MKT-009 アムリタ

MKT-009 アムリタ


WUMAR基準:S



収容方法

温度管理は必要ありませんが、MKT-009は内容物が溢れないよう必ず密閉して保管してください。
また強い衝撃を避けて下さい。MKT-009を使用した実験は許可されていません。人間を含む生物への服用は禁じられています。


概要

MKT-009は壺状の土器MKT-009-1(以下:009-1)とその中を満たす液体MKT-009-2(以下:009-2)で構成されています。
████年に███より持ち込まれた様です。████年に収容されました。これはなんらかの方法で作り出された複製品であり、
同様以上の機能を有するオリジナルが存在する様です。しかしその場所については判明していません。また同様の複製品が存在する可能性が有ります。

009-1は古代███で使われていた土器と同様の外観を有していますが、検査の結果、作られた時代の特定までには至りませんでした。
物質的には一般の壺と変わりませんが、異常な点として009-1の中の009-2の水量が変化した場合、質量保存の法則を無視し009-2が
一定量まで戻るようになっています。一度009-2を出し、水量が戻った後に009-2を中に戻す実験、009-1を逆さに吊るし、
延々と009-2を出し続ける実験等が何度か行われましたが、いずれの場合も速やかに水量は元通り戻りました。

009-2は無色透明で、現在確認されているどの物質とも一致しません。いかなる物も溶けず混ざらず、
様々な温度において体積・状態を変化させる事の無い非常に安定した物質です。
基本的に無味無臭ですが、口にした者の中にはこれを甘いと感じる者もいるようです。

更に009-2が持つ特性として挙げられるのはその毒性です。口にした場合、高確率で死に至ります。
人体実験・動物実験の記録が過去に多数あり、その結果は対象により様々です。
全身から血を吹き出して死ぬ、長期間高熱にうなされて死に至る、全身が融解・発火など、一般的な毒による死とは異なる死に方が多数を占めます。

危険性の高い009-2ですが、ごく稀に服用しても死に至らない者もいます(以下:生存者)。生存者は一様に口にした際甘いと感じ、
一般的に認識される不死身・不老不死の特性を得る様です(不死性に対する実験結果は倫理的問題を有している為、閲覧禁止となっています)

MKT-009がどのような目的で制作されたのか、毒性が複製品であるが故の副作用なのか、オリジナルも同様の機能を有しているのか全てが不明です。

MKT-009を使用した今後の実験については現時点で一時全凍結され、生存者の情報も含め全ての実験結果は現在全権限にて閲覧禁止となっています。











MKT-009の実験結果の公開が一部許可されました。
現在この実験結果を参考に、生存者を特殊職員として迎え、一般職員があたれない仕事に生存者が就いています。


動物実験

件数322件 うち4件公開

009-2AA
ミドリムシ約1億匹が入った容器に009-2を数滴垂らす
細胞が破損し、1分以内に死滅.

009-2AB
ハツカネズミ100匹に009-2が混入した餌を与える
大半が突然破裂して死亡。10匹程度は全身から血を吹き出し死亡。

009-2AC
グッピー500匹が入った水槽に009-2が混入した餌を与える
食後1分以内に死滅。大半はひき肉の様になり死亡。

009-2AD
シェパード10匹に009-2が混入した餌を与える
眼球・全身等が破裂し全滅。うち1匹は発火。

以下同様に死亡。生存した生物無し。


人体実験

件数128件(MKT-009収容前含む) うち公開6件

009-BA
████年██月██日投与。当時30歳。男性。寺院出身。修行中に摂取。
結果:生存

009-BB
████年██月██日投与。当時42歳。男性。死刑囚。強姦・殺人の罪で収容。
結果:低速で全身の肉が溶け、72時間後に死亡。骨だけしか残らなかった。

009-BC
████年██月██日投与。当時26歳。孤児院出身。女性。同孤児院にて勤務。
結果:生存

009-BD
████年██月██日投与。当時65歳。男性。資産家。多額の寄付・ボランティアに参加。
結果:生存

009-BE
████年██月██日投与。当時28歳。女性。麻薬常習者。窃盗の前科あり。
結果:全身から発火、水槽に浸かるも水中でも火が消えず。6時間燃え続け死亡。

009-BF
████年██月██日投与。当時56歳。男性。暴力団団員。
結果:体内の水分が蒸発。1分以内に死亡。

生存者計12名。他は例外なく凄惨な死に方で死亡。


生存者に対する不死性の実験

件数1026件 うち7件公開

A:500mから落下
擦り傷・捻挫を負うも瞬時に回復。

B:左腕を肘から切断
瞬時に再生。傷跡無し。

C:左腕を肘から切断しすぐ様傷口に接合
正しい位置で瞬時に癒合。傷跡無し。

D:半年の絶食
変化無し。

E:爆薬にて破砕
瞬時に再生。

F:絶対零度の環境に1週間放置
変化無し。

G:MKT-012と接触
変化無し。


備考

生存者は服用時に重傷・重病を患っていた場合、服用時に完治する模様。
いずれの被験者も肉体は一定の年齢まで若返り、身体能力も飛躍的に上昇する事が確認された。
生存者となる条件は一般的な「善人」が多いが、それは正確ではない様だ。正しい条件は未だ不明。
死亡までの過程は特に決まっていないのかもしれない。必要以上の実験は危険。

MKT-012の収容にあたってもらったのは正解の様だ。今後彼らに危険な物品の収容や管理を任せてはどうだろうか?

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