森番と歌






 また孤立




 湖の淵でその水面を見ていた私は、ただその思いが頭を支配していた。


 “一番辛いのは、独りでいることと食べるものがないことだからね”


 某有名映画の老人のセリフが遠くで聞こえてくる。


 あぁ、知っていたさ。
 そして、自分がまだ至らないことも。


 目を瞑り、後悔しても戻らない。
 覆水、盆に返らずだ。
 ふぅ、と息を吐き、マイナス方向に沈んでいた意識を引きずり戻す。
 

 そして人がいない事をいいことに、歌いだした。





『信じる未来がある
 胸には希望がある

 心と心よせて
 歩く音が響いている

 季節は巡っている
 蕾が開いている

 心を暖めよう
 明日のために歩いて行こう

 冷たい夜を越えて
 輝く朝めざして

 あなたと手と手つないで
 さあ行こう明日のために


 どんなに離れてても
 想いを届けたくて
   
 心と心結ぶ
 強い絆でつながってる

 あなたの目に写した
 夢へと道は続く

 心を暖めよう
 明日のために歩いて行こう

 冷たい夜を越えて
 輝く朝めざして

 あなたと手と手つないで
 さあ行こう明日のために

 溢れる笑顔と安らぎを
 分け合おう今日も明日も

 信じる未来がある』





 それは、前の世界で好きだった歌の一つであった。
 とても、胸に来る歌で……
 


 心の中にあるのは、信じたいという思いのみ。

 歌う過程で、私は、悲しくとも生きていたいから、突き進むんだと。
 己に言い聞かせ、信じさせていく。
 


 *歌は、池田綾子さんの「絆」です。
 

 

 

さっきはありがとう」

 


ふいに背後から声がした。

 


振り向けば、ハリーがいて、その後ろにロンとネビルがいた。
ネビルはロンに引っ張られるようにして立っていた。

 

まさか、主人公に励まされるとは。
気配を消しておくべきだったかもしれない。
まぁ、後の祭りだ。
諦めよう。

 


「君、さっき僕を庇ってスネイプにあんなふうに言ったんだろ?」


ハッとして、しばし、固まっていた思考の流れを再開させる。

 

『あ、ああ。ちょっとスネイプ教授が大人げなかったものでね』


既にあれだけ、子供っぽくない言葉を使ったのだから口調は気にせずに言った。


『でも、今度は私が教授の標的になるかもね』

「そんな!」


ハリーの後ろで、ロンが叫ぶ。
その叫びに、ネビルが顔をしかめていた。
ハリーも難しい顔をしている。


『大丈夫よ。慣れてるから』

「……まだ、入学したばかりなのに慣れているってどういうことだい?」


フォローというより、そんな顔をさせていたくなくて言った言葉に、ハリーが聞いて来た。


『ああ、それは……ここでは言いにくいわね。もうそろそろ他の人たちも来るでしょうし』


ボロを出す事にはならないだろうが、さすがに外で立ち話をするわけにもいかない。
それにこの湖のほとりは、本当に生徒の間で午後過ごす場所として人気なのだ。


「なら、今から僕たちと来ない?」

『?どこに?』


私は首をかしげ、ロンとネビルは顔を見合わせた。


「ハグリッドにお茶を呼ばれているんだ。彼にも話していいのなら、そこで話してよ」


ハリーが言う。

 

 


おぅ、原作通り誘われてたんですね。
すっかり失念してましたよ。

まぁ、ハグリッドになら大丈夫でしょ。
既に知っている事ですし。


『いいわよ』


そう了承して、ハリー達とハグリッドの小屋へ向かった。

原作や映画ではネビルはいなかったはずだが、まぁそこはいいでしょ。
既に魔法薬学ぶち壊したことだし。
ああ、ごめんねセブルス。
土日手伝うから許してーな。

 

というか、今日金曜だったんだ。


ハグリッドの小屋の前まで来てから、その事に気が付いた。
トリップして、曜日感覚もおかしくなっていたらしい。


“禁じられた森”の端にある彼の小屋は、やはり石と木でできていた。
戸口に、弓矢と防寒具が置いてある。


ふむ、防寒具の収納場所はないのか……


私が素朴な疑問を抱いていると、ハリーが扉をノックした。
やはり、扉をひっかく音と犬の声がする。


やべぇ、猫も好きだけど、犬も好きなんだよなぁ。
ハグリッドなら触らせてくれっかな?


「退がれ、ファング退がれ」

ハグリッドの声が響き、戸が少し開いたが、

「待て、待て退がれファング」

とボアーハウンドを押さえつけていた。


うはぅ!大きい可愛い黒い!


