズキズキして破裂しそうにゃ・・・はにゃああん、先っぽがすれるにゃあ!!」
 自ら薄い上着を鋭い爪で引き裂く黒ネコ、シルエットどうりの美乳がこぼれ出て盗賊たちをエキサイトさせる、まろび出た乳首は強く赤味が差しきゅんきゅんに勃ち上がっていた。
 「そら、早くお互いイカし合わねえと脳みそがコワれちまうぞ!!」
 『そうだ~』とか『はやくサカれ~!!』とかいった野次が盗賊たちから飛んだ。唇をかむ白ネコ。黒ネコは最後の理性を振り絞って言う。
 「本当にゃ・・・イレブンナインだったら精神にかかわるにゃ」
 熱い吐息を吐いて悶えるお姉さまを見て白ネコは決心したらしく小さくうなずく。白ネコは膝立ちになってお姉さまをぎゅっと抱きしめて耳元で囁いた。
 「こんな大勢の目の前でホントは恥ずかしいですけど・・・いまラクにしてあげますから・・・」
 
 二人はかがり火に照らされて唇を合わせる。互いの唇が離れるたびにスキマからいやらしく絡み合った舌がのぞき、ねっとり絡み合った唾液が炎を反射した。
『ちゅ、ちゅっ・・・』と唇を合わせるたびにお姉さまの大きな胸が白ネコの胸でやわらかく『ぷにゅり、くにゅり』とつぶれ、気持ちよさげに変形している。
 『うおおおお・・・』
 興奮した盗賊が吠えるが、まだ漂う『イレブンナイン』が怖くて近寄れない。そして二人の娘達の方もすでに自分達の世界に入っているようだった。
 『ぷはっ・・・』
 長いキスが終わった。二人の濡れた柔らかい舌が離れると唾液の糸が光るアーチをかけて、名残惜しそうに切れた。
 「今・・・助けますから・・・」
 白ネコはお姉さまを膝立ちにさせたまま自分はゆっくりとかがみ込むとお姉さまの七分丈パンツに手をかけた。
 「あれ・・・んっ・・・くっ・・・」
 白ネコはお姉さまのパンツをショーツごと下ろそうとするがなぜか引っ掛かって下に落ちない。白ネコは気合を込めると『えいやっ!!』と一気に膝までパンツをずり下ろす。
 
 『ぴょん!!』
 「?!?!?!?!?!」
 白ネコの銀糸のような前髪を跳ね上げてあらわれたのは、お姉さまの股間にそそり立つ肉色の突起物。白ネコはある意味、見覚えのあるものを前にして目をまん丸にして固まっていた。蜂の巣をつついたように騒ぎ出す盗賊たち。
 「うわあ!!ヤツ男か?マダラか?」
 「お、落ち着け!オンナのもついてるぜ、フタナリってヤツだ・・・」
 安堵感と興奮がない混ぜになった嘆息がそこらかしこに漏れる。
 とりあえず一瞬だけ驚愕につつまれた広場だが一人だけ立ち直れない人物が約一名。
 「へっ・・・これ・・・なんでオチンチ・・・」
 「あんまり見たら恥ずかしいにゃあ・・・」
 お姉さまが恥ずかしそうに腰をくねらせると立派なシャフトが白ネコの顔を『ピタン』と叩いた。
 「ひっ!? ・・・はわわわわわ・・・」
 へなへなと崩れ落ちる白ネコ、そのまま四つんばいで這って逃げようとする。それに気付いたお姉さまは蹴飛ばすようにパンツを足から抜くと白ネコの背中に飛びついた。
 「にゃああん!!お前イカせてくれるって言ったにゃあ」
 「だ、だだだって・・・そんな、あんなになってるなんて聞いてないですぅ・・・うわっ!!あわわわわ、ご主・・・じゃなくてお姉さま、あ、当たってます、ぼくのお尻にカタイのが~!!」
 混乱する白ネコを楽しむようにお姉さまは『ぐりぐり』と腰を押し付けた。
 「わかるにゃあ、いまこのカタくてアツいのでオンナのお前をぐちゃぐちゃに犯しちゃうにゃあ」
 「いやああああ~!!」
 白ネコの悲鳴が山塞の上の月に届かんとばかり響き渡る。合掌・・・。
 
