洒落た喫茶店

名もない物語 ~1話~


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私とお姉さんは汽車から降りて“施設”に向かった。

初めてここに来た私はすごくドキドキしていたし、あの時はまだ何も知らなかった。

今思えば何と軽はずみな心だったのだが。

「ねぇ。わたしはへいしになるの??」

まだ幼い私は兵士になるということをきちんと理解してなかったのだろう。

「そう。お姉ちゃんもまだ戦場には出たことないけど、この歳から戦場に出れる子もいるのよ。あなたも頑張ればその歳で出れるわよ。」

戦場に出ることは名誉であった。

私達子供は小さいときから国を尊敬しするよう洗脳されていた。

「ふぅん。それよりもさ、ぶじゅつおぼえるの、たいへん?」

「…。そうね。辛いわ。」

姉はそれ以降喋ろうとしなかった