世界管理会議


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世界管理会議は第二次大戦の終結後、連合国(アメリカ・イギリス・中国)の首脳が集まって作ったとされるある種の国際組織。
当時のアメリカ合衆国大統領、ハリー・S・トルーマンがその創設者とされているが、具体的な構成員は不明。

組織名にもなっている『世界管理会議』は数名の世界有数の権力者のみで開かれ、この世で起こる全ての事を決定していた。
よもやその決定は『時代』そのものであった。どこで何が始まり、何が終わるのか、そして誰がどのようになるのか。
情報の管理、戦争の管理、経済の管理、歴史の管理、技術の管理、事実の管理、貧困の管理、感情の管理…。
世界管理会議はその決定により世界の文明の発展を維持しつつ均衡を保つ事を目的としているとされ、そのためにはどこかの国で大勢の人が死ぬという決定も容易に下してきた。

世界管理会議組織の目的を象徴する決定がある。『冷戦』だ。
大戦中、日本の広島・長崎において原子爆弾の使用によりソ連をけん制することに成功していたアメリカは、今後ソ連が核兵器開発に躍起になることを予測していた。
そこでトルーマン大統領は自ら組織させた『世界管理会議』にソ連を加えず、世界の破滅へと繋がるであろう核戦争の回避のために冷戦の決定に乗り込んだ。
管理会議はトルーマン=ドクトリンやチャーチルの『鉄のカーテン演説』、マーシャルプラン、NATOとワルシャワ条約機構、キューバ危機やその後の和解、果てはゴルバチョフの台頭など、その始まりと終わり全てを事前に決定し、世界管理会議はそのように世界が動くように仕向けていた。

冷戦もまた世界管理会議によってあらかじめ発生が予想された世界の滅亡を最も自然な形且つ無血で回避させるべく考案された芝居にすぎなかったのだ。


しかし、世界管理会議は思わぬ形で終焉を迎える。終焉と言うよりは、進化と言うべきかも知れない。
世界管理会議は、世界管理会議の存在そのものが人類や世界にとって害悪な存在であるという決定を下したのだ。
この決定を下したのは管理会議を開いていた『首脳人』ではなく、管理会議が作り繰り出した『時代』そのものが下した決定であった。
つまり、世界管理会議が下してきた結果は、自然と「世界管理会議に人類は不要」という結論を導き出してしまったのだ。

いまや世界管理会議は実態のない、『運命』という概念であり、決定された未来のことである。
そこに人間の操作が加わる余地はなく、どんな超大国であろうとも世界のコントロールは不可能となっている。



…と元アメリカ大統領の ███████ の口により伝えられたハリウッドの大物映画監督スタンリー・ ██████ はそれを映画化しようとした矢先、謎の死を遂げた。
彼の自宅に厳重保管されていた脚本から、『世界管理会議』の存在が知られる事となったが、この事もまた『会議』で決定されたことなのかは不明だ。×
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