一人暮らし

 

 俺の感は当たった。

 兄的存在の奴はとある任務に出て行って殉死した。

 今更だったが、奴の名前は”ダン”とか言ったらしい。

 俺にしては似合わないが、化けて出てほしくないので墓に花を供えることにした。

 適当にそこらの道に咲いてたやつを摘んで持っていくか……。

 

 本当に、昔の俺ならしねぇな。

 正統派の悪の俺だぞ?

 残酷なはずなんだがな。

 

 

 墓に行ったら女の人がいた。

 ……気まずいというより、感だが、面倒そうだ。

 気配を消すのだけうまくいっているからな、隠れていることにしよう。

 

 女が立ち去り、俺は墓に花を供えた。

 

 あ”?

 女が泣いているなら慰めろって?

 無理な相談だ。

 何しろ俺の慰め方は相手を地獄に落とすことだからな。

 死ぬ方がマシなくらいに。

 

 

 

 んで、そのあと養父が死んだ。

 

 やはり何かに逆らたらしい。

 ……世の中触れてはいけぬこともあることを、どうやら養父は分かっておらなかったかもしれないな。

 

 と、いう事で俺は一人暮らしスタートだ。

 炊事洗濯は一通りできる。

 悪もこういう所が出来ないとやっていけないからな。

 しかし…………やっと気まま、とはいかぬか。

 どうも養父の件で何やら監視が沢山ついておる。

 ソヤツらに空(くう)は今のところ見つかってはいない。

 それどころか監視の目もすり抜けて俺に水晶みたいなやつを渡してきやがった。

 なんでも、この世界には先陣となる仲間がいるらしい。

 これを持っていれば傷がつかぬとか何とか……

 ……まぁ、もらっとくか。

 仲間云いは面倒かも知れぬが、傷を負うのは嫌だからな。

 

 さて、監視ども。

 俺の邪魔はするなよ?

 昔の俺の力さえ戻れば……本気でヤルぞ?

 まあ、その後のゴタゴタで死にそうだから今はやめておいてやるがな。

 

 

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*はい、実はお兄さんがあのダンでした。

 さらーっと、綱手さん出てきてますが……流石悪。ファントムガノンはそれを避ける。

 女に免疫がないとは言ってはいませんねぇ。

 本当に面倒なだけです。

 ちろっと出てきましたが、やっと第一主人公が見え隠れしてたり……

 さて、次はアカデミーへGO!

 

 


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