 
 お姉さまは白ネコの耳をねっとりと舐めまわしつつ背後から服の上から白ネコの薄い胸を揉みしだき、片手をスカートの下に忍び込ませた。
 「ああっ・・・やめてくださいっ・・・くっ・・・」
 「どうにゃあ、オンナのコのカラダってすごくキモチいいにゃ?」
 耳元で囁くお姉さま。
 「そ、そんなことないです・・・うっ・・・はあっ・・・」
 力なくもがく白ネコ。
 「お前はこんな時、いつもウソつきにゃあ」
 お姉さまはいったん手をスカートから抜くと両手を下から上着の裾に差し込む。
 「あっ!? そ、そこは・・・」
 「そうにゃあ、お前の一番弱いトコ・・・にゃっ!!」
 『きゅいっ!!』
 お姉さまの手は後ろから手を回しているにも拘わらず、同時に白ネコの未発達の乳房の真中にある乳首を正確に捕らえ、強くひねり上げた。
 「ひああああああん!!」
 白ネコは四つんばいのままのびをするように背筋をそらせ悲鳴を上げると腕の力が抜けたのか、ガクガクと緋毛氈に突っ伏した。
 
 お姉さまは腰を突き出したようにうつぶせになっている白ネコのお尻に余裕たっぷりにまわり込むと、『ぺろん』とスカートをめくり上げる。あらわれる白いシルクの清楚なヒモパン。薄い布地は白ネコの秘所のピンク色を透かしそうになるほど熱く湿っている。
 「にゃふふ・・・」
 すりすりとお尻の丸みを手のひらで堪能してからお姉さまは楽しそうにゆっくりとショーツのリボン結びを『しゅるる・・・』とひっぱっていく。
 『ぱさり・・・』
 ショーツがしっとりと濡れた音を立てて下に落ち、ついに慎ましやかな白ネコの秘所があらわになってしまう。
 人垣の中では『白いほうはホントのオンナだぞ』と安堵の溜息が漏れている。
『マダラでも良かったのに・・・』なんて不届者もいる。
 白ネコは自分の秘所にかかるお姉さまの荒い息を感じながら胸を震わせる。 
 『ああっ・・・ぼくホントに犯されちゃうの・・・でも・・・ホントはぼく・・・』
 じわりと目に涙。意志とは裏腹にお姉さまの熱い息の熱が乗り移ったように秘所が熱くなり『じゅん』としてしまう。
 お姉さまが膝立ちになって白ネコのお尻に腰を押し当てる。うわごとのように呟く。
 「も、もうガマン出来ないにゃ!!お前の『初めて』もらうにゃ!!」
 シャフトの先端を割れ目にそって『すりすり』とこすり付けるお姉さま。粘膜同士の触れ合った場所が粘液の糸で繋がる。
 「ひゃうっ!!そんな・・・ホントにやるなんて・・・ひどいです・・・」
 涙を浮べて抗議する白ネコ。最後の抵抗とばかりに、腰を突き出した格好のまま細くしなやかな指で秘所を隠そうとするがそれはお姉さまにとって、かえってリビドーを燃やすグラビアのセクシーポーズのようにしか見えない。
 