彼は、なんとか外に出ようとしたがるファングを押さえつけて、私たちを招き入れた。

「おう、禪も来たんか」

『やっほ、久しぶりハグリッド』

ハグリッドが、私もいることに少し驚きつつ、ファングを放した。


すると、ファングはネビルに甘えはじめる。


おいおい、原作じゃロンにじゃれついてなかったかい?この子。
てか、羨ましいぞ。


ネビルは飛びかかるようにじゃれてきたファングを、最初驚いたものの、とにかく体勢を立て直して体をわさわさと撫でていた。


やべぇ、めちゃ羨ましい。


「まぁ、くつろいでくれや」

「ねぇ、なんで禪のこと知っているの?」

「そりゃぁ、しっちょるぞ。なにしろ……ん?そこの赤毛の坊やはウィーズリー家の子か?」

言いかけたハグリッドが、ロンに気づいた。

「うん、そうだよ。僕ロン・ウィーズリー」

『あ、ちなみにファングを撫でているのが、ネビル・ロングボトムだよ』

すっかり忘れられていそうなので、ネビルをハグリッドに紹介した。

「おおう、そうかそうか。ロン、お前さんの双子の兄貴たちを森から追い払うのに、俺の人生の半分を費やしているようなもんだ」

ハグリッドは、まぁまぁうまいお茶と固いロックケーキを出してくれた。

ロックケーキはやはり固い。


うむ、あれだね。
カリントウとかより楽だけど、食べにくいのは変わらんね。


「そ、それでどうして禪の事を知ってるんですか?」

ファングから離れたネビルが、お茶を一口飲んでから言った。

「ああ、話の途中だったな。禪、言ってもいいのか?」

『ええ、いいわハグリッド。どうせ知る事なら早めに知っておいた方がいいであろうし』

「……ちなみにダンブルドア校長には?」

『言ってないから後日報告になるけど?』

ハグリッドがその言葉に顔をしかめた。


いやぁ、言うも何も、流れでこうなっただけですし。


ハリーとロン、ネビルの三人はダンブルドアの名前が出て顔を見合わせている。

「んじゃぁ、しばらく待っとくから、ふくろう出してこいや」

『……ふくろう小屋までかなり遠いわよ?』

「ちょうど、お前さんのふくろうがきちょる。他のふくろうを威嚇していたのを見かねて、一度こっちに持ってきた時に場所を覚えられてな。今日は餌をねだりに来とるぞ」

『やっぱり、スネイプ教授が言った通りほかのふくろうを威嚇してたのね。はぁ、わかったわ。その威嚇の件も含めて、簡単な手紙出してくる』

私はそう言って、裏口から外に出た。
ハリーたち三人は、話について行けないと顔を見合わせながら、ゆっくりと固いケーキを食べていた。


『お、いたいた』

鶏肉にむしゃぶりついているアメリカワシミミズクを発見し、近寄っていく。
アメリカワシミミズクは、ムスッとしているようで、ひと鳴きすると羽を広げて威嚇してきた。


おおい、私主のはずだろ?
って、拗ねてんのかやっぱ。


『ごめんね、名前付けるのが遅くなって。本当は買った時に付けてやりたかったんだけど、君にしっくりくる名前がなかなかなくてね』

これは本当の事だ。
この目がキリっとしているアメリカワシミミズクに、行き当たりばったりの名前を付けるわけにはいかない。
しかし、杖と猫の名前を先に付けてしまったのも事実。

まぁ、イメージが上手くまとまらなかったのがいけないんだけど。

『君の名前はね、“皓(こう)”っていう名前にしたよ』

それを聞いたアメリカワシミミズクが、威嚇するのをやめた。

『意味は光。さて、この手紙を届けてくれるかい?アルバスのとこまで』

そう言えば、意気揚々食べるのを中断し、手紙を銜えて飛び去っていった。


て、他のふくろうより速くないかこいつ。
もう既に校長室辺りに行ってるぞ?

 

 


◇~~~~~~~~~~~~~~~~~◇

 

 

 

しばらくして、走り書きした手紙への返事がきた。
内容を確認し、頷いて小屋へ戻る。

ちなみに、皓は手紙の返事を渡すなり、また鶏肉にむしゃぶりつきました。
意外と、食い意地張ってるよね。


『ただいま~。ハグリッド、言ってもいいよ。オーケーサイン出た』

裏口をくぐりながら、皆に聞こえるように言った。
ハリーたちはやっとかと、食べることをやめ、聞き耳を立てた。

「そうか。なら言うぞ」

ハグリッドはエッヘンと咳払いした。

いやいや、君は演説かじゃないからその仕草はいらんぞ?

