副官パック(ルール)


副官パックは、クエスト内の副官トークンと交換して使用することができる独特のプラスチックフィギュアの提供によって、Descent:Journeys in the Dark Second Editionを拡張します。さらに、これらのパックはプロットおよびエージェントカードの採用によって、オーバーロードプレーヤーに戦略および発展の新しい層を導入します。


  • プロットカード

キャンペーンの開始時に英雄プレーヤーが彼らのクラスを選択した後、オーバーロードは1つのプロットデッキを選択してもかまいません。彼はキャンペーンの期間に彼の選択したデッキを使用するでしょう。オーバーロードが彼のプロットデッキを選択した後、彼は基本カード(購入コスト不要なプロットカード)を取り、それを表にして彼のプレイエリアに置きます。その後、彼は同じデッキ名の全ての残ったプロットカードを取り、裏向きにして彼のプレイエリアに置きます。彼は裏向きにしたプロットカードをいつでも見てもかまいません。

プロットカードはオーバーロードプレーヤーによってキャンペーンの全期間にわたって購入することでアップグレードされます。それらはオーバーロードに、カードが彼のプレイエリアで表向きになっている時に、彼に利用可能となる特別な能力を提供します。プロットカードはオーバーロードカードとは異なります;オーバーロードはそれらをオーバーロードデッキに加えることはできず、彼は違った方法でそれらを購入します。

重要:オーバーロードプレーヤーはキャンペーンをプレイしている間のみ、プロットおよびエージェントカードを使うことができます。

○プロットカードの購入および起動

それぞれのプロットカードはオーバーロードがそのカードを購入するために支払わなければならない脅威トークンの数で示される購入コストを持ちます。それぞれのキャンペーンフェーズの経験点の消費ステップの間に、オーバーロードプレーヤーは彼の裏向きのプロットカードのいずれかを、プロットカードの購入コスト(”プロットカードの構造”を参照)と等しい脅威トークンを消費することで、購入してもかまいません。彼は購入したプロットカードを表向きにして彼のプレイエリアに置き、キャンペーンの間に全ての将来のクエストでそれらを使用することができます。

オーバーロードは表向きのプロットカードの能力をカードに示されるように起動させることができます。”このカードを消費してください”または”このカードを使ってください”と彼に要求するプロットカードを起動させるときはいつでも、彼はプロットカードの起動コスト(”プロットカードの構造”を参照)と等しい数の脅威トークンを消費しなければなりません。

○脅威および幸運

脅威と幸運は同じトークンの異なる面で表示されます。トークンの赤い面は脅威を表し、白い面は幸運を表します。セットアップの間、これらのトークンを全てのプレーヤーが簡単に手が届く内部の供給に置いてください。
オーバーロードプレーヤーはプロットカードに記載されている能力を起動する、または購入するために脅威トークンを消費してもかまいません(”脅威トークンの消費”を参照)。英雄はいくらかの利益を受け取るために幸運トークンを消費してもかまいません(”幸運トークンの消費”を参照)。

○脅威トークンの消費

英雄が遭遇の間に打ち負かされるたびに、1枚のオーバーロードカードを引くかわりに、オーバーロードは1脅威トークンを得ることを選択してもかまいません。オーバーロードはクエストごとに英雄ごとに1回、この方法でのみ脅威トークンを得ることができます。もし彼が脅威トークンを得ることを選択する場合、オーバーロードはその英雄に属する英雄トークンを1つ取り、彼がその英雄を打ち負かすことで脅威トークンを得たことを思い出すために彼のプロットデッキの近くにそれを置きます。さらに、オーバーロードは脅威トークンを得てもかまわないいくつかの他の方法があります:

■それぞれのクエストの終了時に、オーバーロードは1脅威トークンを受け取ります。もしオーバーロードがクエストに勝利する場合、彼は追加の1脅威トークンを受け取ります。
■任意のキャンペーンフェーズの経験点の消費ステップの間に、オーバーロードは彼が消費した1経験点ごとに3脅威トークンを得るために、彼の経験点のいくつかを消費してもかまいません。
■オーバーロードがクエストを特徴付ける噂カードをプレイするごとに、彼は1脅威トークンを得ます。噂カードおよび適用されるルールはいくつかのDescent: Journeys in the Dark Second Editionの拡張に含まれます。

オーバーロードが脅威トークンを得るごとに、彼は1トークンを脅威および幸運の供給から取り、それを彼のプレイエリアに脅威の面を表にして置きます。オーバーロードがキャンペーンの間に得るそれぞれの脅威トークンは、彼がそれを消費するまで彼のプレイエリアに残ります。クエストの間に、オーバーロードプレーヤーは未使用の脅威トークンの量をキャンペーンログに記録します。彼はこの脅威をキャンペーンの間に将来のポイントで消費してもかまいません。


プロットカードの構造
1.名前   :このエリアはプロットカードの名前を示します。
2.購入コスト:このエリアはそのカードを購入するために要する脅威トークンの数を示します。基本カードは購入コストを持ちません。
3.能力   :このエリアは、そのカードが起動することができるときを含め、そのプロットカードの全てのルールを説明します。
4.デッキ名 :このエリアはそのカード属するプロットデッキの名前を示します。
5.起動コスト:このエリアはこのカードの効果を起動するために要する脅威トークンの数を示します。


