聖闘士星矢


【作品名】激突!二人の双子座の聖闘士! 
【作者名】is.
【URL】https://novel.syosetu.org/4601/
【原作】聖闘士星矢
【あらすじ・概要】
カノンが生きていたらっていうif物の短編
龍峰がパラドックスにやられている最中に乱入→交戦
ただただパラドックスを倒すのではなく、きちんとアテナの愛を語りパラドックスを諭した辺り作者に好感を持った
文章量もあるのが○
ただ最後にあっさり紫龍からカノンに乗り換えたような台詞があったのが残念


【作品名】聖闘士星矢~ANOTHER DIMENSION海龍戦記~改訂版
【作者名】水晶◆
【URL】https://novel.syosetu.org/7087/
【原作】聖闘士星矢シリーズ
【地雷条件又は注意事項】
良くある現実世界→二次元世界へというものではないが、転生物であること
元々Arcadiaで連載されていた作品の改訂版なのでよくある改訂版はエタるフラグが折れるかどうかのフラグがあること
この作品の発表後に同じ時系列で主人公の聖衣(鎧)と同じ星座の聖衣を纏うキャラが主人公の外伝作品が始まったのでここ最近聖闘士星矢世界に入った人には大きな違和感を感じさせる可能性があること
現状で設定上の詳しいつながりは明かされていないがロストキャンバスに出てきたキャラクターと同名の別人であるキャラクターが出てくる
【あらすじ・概要・感想】
聖闘士星矢においてポセイドン陣営の海将軍のシードラゴンには双子座サガの弟カノンが就いていたが、カノンではなく本来シードラゴンになるべきはずだった人物はどうなってしまったのか――
ポセイドン陣営の戦士は適性のある人物をポセイドンが呼び寄せるという設定になっているが、自らの意思でポセイドン陣営に就いたシードラゴンには別に適性のある人物が居たのではないか?という説から出来た作品であり、
この作品が始まった当初に出ていた外伝作品の設定をほぼ全てクロスさせた上で破綻の少ない世界観になっている。
文章については違和感なく読めるものであり、面白さについてArcadiaに連載している分の感想量が炎上抜きに話数の10倍以上あることが一つの基準になっている。
後、ロストキャンバスを読んだことがある人ならば誰もが覚えているであろう藤原啓二さんの声が似あいそうなトラブルメイカーも出演している。


【作品名】聖闘士星矢 9年前から頑張って
【作者名】ニラ
【URL】https://novel.syosetu.org/2746/
【原作】聖闘士星矢シリーズ
【地雷条件又は注意事項】
  • 現実世界→二次元世界への転生or憑依ものである
  • Arcadiaとの同時掲載であり、海龍戦記のような改訂版ではないのでArcadiaで読んだことのある人には目新しい要素はないこと
  • 更新がとても不定期であり半年以上開くこともあるのでエタったのではないのかと不安になることがあること
【あらすじ・概要・感想】
転生か憑依なのか…前世の記憶を持つギリシャに住む少年クライオスが前世で読んだ漫画・聖闘士星矢に登場しているキャラクターである『教皇』に出会い、好奇心に任せ、ある質問をしたことから聖闘士候補生になってしまうのだった――
二次創作の投稿サイトにある聖闘士星矢作品では恐らく相当古い部類であり、現在も続いている作品。
原作がバトル漫画であるので戦闘の多い作品かと思えば外敵との戦闘は27話中2度程であり、その2度も死闘という程のものではないのでそういった要素については原作にこの先の展開に期待するべきものである。
戦闘が少ない…ということで何が重視されているのかと見るならばそれは人間関係である。
第1話~21話までと長い話数を修行編に充てており、その中で聖域(聖闘士の本拠地)に住まう様々な人物との交流を深め、時に過酷を通り越した理不尽な修行と聖闘士への就任イベントを描いている。
sideは使われていないが、文章は基本的に主人公の一人称で進んでおり、主人公が不在の時はその時のメインのキャラクターの視点の文章になっている。
また、人間関係におけるご都合主義に近い展開や、序盤の聖闘士になる前の描写などを含め転生者キャラクターにありがちな原作知識を知っているが故の遊び心というか慢心のようなものが時々見えることがあるのでそういったものが苦手な人は要注意である。
個人的には海龍戦記に比べると薄味に感じる作品であるが、軽さ故の面白さもあるので十分に楽しめる作品であると思う。
最後に古い情報ではあり、現在はどうかは不明であるが、この作品の作者は最近の外伝作品に関してはあまり目を通しておらず、設定を反映させるつもりはあまりないようなのでその点についての突っ込みは控えた方がいいかもしれない。