「禪はな、ダンブルドア校長の義理の孫だ」

ロンとネビルが目を見開き、ハリーはまだ疑問があると口を開いた。

「でも、禪はスネイプ……教授に」

「ああ、ダンブルドア校長が禪の部屋をスネイプ教授の横にしたんだ。そこで世話を自然とスネイプ教授がするようになったんだ。まぁ、禪はマクゴナガル教授にもお世話になっとったぞ。俺の処には、森に薬草をとりに入る時にスネイプ教授にくっついていくのを見た事があったくらいだが」

『まぁ、ハリーより肉親がいないからねー。というかゼロだよ。んで、いろいろあってね。引き取り手がいないとこを、校長先生に引き取ってもらったのさ。スネイプ教授にはいろいろ世話になっててね。まぁ、見返りにフツーは罰則としてやるような材料の選別や、大鍋の掃除とかしてたけどね』

ウィンクに自信はないので、ハグリッドのお茶を一口飲む。


うーむ、これはほうじ茶に近いのか?
紅茶のはずなのに、煮えだぎった湯を入れたのでそんな味になってしまっている。


「……それで、慣れてるって言ってたんだね」

『そうよ』

どうやらハリーは納得したようだ。

 


そのままハリーたちは、ハグリッドに初めての授業がどういうものだったかを話していく。

その間、私はファングが寄ってきたので、なでなでしていた。


やっと触れる~。
かわいい、クロクロ、でも名前はファング♪


「あの猫だがな――」

ハグリッドがフィルチを嫌がり始めた。


いえいえ、ハグリッド。
ミセス・ノリスはただ忠実に任務を遂行しているだけだよ。
てか触りてぇな。


「――フィルチの奴がそうさせとるんだ」


お、セリフ終わった。


『でも、庸ならいいでしょ?』

「ああ!あいつなら大人しいもんだ。鳴かないし、どうも我慢強い」

「一度ファングの背に乗ったこともあるぞ?」とハグリッドが庸のことを褒めはじめた。


犬にまで乗ったのか。
というか、どこまで行ってるんだ庸。


灰色の毛玉が今どこにいるのか心配になって、少し頭を抱えた。


「ハグリッド、スネイプ……教授の事なんだけど」

ハリーが魔法薬学でのことを話しはじめた。


て、教授って素直に付けにくいんですね。


「気にすんなや。スネイプ教授はああいう人でな。生徒の皆に嫌われちょる」

『だねぇ。ご本人も承知してるしね』

ハグリッドと一緒に苦笑しながら、ハリーに言う。

「でも、僕の事本当に憎んでいるみたい」

「ばかな。なんで憎まなきゃならん?」

そう言いながら、ハグリッドはロックケーキを噛み締めていた。

『ハリーのせいじゃないから、大丈夫よ。ま、わけはそのうち分かっから、気にせず授業うけよーね』

フォローを出しつつ、私もケーキを削り取った。


バレバレですぜ、ハグリッド。
顔に“理由は知っているけど、言えない”って書いてあります。


私のフォローの甲斐もなく、ハリーはまだセブルスの事をどうしてだろうと考えているようだった。

 


「そういえば、チャーリー兄貴はどうしてる?」


ハグリッドが話題をそらした。


「俺はやっこさんが気に入っとった――動物にかけてはすごかった」

「チャーリーなら、ルーマニアでドラゴンの研究にいそしんでるよ」


話を振られて嬉しいのか、ロンが嬉しそうに言った。


『へぇ、双子以外にもロン兄弟いるんだ?』

「ああ、うん。家は子供が多くて、僕は六番目なんだ」

『マジか。いいなぁ私は四姉妹で長女だったから、兄がいるって羨ましいよ。見本にはできるでしょ?ま、その妹たちもいなくなっちゃったんだけどね。他の兄弟にはどんなのがいるの?』

