MKT-173 凋落-ノンオリジナル-

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&bold(){番号:} MKT-173 &bold(){分類:} 異常存在 &bold(){WUMAR基準:} H &bold(){概要:} MKT-173は、異常存在とその周囲にのみ適用される異常な法則です。 MKT-173の存在は、「異常存在にまつわるエピソード、及び公式文書の大部分が『娯楽コンテンツ』としても成立している」と指摘された際に認知されました。 検証の結果、我々が保有する文書の██%が「怪奇創作」としての閲覧に耐えうる物であると判断されています。 MKT-173による「娯楽性の付与」は - 「どんでん返し」を目的とした予期せぬ事案の誘発 - 「推測の余地を残す事」を目的とした情報の欠落 といった弊害をもたらすため、無力化へ向けた研究が行われました。 数々の困難を乗り越えて、我々の研究は実を結びました。 MKT-173の性質は無力化され、我々や異常存在の振る舞いに「文学的な面白み」を付与される恐れは無くなりました。 多くの異常存在もまた無力化され、この世界の安全は確立されました。 それは大きな間違いだった。 MKT-173は無力化されてなんかいない。 「つまらない物とつまらない話で埋め尽くされる」 それが今この世界に働く法則、「MKT-173」だ。 我々は間違っていた。 この世界には「打つ手の無い脅威」が多過ぎる。 この世界には「人類を守る手段」が少な過ぎる。 当然だ。我々が拒んだのだから。「やり過ぎでない脅威」も。「ユニークな対処法」も。 我々は終わる。じきに。つまらない怪物の手で。終わる。終わる。 ゆるしてくれ。

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