ウィルダイト

ISO27001基準セキュリティ:秘

ウィルダイト(Will-dite)

ウィルダイトとはT氏が嘗て発見した新種の金属です
特性として機器で測ると軽い筈なのに人間が持つと体感で非常に重く感じます
この特性は持った時のみで体の上に乗せた、鞄の中に入れて手に持った、ズボンに挟めているなどの場合は軽く感じます

ウィルダイトは単体では人間が重く感じるだけの金属ですが
ウィルダイトと通常の金属との合金で加工した物品の特性を高める効果が有ります
例えばウィルダイト合金でナイフを作れば、ナイフの切れ味が上がり
銃弾を作れば命中率、或は威力、もしくは両方が上昇します
この際に人間が重く感じる特性は合金の中にウィルダイトが混じっている割合が高いほど重く感じます
そして特性の向上も合金の中にウィルダイトが混じっている割合が高いほど高まります
合金の中のウィルダイト含有量が大体30%を超えるとも物理法則を超越し始める位に特性が向上します
例えばナイフは何でも切れるナイフになり、銃弾も当たって欲しい場所に絶対に当たる銃弾になります

この特性からウィルダイト合金製商品の開発が期待されていましたが
残念ながら平均的な一般人がウィルダイトが混じっている割合が5%を超えた物品を持ち上げられる人間は10人に1人で
10%を超えるとほぼ皆無になります、我が社の社員の平均は20%前後です、最高は代表取締役補佐M氏の98%でした
更にウィルダイトの埋蔵量はとても少なく、気楽に使えず至急更なる量を確保する必要が有ります
現状では一点物の特殊な商品、或は重要人物の警備員の装備としてウィルダイト合金製武器が使われる事が決まっています


T氏の考察レポート
我々が集めたMKTの中に伝説の剣やら伝説のなんちゃらやら言う物は大量に存在する
重たくてまともに持ち上げられない物も多く有りそれらはウィルダイト合金製の物では無いだろうか?
調べる価値は有りそうだ、そしてもう一つ、何故この金属は加工した物品の特性を高めるのか?
体感で重くなる点も考慮して私はこの鉱物が人から何らかのエネルギーを吸い上げて
吸収している鉱物的な生命体ではないかと言う仮説を提唱する
そうすれば加工した物品の特性を高める点も納得が行く
自分達を如何に手に取らせるか、と言う考えが有るのではないか
ならば恐ろしい物だ、人の欲望に漬け込み自身の利を得る
まるで寄生虫だな、私は人類の未来の役に立つかもとウィルダイトと名付けたが
ウィルダイト合金での装備作成計画は破棄した方が良いな
Kが久々に会合を開くらしいからそこで相談するか、アイツが老衰で死ぬ前に多くの事を成しておかねば