 『ガッ!!』くびれた腰をかかえて一気に腰を押し出すお姉さま。
 「いやああああ!!!!」
 白ネコがのけぞる。
 お姉さまは器用に『くいっ、くいっ』と腰を回して野太いシャフトを白ネコの秘裂に埋没させていく。
 「くっ、きついにゃ・・・」
 いきなりの快感の大波にさらされたお姉さまは形のいい太目の眉をしかめて放出をやり過ごす。
 「うわっ!!お腹がっ!?入ってる、はいっちゃってるよ~!!」
 泣き叫んでがりがりと緋毛氈をかきむしる白ネコ。背には背骨のくぼみに沿ってうっすらと脂汗が浮き始めている。やっとシャフトを収めた白ネコはうわずった声で言う。
 「にゃふぅ・・・やっぱり最高にゃ、アツくって、キツくって・・・」
 『パン、パンパンパン』
 白ネコの腰を抱えてキレ良くシャフトを叩き込み始めるお姉さま。
 「ひぐぅ、いやぁ・・・おなかズンズンしちゃだめ~!!」
 快感より違和感の方が強いのか頭を打ち振って叫ぶ白ネコ。しかしお姉さまは八重歯をぺろりと舐めて構わず言う。
 「にゃは・・・もう出そうにゃあ・・・濃いの出たらネコのお前は一発でニンシンしちゃうにゃあ・・・」
 『パン、パン、パン、パン、パン』
 激しく腰を打ち付けるお姉さま。白ネコはそれを聞いて目を見開いて驚愕する。
 「う、うそっ!!いやっ!抜いて、抜いてくださいっ!!」
 
 じたばたと前に逃げようとする白ネコの腰を捕まえて深く突きこむお姉さま。
 『ずんっ!!』シャフトは色素の薄い襞をえぐり、巻き込み突き込まれる。
 「ひぐぅっ!!」
 「にゃはっ!!もう、どぴゅどぴゅしちゃうにゃ」
 「いやあ!ニンシンしちゃう!!外に、外に出してぇ!!」
 叫ぶ白ネコにぽそりと呟くお姉さま。
 「なんでもするにゃ?」
 何も考えずにガクガクとうなずく白ネコ。
 「なんでもしますっ、だから、だから中に出さないでっ!!」
 性急なシャフトのひくつきを感じて慌てて叫ぶ白ネコ。お姉さまは『ニヤリ』と口元をゆがめると白ネコを突き飛ばすようにしてシャフトを引き抜く。そして荒い息をついて身を投げ出している白ネコの銀髪をつかんで引きずり起こすとまだ湯気の出そうなビキビキのシャフトを突きつけた。
 「代わりにクチでするにゃ」
 「・・・・・・」
 呆然と見上げる白ネコ。上目遣いの目が加虐心をくすぐる。
 『くいっ』
 お姉さまがさらに腰を突き出す、白ネコのすべすべの頬に、シャフトについた愛液と先走りのミックスした液体がぬめぬめと跡を残す。
 
 「ああ・・・」
 白ネコは観念したように目を閉じてシャフトに桜色の唇を寄せた。閉じたまぶたに涙がこんもり盛り上がった。
 『ちゅ・・・れろ・・・ずちゅ・・・ちゅば・・・くちゅくちゅ・・・』
 初めは軽いキス。だけどすぐに本格的にしゃぶりつく白ネコ。
 「にゃは・・・やっぱり上手にゃ、よ~く思い出してキモチのいいトコしゃぶるにゃあ・・・くうん、ソコ、れろれろするの感じるにゃあ・・・」
 シャフトの裏側を舌先で強くなぞられてゾクゾクと身を震わせるお姉さま。お返しとばかりに足指で白ネコの秘裂を巧みにかきまわす。
 『ふむぅっ、うぅ・・・はむっ・・・ちゅ・・・』
 白ネコの心は乱れる。
 『こ、こんなにお口のコレがアツくって、足の指でくちゅくちゅされてて・・・キモチいくなっちゃって・・・』
 「んふぅ、あは、うぅん・・・ぷはっ、はあ、はん・・・」
 白ネコはお姉さまの指に合わせるように小さなお尻を振って悶える。瞳はけぶったようにトロリとし始めるがうっとりとした表情とは裏腹にフェラチオは性急かつ積極的になっていく。ついにはスモモのようなシャフトの先端に強く吸い付きつつ舌先で鈴口をほじくるようにいらい、さらには空いた手でシャフトをしごきたて、シャフトの下に位置するお姉さまの秘裂に指を泳がせ、シャフトの付け根の肉壁を裏から『カリコリ』と引っ掻かれるとお姉さまはついに音を上げてしまう。
 
