25 意地


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翌朝、拓真は松葉杖を放し、壁を伝いながら歩き出した。
腰が強烈に痛む。
医者は今回の怪我自体は大事に至るほどではないと言っていた。
だが、再度同じような怪我をするともうほぼ確実に歩けなくなるらしい。
だからフットサルはやめろとのことらしいのだ。
だけど、そんなことであきらめられるのか?
オレにとってのフットサルはその程度のものだったのか!?
いいやそんなはずはない!!
今だってこうして歩いてるじゃないか。
拓真はよろよろしながらただひたすら店内を歩き続けた。
しばらくすると妻が起きてきた。
安静にと言われていた拓真がもう動き出すことぐらい百も承知だったようで、ずっと温かい目で見守ってくれていた。
夕方になる頃には、壁を伝わずにでもなんとか歩けるようになった。


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