～ ◯◯年◯◯月◯◯日 東京都・八王子市～
八王子の街は真紅の炎に覆われていた。
燃え盛る炎は林立する建物を包み、その勢いは収まる気配もない。
ひとり赤く染まる街を往く君に、炎が雨の如く降り注ぐ……！
「あぶない！！」
だが、君へ降り注ぐ火炎を、瓦礫を飛び越えて現れた、黒いコートの少女が食い止める！
「僕は暁月・ミコト！ ここから先は『東京焦土地帯』。近づくのは危険です！」
そう告げた少女は、何かに気付いたように君を見る。
「……でも、まさか、あなたは……！」
＜＜＜キャラクター作成方法の選択画面＞＞＞
ミコトの瞳が、何かを確かめるように君をじっと見つめる。
その時、君とミコトの頭上を、巨大な影が覆った！
「あれは、熾炎の硬魚ザルバルク！
『死神』の一種にして、力は弱いが無限に現れる厄介な『デウスエクス』。
八王子市を放棄せざるを得なかった理由は、あいつのせいなのです」
大きく顎を開いたザルバルクは空中を泳ぎ、君達を呑み込まんとする。
だが、その牙が君達に触れるよりも早く、君が放ったグラビティの一撃が、ザルバルクを消滅させた！
「やはり、あなたも僕と同じ『ケルベロス』……！
この宇宙で唯一、不滅の存在デウスエクスを殺せる存在なのですね。
しかし、その力はまるで……」
＜＜＜「種族」の選択画面＞＞＞
「足元がお留守でしてよ！」
燃え盛る建物の影から、君達へと滑り寄らんとするザルバルクを、
ドラゴニアンの女性が鋭く蹴りつけ、その存在を喰らう。
彼女はデウスエクスを喰らう降魔拳士なのだ。
「助かりました、睡蓮（すいれん）さん」
「油断は禁物でしてよ、ミコトさん。そちらのあなたも……。
あら？ あなた、お胸の中に、何か……？」
睡蓮が不思議そうに君を見た時、ザルバルクの大群が現れた！
「あのような大群、見たことがありませんわ。不穏ですわね……。
わたくしは、仲間の応援を読んで参ります」
「僕達は一足先に行きましょう。『東京焦土地帯』に！」
＜＜＜「ジョブ（メインジョブ）」の選択画面＞＞＞
～東京焦土地帯～
君とミコトは、ザルバルクの目を掻い潜り、八王子市の奥地に広がる
赤熱する大地へと侵入した。足元からは、痛みすら感じさせる程の熱が伝わって来る……。
「この一帯は、かつてデウスエクスの侵略によって焼き滅ぼされました。
大地は今なお赤熱し、回復魔法（ヒール）すら受け付けません。
焦土地帯と呼ばれる所以です。……御注意を。ザルバルクが来ます！」
侵入者に気付いたザルバルク達が、先を争うように君達へ突進して来る……！
君は、ミコトと共に、戦闘に突入した！
＜＜＜「ふたつめのジョブ（サブジョブ）かサーヴァント」の選択画面＞＞＞
ザルバルクを駆逐しながら、君はミコトと共に焦土地帯を進んでいく。
不意に、ミコトが君に声をかけた。
「失礼でなければ、あなたの生まれを教えてくれませんか？
あなたは確かにケルベロス。しかし、私達と何処か違うように感じます。
睡蓮さんもそれを感じていました。不思議な、感覚なのです……」
＜＜＜「生まれ」の選択画面＞＞＞
ザルバルクを倒し続ける君とミコト。
遠方にザルバルク達が異様な巨体を囲んでいるのが見える。
「『ドラゴン』……！ しかも、あんなに巨大な……！
ザルバルクは、あのドラゴンを蘇生（サルベージ）しようとしているのですね！」
ミコトは、君の方を向くと、真剣な表情で尋ねた。
「どうやら、ここから先は、幾らケルベロスといえども、
生半可な覚悟で進む事はできないようです。あなたの『理由』を教えてください。
あなたが、デウスエクスと戦う、その理由を」
＜＜＜「理由」の選択画面＞＞＞
君の『理由』を聞き、ミコトは頭を下げた。
「すみません。ケルベロスに戦う理由を聞くなど、愚問でした。
あなたの覚悟は本物。もはや何の懸念もありません。
さあ、あのドラゴンが目覚める前に、ザルバルク達に立ち向かいましょう！」
君は己の武器を構え、ドラゴンを蘇生(サルベージ)せんとするザルバルクの大群に挑む！
しかし敵は圧倒的な大群。果たして……！
＜＜＜「武器」の選択画面＞＞＞
ザルバルクの大軍との死闘を続ける君とミコト。
その時、上空をヘリのローター音が横切った！
「まだ、生きていらっしゃいますわね！？
援軍を連れて来ましたわよ！」
翼を広げ、飛び降りて来る睡蓮の姿に、君は救援の到来を知る。
そして次々と、ケルベロス達が焦土地帯に降り立った！
「まさかドラゴンの蘇生（サルベージ）を企んでいたとは！
あなた方が先行していなかったらと、考えるだけで恐ろしいですわ。
さあ、ドラゴンを蘇生される前に、片付けましょう！」
「僕の働きなど僅かなもの。全て、あなたのお陰です。
……あっ、そういえば僕ったら、まだあなたの名前も聞いてませんでした！」
＜＜＜「設定」の入力画面＞＞＞
君の名を聞き届け、ミコトがコートを脱ぎ捨てた。
炎に照らされ、義骸装甲を纏った姿が朱に染まる。
その右腕は、肘から先が「地獄」と化している……！
「さあ、戦いましょう。
僕達と共に、ケルベロスとして！！」
君達の他にも、数多くの人々が戦闘を開始しようとしている。
彼等も自分と同じケルベロスなのか？
ならば、その中の誰かと共に、己が使命を果たそう！
＜＜＜デウスエクスとの戦闘を開始＞＞＞
戦闘終了！
戦闘結果は、上の「動画」や下の「文章」で確認できます。
なお、あなたのキャラクターはまだ完成していません！
今から行う「最終質問」に答えて、キャラクターを完成させてください。
「 1-1 東京焦土地帯 」攻略完了！
新戦場 「 1-2 伽藍岳会戦 」 「 1-3 熊野竜牙呪林 」 出現！
ＥＸＰ＋16
