投資信託・ETF・REIT
ETF
ETF(Exchange Trade Fund)とは、「株価指数に連動した投資信託を、
市場で売買できるようにした商品」です。
対象となる株価指数としては、「日経平均株価(日経225)」や「東証
株価指数(TOPIX)」が代表的です。
問い;ETFとインデックス投信との違いは?
答え;一番の大きな違いは、ETFは取引価格が刻々と変化する点です。
インデックスファンドは、購入時も売却時も運用会社が毎日計算する
基準価額によって取引されます。
ETFの場合には、市場で買いたい人と売りたい人がお互いの希望する
価格で取引します。
問い;どのように連動させているのですか?
答え;ETFには「市場価格」と運用会社が算出する「オープン基準価
額」の2つの価格があります。
もし2者間に価格差があった場合、サヤ取りのための裁定取引が行わ
れ、価格差は縮小します。
また、大口の解約には運用会社が現物株を受け渡し、価格維持につと
めます。
【TOPIX】
1305:ダイワ上場投信-トピックス(大和)
1306:TOPIX連動型上場投資信託(野村アセット)
1308:上場インデックスファンドTOPIX(日興アセット)
【TOPIX Core 30】
1310:ダイワ上場投信-トピックス・コア30(大和)
1311:TOPIX Core 30 連動型上場投資信託(野村アセット)
【東証電気機器株価指数】
1610:ダイワ上場投信-東証電気機器株価指数(大和)
1613:東証電気機器株価指数連動型上場投資信託(野村アセット)
【東証銀行業株価指数】
1612:ダイワ上場投信-東証銀行業株価指数(大和)
1615:東証銀行業株価指数連動型上場投資信託(野村アセット)
【日経225】
1329:iシェアーズ日経225(バークレーズ・グローバル・インベスターズ投信)
1330:上場インデックスファンド225(日興アセット)
一番左のは銘柄コード、()内は運用会社名
※東証輸送用機器株価指数連動ETFは上場廃止になったので今はありません。
2006年7月5日(水)の売買代金
1321 225 39億2099万円
1306 TOPIX 36億6767万円
1615 銀行 22億4174万円
1330 225 18億4811万円
1320 225 4億9200万円
1308 TOPIX 3億2032万円
htp://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060615AT2C1401514062006.html
海外ETFの届け出義務廃止・金融庁が07年夏にも
金融庁は2007年夏にも、海外で上場している「ETF(株価指数連動型上場投資信託)」を
国内で販売する際、発行主体となる外国運用会社に義務づけている届け出制を廃止する
方針を固めた。日本語資料を求める届け出制はコスト負担が重く、事実上の参入障壁になっていた。
年金基金の国内株式のパッシブ運用のベンチマーク(TOPIX)からの乖離について語られているのだが。
この報告書によると、TOPIXは浮動株指数化に伴うインパクトコストで、1.17%もの損失を出したという事が
見て取れる。
日経平均株価で懸念されていたインパクトコストが、日経に比べて少ないとは言え、TOPIXにも影響を
与える事が判り、国内の二代インデックスファンドの存在意義は。。。。。
これからも、TOPIX組み入れ銘柄の大きな浮動株の変動に伴い、インパクトコストが猛威を振るってくるかも。
参考サイト
最終更新:2007年12月09日 22:07