キルミーベイベー
あらすじにもあるように殺し屋としての自分に悩むソーニャと、殺し屋を止めさせたいがどうにもできないもどかしい日々を送るやすなのちょっと悶々とした話
オリ主TUEEEが蔓延する魔窟では順当なサイドストーリーでこれだけで個人的評価は鰻のぼり
話はソーニャ視点とやすな視点での三人称で展開される
文章作法に特段のミスはなく、癖のない素直な文体は読んでいて安心する
(素直な文体ってなんぞやという話だが、要するに厨二臭くない。どうにも言葉にしづらいが御寛恕いただきたい)
本作品では殺し屋としてのソーニャを描いたちょっとシリアスな雰囲気とキルミーベイベー本来の緩い雰囲気が混在する
個人的にはキルミーベイベーが四コマ漫画じゃなかったらという少々真面目な印象を受けた
こんなのキルミーじゃないやいという意見もあれば、
殺し屋という側面を真面目に描写したらこうなるだろ常考という意見もあると思われる
(ついでながら私は後者を推したい)
要するにアニメ最終話をもうちょっとビターテイストにした雰囲気
ギャグを小説という文字媒体に興すのは至難の業だと個人的には思う
本作品もやすながバカをしてソーニャに鉄拳制裁を喰らっていちゃいちゃするシーン、
つまりキルミーベイベー本来のギャグシーンが少々冗長に思われた
が、これも結局私個人の感性の問題
原作の雰囲気がよく再現されているように思われたので皆様には是非一読してほしい
余談だがやすなの「くそぅ、くそぅ!」は三回
【紹介理由・感想】
,, _
/ ` 、
/ (_ノL_) ヽ
/ ´・ ・` l キルミーベイベーは復活するんだ
(l し l) 悲しみの弔鐘はもう鳴り止んだ
. l 、__, l 君は輝ける人生の、その一歩を、再び踏み出す時が来たんだ
> 、 _ ィ
/  ̄ ヽ
/ | iヽ
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最終更新:2017年08月22日 21:39