【作品名】もし青銅が黄金だったら
【作者名】377
【URL】https://novel.syosetu.org/4398/
【原作】聖闘士星矢
【地雷条件又は注意事項】
  • オリジナルキャラ無しのIFストーリである
  • 星矢を始めとしたメイン五人のキャラクターの活躍の場が殆ど無い
  • 更新は遅め(らしい)
【あらすじ・概要・感想】
銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)の最中乱入してきたフェニックス一輝率いる暗黒聖闘士辛くも勝利した星矢達。
しかし、そんな彼らに襲い掛かる聖域からの刺客白銀聖闘士…星矢は尖兵であるリザドのミスティを倒すも続けて現れた白銀聖闘士達に敗北寸前にまで追い詰めれる。その時現れたのは城戸沙織と謀反を起こし、死んだはずの黄金聖闘士サジタリアスアイオロスなのであった――
9年前、海龍戦記と違い、転生ものではなく原作開始前に死亡していたキャラクターがもしも生きていたら?という設定の再構成ものである。
原作での直接の戦闘描写はないものの、主人公が黄金聖闘士の中でも最強クラスと言われていた射手座のアイオロスなため序盤は殆ど蹂躙ものに近いレベルの戦闘になっており、
原作の山場と言われている聖域十二宮編もメインで戦うのは敵も味方も黄金聖闘士なので原作とは違った強者同士の戦いを楽しむことができる。
また、キャラクターの力量は原作を逸脱しない範囲に留めている為か原作の第二部の敵あるポセイドン軍と第三部の敵であるハーデス軍が同じタイミング動き出すという衝撃のオリジナル展開になっている。
文章は三人称視点で書かれており、台詞量とのバランスも丁度良く読みやすい。
但し、これまでの文からわかるようにこの作品のメインキャラクターは黄金聖闘士であり、星矢を始めとする青銅聖闘士の活躍は殆どなく、敗北数も多く終いには戦闘描写がないまま敗北し、メッセンジャーボーイになってしまっている。
あくまでも主役の変更による影響であり、悪意があってのものではないが原作主人公の活躍が見たい人が読むには注意が必要である。
個人的には黄金聖闘士に魅かれて聖闘士星矢に入ったので違和感なく楽しめ、つい手元にある黄金聖闘士のフィギュアに作品をイメージしたポーズをとらせてにやけてしまう…文中の表現が頭の中で絵でイメージできる素敵な作品であると思う。


【作品名】とある冥闘士の奮闘記
【作者名】マルク
【URL】https://novel.syosetu.org/5785/
【原作】聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話
【地雷条件又は注意事項】
  • 現実世界→二次元世界への転生ものであり、導入がテンプレート的な神様転生展開である
  • 主人公は敵陣営側でありオリジナルのポジションに就く予定とのこと
【あらすじ・概要・感想】
聖闘士星矢の冥王軍の冥闘士になることを望み、18世紀の日本に武家の次男坊として生まれ変わった主人公。
武家の人間として厳しい教育を受け育だち7年…ある日、彼は悪魔と出会った―――
数少ない聖闘士星矢作品の中でも更に珍しいロストキャンバスの二次創作である。
あらすじにある悪魔とはロストキャンバスを読んだことがある人ならば誰もが覚えているであろう藤原啓二さんの声が似合いそうな憎いあんちくしょうであり、海龍戦記での黒幕的ポジションではなく、主人公の師匠として活躍する。
現在、10話まで掲載されているが星矢作品である9年前に近いほのぼのさが混じった修行パートメインであり、原作の展開に入るにはまだ時間がかかりそうである。(その前に過去編を描いた外伝に介入する可能性はあり)
文章は視点切り替えにsideが使われており、プロローグがテンプレート的な神様転生という地雷要素が含まれているのでそういったものに生理的嫌悪を覚えるレベルで苦手な人は要注意である。
そういった欠点はあるものの、珍しいロストキャンバスの二次創作であり、原作設定で神から人に堕とされて転生を繰り返す男が転生者を育てる…という他の転生モノに無い展開が面白く、先が楽しみな作品である。

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最終更新:2017年08月16日 23:17