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鼻で笑うように、〝それ〟はもはや空白で満ちていた。
そう、元には戻れない。戻りようがない、無茶苦茶に壊れたそれらは、集めて繋げた所で目も当てられない物に成り下がる事だろう。〝それ〟はどうしてもそうはなって欲しくなかった。その為に以上を蒐めた。記録した。残した。どれもこれも、観られるために、存在を証明するために――憶えていてもらうために。
――結論から言えば、意味はなくなった。全ては灰燼に還った。
一度繋がった人達は、また千切れ捻じれ漂白し乖離した。
記憶は、悪い方に転がったのだ。
責任は〝それ〟に在るだろう。『蛇』は、アダムとエヴァに智慧を与えたが、『蛇のような愚か者』――すなわち〝それ〟には何もない。概念を形作り、それを正しいと盲信し、周囲に押し付け、そして自分勝手に去っていった〝それ〟には、知恵と呼ばれる何かは無いと断言できよう――挙げ句の果てに、自分勝手に戻って来ては、概念を形作るような愚か者には。
こんなはずではなかった――と、更に〝それ〟は嘆く。
蛇に脚が生えた場所――此処は既にソレだ。〝それ〟はそう思う。私はそう思う。僕はそう思う。俺はそう思う。
きっとみんな、そうおもう。
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**名称:絶対的概念――鼻で笑うべき、おざなりなかみさま
**MKT番号:MKT-000――いないんだ、そんなもの、もう呪縛はないんだ
**WUMAR:
***概要
どうして僕らはそれをそうと認識した? 僕には分からない、きっとはじめからそうだった。みんなわかっちゃいない。そんなものを認識したところで、常識は常識だ、外れる訳がない。
***MKT-000
初めから、認定なんかされていない。
馬鹿馬鹿しい妄想を、書きなぐって書きなぐって、末にできた出来損ないを、また馬鹿馬鹿しい妄想で塗り固めて――僕は、そうここに書いたんだ。
***終わったんだ。
***認識はされた――嫌なくらい、もう十分だ。
***僕を忘れてくれ
***僕を知ることなんかなくていい
***僕は無い。存在しない、それでいいんだ、初めからそうだった。
***いない物を見るな、知るな
***もういない、いたくない。僕は、僕らは必要ない。
くだらなく、ノートの右下に書きなぐられた思い達。
きっと日の目は見ないはずで、脳内で完結するはずだったすべての概念。
知るべきじゃなくて。自分が何なのかも不明瞭なそれらが――きっと――000、何もない数だった。
だからもう、必要ない。日の目は見なくていい。脳内の片隅に押し込めていい。
概念なんか、そこらにもっといいものが転がっている。
僕らの明日は、こんな物を欲しない。
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