○脅威トークンの消費

オーバーロードが脅威トークンを消費する時、それらは以下のとおり、供給に戻るか英雄シートに置かれます:
プロットカードの購入:キャンペーンフェーズの経験点の消費の間、プロットカードの購入のために消費されたそれぞれの脅威トークンは供給に戻されます。
プロットカードの起動:オーバーロードがプロットカードを起動するために脅威トークンを消費するごとに、彼はそのトークンを幸運の面にひっくり返し、現在最も低い数の幸運トークンを有する英雄シートにそれを置きます。
もし同じ値の場合、英雄は、同値の英雄間のどの英雄がトークンを得るかを選択します。もしオーバーロードが1脅威トークンより多くを消費する場合、彼はこのプロセスをトークンの消費ごとに一度、このプロセスに従います。

○幸運トークンの消費
英雄は以下の能力のいずれかを起動するために幸運トークンを消費してもかまいません:
■1幸運トークン:彼のターンの間、英雄は1疲労を回復してもかまいません。
■1幸運トークン:ダイスが振られた後で、英雄は彼のダイスの1つを振りなおしてもかまいません。
■2幸運トークン:彼の通常の2行動を実行した後、英雄は直ちに追加の1行動を行ってもかまいません。英雄ごとラウンドごとに1回に制限されます。
■2幸運トークン:キャンペーンフェーズの買い物ステップの間、英雄は1枚の追加のショップアイテムカードを引くためにそれらの幸運トークンを共同で消費してもかまいません。
もし英雄が幸運トークンを消費する場合、彼はそれを脅威および幸運の供給に戻します。英雄は幸運トークンを他の英雄に交換することができません。それぞれのキャンペーンフェーズの買い物ステップの後、英雄は英雄シート上の全ての幸運トークンを脅威および幸運の供給に戻します。

○モンスターの大きさと特徴
多くのプロットカードは特有のモンスターの特徴または大きさを持つモンスターと相互に作用する効果を持ちます。モンスターの大きさはモンスターの基礎が占める区画の数によって定義されます:
■小型モンスターは1区画を占めます(例えば、ゴブリンアーチャーおよびゾンビ)
■中型モンスターは2区画を占めます(例えばバーゲスト)
■大型モンスターは4区画を占めます(例えばエティンおよびメリオッド)
■超大型モンスターは6区画を占めます(例えばシャドウドラゴン)
注意:中型、大型および超大型モンスターは移動およびクエストルールの目的において、まだ大きなモンスターです。

  • エージェント

いくつかのプロットカードはオーバーロードに1オープンモンスターグループであるエージェントとして副官フィギュアを使うことを可能にします。現在のアクトに対応するエージェントカードはエージェントの特性、能力および攻撃ダイスを記載します。エージェントは以下を例外としてそのオープンモンスターグループの内部でマスターモンスターとして扱われます:
■クエストのルールに関わらず、エージェントは増強として置かれることができません。
■エージェントが打ち負かされた時、オーバーロードはエージェントを召還したプロットカードを彼のプロットデッキに戻さなければなりません。そのカードは再び購入してもかまいません。
■プロットカードに記載されているように、オーバーロードはエージェントを、そのエージェントの副官バージョンを特徴とする任意のクエストの中で使用することができません。さらに、オーバーロードは特定のキャンペーンでいくつかのエージェントを使うことができません。例えば、オーバーロードは”The Shadow Rune”キャンペーンをプレイしている間にザカリス男爵をエージェントとして使うことができません。なぜならそのキャンペーンの中でザカリス男爵は重要な副官として特徴付けられているからです。

オーバーロードがエージェントを召還することを可能にするプロットカードはしばしば彼に、遭遇のセットアップの後でオープンモンスターのマスターおよび子分モンスターを置き換えることを要求します。もしオーバーロードが置き換えの要求を満たすことができない場合、彼はオープングループ全体を交換します。

エージェントがモンスターグループに置かれている時、そのグループのそのエージェントおよびモンスターはあたかもそれらが同じモンスターグループの一部であるかのように扱われます。エージェントがマップ上にいる間、クエストのルールに関わらず、オーバーロードは増援としてそれと置き換えられたモンスターフィギュアを使用することができません。オーバーロードは間幕または終局の間、エージェントを召還することができません。副官と異なり、エージェントはレリックを扱うことができません。


エージェントカードの構造
1.名前:このエリアはエージェントの名前を示します。
2.能力:このエリアはそのエージェントの全ての能力を記します。
3.特徴:このエリアはエージェントの特徴(速度、体力および防御)を記します。エージェントの特徴はプレイしている英雄の数によって異なります(灰色のシルエットで表されます)。
4.攻撃タイプアイコン:このアイコンはそのエージェントが持つ攻撃の種類(近接または遠距離)を示します。
5.ダイス:このエリアはエージェントが攻撃を行う時に使用するダイスを記します。
6.能力ルール:このエリアはエージェントの能力の完全な詳細を説明します。
7.デッキ名:このエリアはエージェントカードが属しているプロットデッキを示します。

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最終更新:2014年01月22日 23:24