「ええと、まず上から順にいくとビルがいるよ。あいつは見た目ハンサムでさ、今はグリンゴッツ魔法銀行のエジプト支店にいる。今じゃ“呪い破り”さ。」

『へぇ、あのグリンゴッツに就職できたんだ。頭いいのね。てか“呪い破り”って何?』

「ああ!家じゃ一番頭がいいって母さんが言ってたよ。“呪い破り”はトレジャーハンター兼考古学者みたいなもんさ」

『ふーん。ということは、そのビルが長男ってことね。次男は?』

「さっきのチャーリーさ。さっきも言った通りドラゴンの研究をしていて、いつもやけどとか切り傷が絶えないって言ってたよ」

『相手がドラゴンだものね。そりゃ、爪と炎に晒されるわ。次の三男は?』

「まだ、ホグワーツの学生さ。名前はパーシー。僕にスキャバーズを譲ったのもこいつさ」

『……もしかして、嫌いなのかい?なんかトゲトゲしてるけど』

「ああ、嫌いだね!あいつお高く留まちゃってさ。成績がビルと同じくらいいいのに、それを鼻にかけて監寮生してんだよ?しかも容赦ないんだ」

『あら、フィルチさんに同調してそうな人っぽいね。夜、寮から出てしまったら気を付けなくちゃ。……?ということは、双子ってのが四男五男てこと?』

「うん、フレッドとジョージさ。この二人は悪戯に命懸けてて……」

『……フィルチさんとハグリッドを悩ませてんのね。ん?ロンって一番末っ子?』

「違うよ。僕は下から二番目。もう一人下にいてさ。来年入学してくるから、それまで楽しみにしててよ」

『そっか。んじゃ、楽しみにしてるかな。ちなみに弟?それとも妹?』

「妹だよ」


ハグリッドの質問を乗っ取て、ロンとそんな質問のやり取りをした。


いやぁ、ほんと羨ましいですよ。
頼もしい上の兄弟がいるって。
パーシーは論外ですが、見本に出来るじゃないか。
私も欲しかったよ、兄。


「ねぇ、ハグリッドこれ新聞?」

ハリーがティーポット・カバーの下から、新聞の切り抜きらしきものを引っ張り出して問うてきた。


題名は“グリンゴッツ侵入される”


おおぅ、あの二つの顔男やりやがったのか。
ま、実がない強盗ですからね。
無駄足 乙。

「ハグリッド!グリンゴッツ侵入があったのは僕の誕生日だ!僕たちがあそこにいる間に起きたのかもしれないよ!」

ハリーが興奮してそう言えば、今度はあからさまに顔を背けるハグリッドがいた。


この人は演技できんよね。


『確かにそうかもね、ハリー。でもこのグリンゴッヅの人の言う通り、“詮索”はしない方が身のためだと思うわ。だって、あそこに強盗に入るっていう人がロクなやつではないという証になってしまっているんだもの』

「でも、禪!」

肯定してから、“詮索”しないようハリーに言った。
それでもハリーは食い下がる。

『それにもし、関わることがあれば、おのずと向こうから近寄ってくるもんですよ。ま、こういう強盗とはお近づきになりたくないけどね』

その私の言葉に、ロンとネビルが頷いた。
二人とも災難にあうことが多いための返答だろう。


ネビルはわかるが、ロンの災難って……あ、兄弟絡みか。
それでも私には羨ましいぞ。


私の意見にハリーが渋々「わかったよ」と言ったため、ハグリッドは安堵して息を吐いた。
しかし、彼は背を背けているせいか、ハリーがまだ推理することを諦めていないのを分かっていなかった。


この人あまいなぁ。
セブルスがため息つく筈だわ。


とにかく、ハグリッドやロン、ネビル、ハリー、私の五人は、その後、他愛もない話に突入し、その合間にロックケーキを食べきった。
夕食に遅れぬよう、夜の帳が落ちそうになっている夕空の下、四人とも小屋を出て城へと向かう。
ハグリッドは動物のご飯を用意してから向かうらしいので、置いてきぼりである。

 

 


 


『夕焼け 小焼けで 
 日が暮れて
 山のお寺の鐘が鳴る
 
 おてて繋いで 皆帰ろ
 カラスと一緒に帰りましょ』

 


 夕焼けに染まる空を見て思わず歌を口ずさんだ。

「それ、なに?」

 ロンが聞いてくる。

『ああ、日本で親しまれてるわらべ歌さ。子供はこの歌聞くと早く家に帰らなきゃと思うの』

「へ、へぇ、お寺ってのは?」

 今度はネビルだ。

『此方でいう教会のこと。そこの鐘が鳴り響く時間で生活していた時代があってね。そんで暗くなる前にこの時間には帰れって親に言われていたからこういう歌が出来上がってんのさ』

「変なの」

 これはハリー。

『まぁね。今じゃ時計が一般家庭にもあるくらい普及してるけど、当時時計は高価なものだったし、そもそも時計というのが日本は技術的に遅れていたためにお寺の鐘で時間を知らせるというのが主流だったのよ。しかも、つい百二十年前までね』

 確か今は一九九二年だったからと計算して、そう答えた。

「そうなんだ。君って、物知りだよね」

『ん?』

「あの魔法薬学でも、難し事知ってたし……」

「だよな、あのスネイプが冷や汗流してんだぜ?おったまげたよ!」

 ハリーの意見にロンが便乗し、ネビルは頷く。


 って、セブルスが冷や汗流しているのを見ていらっしゃるぅ。
 という事は、他の生徒も見てるってことで……
 やべ、マジでセブルスに会うのが怖い。


『まぁ、休みの期間も学校にいる以上、図書館に通い放題ですし、教授たちに意見を聞くこともできるので知っていたことなんですよ』

 そう言って、ごまかした。




 あはは、流石にホントの事言う訳ないじゃないですか。
 最初っから。



 先に寮に戻り、その四人で夕食をとりに大広間へと行った。



 なんやかんやで、この四人(私も入れて)は仲良しになった。

 

                        次ページ:土日の災難(土曜編)へ

 

最終更新:2015年05月04日 00:09
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