 「だめにゃ、そんな激しくしたらもう出ちゃうにゃあ!!」
 細かく痙攣する下半身。白ネコはシャフトの根元がふくれあがる感じに慌てて口を離そうとした。
 「い、いやっ・・・ムグッ!!」
 お姉さまは逃れる白ネコの頭を掴むと逆に『ぐいっ』と白ネコの唇が自分の秘所の叢に付くぐらいシャフトを深くねじ込むと壊れたようにガクガクと腰を揺すった。
 「ンムウウウウッ・・・!!」
 「イク、イクにゃあ!!」
 『どぴゅっ、どぴゅっ、びゅくっ・・・!!』
 白ネコの喉奥に容赦なく打ち込まれるゼリーのように濃い白濁。と同時にお姉さまは自分の足の親指が奥に吸い込まれるように強く締め付けられ熱い蜜がかかるのを感じた。
 「んむっ、んむうぅ・・・くっ、ふむぅ・・・」
 涙と鼻水でべたべたになりながら悶える白ネコ。『ずるり』と引き抜かれたシャフトから『でろり』とあまりにも粘りの強い粘液が糸を引いて落ちた。
 
 「こぼさず全部飲むにゃ」
 残酷なお姉さまの指令に必死でねばつく液体を飲み込もうとする白ネコ。
 「んく、んく・・・ケホッケホッ・・・」
 目に涙をためて、やっと息をついた白ネコが恨めしそうに言う。
 「ひ、ひどいです・・・スン、スン・・・」
 「なに言ってるにゃ、どぴゅどぴゅした瞬間お前もイッたクセに」
 「そ、そんな・・・こ・・・と・・・」
 下を向く白ネコに余裕たっぷりに告げるお姉さま。つい、とつま先を突きつける。
 「わたしの足がべたべたにゃあ」
 わざとらしく言ったお姉さまの足はべったりと愛液で濡れ光っていた。
 「ホントはぶっといのを突っ込まれてどぴゅどぴゅされたいって思ってるにゃ」
 「ち、違いますっ!!」
 すでに力を取り戻しているお姉さまのシャフトを見て顔を赤らめて目をそらす白ネコ。しかし思わず『ゴクリ』と喉を鳴らしたのをお姉さまは見逃さない。
 「本当はお前はインランなメスネコにゃ」
 「ち、違う・・・ぼくは本当は・・・ひゃん!?」
 いきなり後ろから膝を抱え上げられる白ネコ。
 「じゃあみんなに確かめてもらうにゃ」
 「いやあぁ!! こんな格好、恥ずかしすぎます!!」
 バック駅弁のような格好で抱え上げられた白ネコ。全開になった秘所に盗賊達の視線が集中すると秘所が意思に反して『じゅん』となってしまい見てて哀れなほど混乱してしまう。
 
 「見ないで、見ないで下さい!!」
 赤くなった顔を手で覆って打ち振る白ネコ。秘所にはピタピタとお姉さまのシャフトが当たっている。
 「さ~てホントのお前を見せるにゃ!! 」
 「ああっ!! また入っちゃう、はいっちゃうよ~!!」
 『ずぶずぶずぶ・・・』
 今度は抵抗もなく飲み込まれるシャフト。お姉さまは引き締まったお尻を縦横に振りたてて白ネコの秘裂にシャフトを送り込む。白ネコはその一突きごとに溶かされ、変質させられていく・・・。
 
 仁王立ちになり白ネコを抱え上げ、揺すりたてるお姉さまをかがり火が異様なシルエットに変換して映し出す。
 「だんだんこなれてきたにゃ、わたしのアレを喰いしめてはなさないにゃあ・・・」
 「ウソです・・・そんなのウソです!!・・・くはぁ・・・あふぅ・・・」
 「まだそんなこと言ってるにゃ、もっと激しくするにゃあ」
 お姉さまはさらに激しく腰を使いまくる。全開にされた白ネコの秘所は『ズコズコ』と音がしそうなくらいお姉さまのシャフトが出入している。小さく慎ましい白ネコの秘所に野太いお姉さまのシャフトが何度も出現しては収まる様子はまるで手品のように感じる。
 いつしか『ズブリ』とシャフトが入るとその分の体積の愛液が『びゅっ』と溢れ、『ズヌッ』と抜かれると、白ネコのピンクの秘肉が見ていてイタイタしいほど巻き込み、引きずり出され、さらに多くの愛液がかき出された。そしてお姉さまの太ももをトロトロと伝って緋毛氈に恥ずかしいシミを付けていく。シミが広がるとともに、白ネコの口から甘い声が混ざり、月夜に溶け込んでいく。
 
 「先っぽに当たってるざらざらが舐めまわすみたいに咥え込んで来るにゃ・・・」
 お姉さまは白ネコの名器振りに苦戦しつつ、豊富な潤滑液を頼りに軽やかにしなやかに腰を使う。
 「ひいっ!! あくっ!!ひゃああん!ふあっ・・・ああっ!!・・・」
 「そうにゃあイキたくなったらちゃんとイクっていうにゃ」
 「いやあ見ないで・・・ズンズンしないで・・・だめぇ・・・イイっ、イイよぅ・・・」
 白ネコは秘所を隠すことも忘れ両手で顔を覆いブンブンとかぶりを振ってすすり泣く。
 「またイクのかにゃ?欲張りなオマ○コにゃ、エッチな音が止まらないにゃ」
 もはや言い訳も不可能だった。結合部からは粘度の高い白っぽい愛液が、ぬかるみをこねまわすような音を発していた。
 『はあぁぁ・・・イッちゃう、またイッちゃう、ぼく・・・こんなにいっぱい人がいるのにすごく恥ずかしいのにまた・・・ああ・・・もう・・・』
 白ネコのシャフトが不規則にお姉さまのシャフトを『きゅきゅっ』と締め付け始める。
 「くうっ・・・くるにゃあ・・・」
 お姉さまは眉をひそめながらも抽送をやめない。そして腰だけでなく白ネコの体を乱暴に持ち上げては落とすと同時に深く突き上げた。あまりに深く貫かれた白ネコが白目をむいて悲鳴を上げる。
 
 「うああああっ!!イクっ!!すごくイクっ・・・コンなカッコでぇ・・・ひあああああん!!!!!」
 『ぷしゃぁぁぁぁ!! 』
 大きく開脚された結合部からキラキラとほとばしる水流
 「ああ・・・見ないで・・・止まらない、止まらないよう・・・ふああん・・・」
 白い肌をピンクに染めて白ネコはわななき軽く失神する。まぶたから盛り上がった涙が一筋の線を描き、落ちていく。
 
 お姉さまは初めての絶頂の余韻にふるえる白ネコを緋毛氈の上に投げ出す。愛液にまみれたシャフトが『ビクビク』と性急にひくついていた、まだイッていなかったのだ。
 「さて・・・わたしもイカせてもらうにゃあ・・・」
 お姉さまはゆっくりと白ネコにのしかかり立て続けに犯していく。
 「ご、ご主人様・・・ぼくまだイッたばかり・・・」
 夢うつつに呟く白ネコにかまわず、お姉さまは白ネコの体を折りたたむようにして地面に足首を押し付けた。
 「さて、いくにゃぁ・・・」
 屈曲位でちょうど真上を向いた秘裂の入り口を一気に貫くお姉さま。
 「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ」
 お姉さまは体重をかけて窮屈に折り曲げられたお尻の上を弾むようにしてバスバスとシャフトを叩き込む。イッたばかりで、じわりと下りてきていた白ネコの子宮を全体重がかかったシャフトの先端がカウンターで容赦なくボコボコと殴りつける。
 
 「ふあっ・・・く、苦し・・・でも気持ちイクって・・・乱暴しないで・・・そんなにズンズンしたら・・・」
 「ふあっ!!天井がコリコリしていいカンジにゃ、イッちゃうにゃあ~」
 お姉さまはさらなる快楽を求め、のしかかるようにしてシャフトを抽送していく。そのガツガツとした様子は盗賊も呆れるほどの野犬の交合のようなセックスだった。
 白ネコはさっきからのイキっぱなし寸前の悦楽に苦悶しつつ、とろとろと呟く。
 「あ、あう・・・ズンズンが・・・苦しくてキモチいくて・・・いやあ・・・赤ちゃん出来ちゃうよう・・・」
 言葉とは裏腹にお姉さまの拘束から逃れた白ネコの足はお姉さまの腰にしっとりと巻きつき抱え込んでいた。
 「イキたかったら、イカせて下さいっていうにゃ!!じゃないとやめちゃうにゃ」
 お姉さまが耳元で囁くと白ネコはろれつの回らない口調で叫ぶ。
 「や、やめないで!!イカせて!!ご主人様のぼくの中でどぴゅどぴゅして下さいっ!!」
 「よ~しわかったにゃ!!だ、出すにゃ!!しっかり孕むにゃ!! 」
 お姉さまの薄く汗をかいた背筋が射精寸前で反り返った時だった。
 「へへへ・・・もうガマンできねえぜ」
 生臭い息とともにお姉さまの耳元で声が聞こえた。盗賊の首領だった。首領はご丁寧にもまだわずかに飛散しているマタタビを警戒してか口と鼻はしっかり布で覆っている。そして慌しくお姉さまにのしかかる。
 
 「ち、ちょっと待つにゃ・・・にゃ!!そ、そこはっ・・・」
 首領はためらわずに自分のシャフトをお姉さまのアナルにねじ込んだ。慌てて身をよじろうとするがイキかけている白ネコがしがみついていて果たせない。
 「に゛ゃああああ!! 」
 慣らしもせずにシャフトを入れられたお姉さまはあまりの事にフリーズしてしまう。首領は半分ほど入ったところで残りを一気に押し込む。
 「ひああああああああああっ!!!!!!」
 二人分の重く深い突きを喰らった白ネコが歓喜の悲鳴を上げる。
 「うあああっ、イク、またイク、すごい、すごいのおおおぉぉぉ!!!」
 白目を剥いて痙攣する白ネコ、お姉さまのシャフトを『ぎゅいぎゅい』と締め付けて射精を促すが、アナルを蹂躙されているお姉さまにその余裕はなかった。
 「は、早くはなれるにゃあ!!あとでヒドイ目にあうにゃよ!!」
 身悶えるお姉さまに首領はうそぶく。
 「へへ・・・マタタビを吸ってまともに動けるのかよ・・・おおっ!!」
 驚愕の叫び。調子に乗る首領の喉元にいつのまにか短剣が突きつけられていた。
 「ば、ばかな・・・」
 
 首領がそおっと覗けば知らないうちに自分の腰の短剣が引き抜かれ喉元にあった。そしてその短剣を握っているのはお姉さまの影で、まだ微妙に焦点の定まらない目をしてる白ネコ。
 「残念ながらぼくにはマタタビは効かない、早くご主人様から離れて下さい!!」
 白ネコは短剣を持ちつつゆっくりと立ち上がり服を巻きつける。
 
 その時、やっと魔法が切れた。
 
 ネコ耳は引っ込み、尻尾はなくなった。キラリと輝く猫目はやさしげな色を湛えた黒目に戻る。そして肝心のメスからオスに・・・月光を浴びて現れたのは猫姫さまに仕える『ぼく』。
 「人間だったのか・・・」
 首領は呆然と呟く。形勢逆転、ぼくは首領に言う。
 「王都で罪に服するなら命まではとらな・・・」
 「いまだ、後ろっ!!!」
 いきなり叫ぶ首領。ぼくは慌てて後ろを見るが誰もいない。
 『しまった・・・!!』
 ぼくはすぐに注意を前に振るが遅い。『バチン』と手から短刀が飛ぶ。
 「バカが!!てめえら取り押さえろ!! 」
 殺到しかける盗賊たち。
 「・・・まったく・・・お前はいつも詰めが甘いにゃ・・・」
 よろよろと立ち上がるご主人様。
 「コイツも正気なのか!! 」
 「薬物なれしてるネコもいるってコトにゃ」
 
 ご主人様は小さく、早く口の中でぶつぶつ呟くと大きく叫んだ。
 「天!!」
 右手を真上に上げ。
 「地!!」
 左手は地面を差す。
 「猫!!」
 そして胸元で指を組み合わせると目を見開く。
 「発雷!!」
 この前、編み出したばかりの雷撃魔法が発動する。ぼくは慌てて地面に伏せる。
 『ピシッ!!』
 スパークが飛び、スパークはスパークにぶつかりその質量を瞬く間に増やしプラズマと化してぼくの頭上を荒れ狂った。悲鳴もあげられずに首領は真っ先に雷撃に巻き込まれた。
 ぼくが恐る恐る顔を上げたとき首領の立っていたところに白っぽい灰が山になっているだけ・・・。
 「ひいいいいっ!!」
 あまりの威力に凍りつき後ずさる盗賊たち。ぼくは耳の上に挟んでいた小さな紙筒を手に取る。先っぽを『ピン』と弾くと元の大きさに戻るので、急いでそれをかざした。
 
 「ひかえよっ!!このお方は王国皇位第30位継承者『マナ』姫であられる!勅命により盗賊討伐のみことの・・・」
 朝の練習の成果か、結構噛まずに言えたので気分良くしゃべるぼく。だけど残った手下達は聞いてないみたい。
 「どん尻の30番皇女って言ったら、あのイワシ姫かよ・・・」
 「じ、実験材料にされちまうぞ!! 」
 いきなり蜘蛛の子を散らすように逃げていく盗賊達。
 「あっ、ちょっと待って・・・し、神妙にして・・・」
 呆然と呟くぼくに盗賊たちは、
 「もうダメだぁ~!!」
 「人体実験で『イヌ』にされちまうぞ~」
 「ひいっ、もう真人間になるんだ~!!」
 とか言って砦の倉庫から金目の物や、食料、食器から何から何まではぎ取って三々五々逃げてしまった。
 ご主人様は腰に手を当てて高笑い。
 「はっはっはっ、わたしの名は王国中に轟いてるらしいにゃ」
 「悪いカンジに轟いてるみたいですけどね・・・」
 
 ぼくはとぼとぼと歩いて建物の中を確認した。やっぱり鰹節ひとかけらさえ残ってない。
 へなへなとくずれ落ちるぼく。
 「盗賊をやっつけたら財宝とか食料が手に入るってご主人様が言うから怖いのガマンして来たのに・・・恥ずかしい目に合って、犯されただけ・・・」
 涙がうるうる出てきそう。『ちゃんと最後まで朝ご飯食べて来ればよかった・・・』って本気で思った。そんなぼくを諭すようにご主人様が言う。
 「自分のことばかり考えたらダメにゃ、もっと他にやる事があるはずにゃ」
 
 ぼくは弾かれるように立ち上がった。自分が恥ずかしい。
 「そうですよね!!早く下の村の人達に知らせて安心させてあげないと・・・」
 慌てて振り向くがご主人様がいない・・・と思ったらなぜか四つんばいになってぼくにお尻を向けてる。シッポをふりふりさせて言う。
 「最後イキそこねたから、早く最後までイカせるにゃあ、自分ばかり2回もイッてずるいにゃあ!!」
 「・・・・・・・・・」
 悄然と人生の世知辛さを味わうぼくにご主人様が言う。
 「別にわたしがお前のお尻を犯してもいいんにゃけど・・・」
 「い、今行きますうぅぅ!!」
 ぼくは慌てて駆け出した。
 
 空にはもう2つ目の月。誰もいない砦に2人の声がいつまでも響く。
 「にゃあああん!! 今度は後ろでイッちゃうにゃあ!! 」
 「何でいつもこうなるの~!!」
 
 
                        おわり