信用・維持率・新規建余力

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【回答】 信用余力も下がります。 ttp://search.etrade.ne.jp/v2/popwin/help/trade_stock_11_05.html より引用 > 新規公開株式等のブックビルディングに参加され、当選または補欠当選された場合には、 > インターネット上の「現物買付余力」及び「出金可能額」からご購入代金分が差し引かれ、 > 信用建余力及び委託保証金率が変動いたしますので、ご注意下さい。 > また、ご購入(約定)となりました場合、上場後初値がついた日の翌営業日から、 > 委託保証金代用有価証券としてのお預りとなります。 > 補欠当選された場合で最終的にご購入(約定)とならなかった場合には、 > 一定期日以降「現物買付余力」が戻ります。 > なお、新規上場銘柄を買付される場合につきましても、委託保証金代用有価証券として > 評価されるのは、初値がついた日の翌営業日からとなります。 **【質問】 信用の担保として現金、現物(代用有価証券)どちらがベターですか? 【回答】 一概には言えません。 1.保証金現金のメリット 価値の増減がない 増担保銘柄(特に現金での担保が必要な銘柄)でもノー・プロブレム 信用建玉を損切りする場合でも、現金残マイナスになることがほとんどない(損金の発生する確率が低い) Eトレードの場合、毎月送られてくる同意書を返送しなくてもよくなる。 2.代用有価証券メリット 株価が上がれば担保価値も増大し、建玉余力が増える 「現物で買える株式を信用で買うのは利息の無駄」と言える **【質問】 時価100万円の株式を代用有価証券として差入れ、別銘柄を100万円信用買建しました。安全ですよね? 【回答】 最低保証維持率が30%の場合、担保が30万円必要です。以下の理由により必ずしも安全とは言えません。 1.代用有価証券の値下がり   代用有価証券が 375,000円未満に値下がりした場合、追証が発生します。 2.建玉銘柄の値下がり   代用有価証券の株価が変わらない場合でも、建玉に50万円超の評価損が発生した場合、追証が発生します。 3.代用有価証券の分割   例えば2分割が行われる場合、分割が発生した日に株価は通常半額になります。  ところが分割により受け取る代用有価証券が届くのはそれよりも数日送れるため、その間は担保価値が半減します。  上記の場合、分割後の株価が 375,000円未満になった場合、追証が発生します。 **【質問】 以前200万円で買い建てたポジションが時価300万円(含み益100万円)となっています。これを決済した場合、信用余力は増えますか? 【回答】 ポジションを決済したことにより、建玉の200万円分の信用余力が増えます。決済で得た現金は当日の値洗いで維持率の計算対象となりますので、ザラバで信用力が増えることはありません。 **【質問】 増担保規制とは何ですか? 【回答】 通常の担保金以上に担保率の引き上げ等を行い徴収する担保金を増やす規制のことです。 結果、同じ保証金で売り買いできる株数が減ります。 画面上の「建余力」以下の金額で発注しているにもかかわらず「余力不足」と表示されるときは銘柄がこの規制を受けていないか確認して下さい。 **【質問】 現在増担保規制中の銘柄を建玉しています。今後決済までに規制が解除された場合、必要保証金は減額されるのでしょうか? 【回答】 増担保銘柄の信用建玉を保有し、保有期間中に規制が解除された場合は、解除された時点で通常の委託保証金率として計算します。結果必要保証金は減額されます。 **【質問】 信用取引のヘルプを読んだところ「ただし、証券取引所等の取引規制等又は当社独自の判断により、委託保証金率は変更されることがあります。」とのことなのですが、実際に変更されることは、これまでに何度もあったことなのでしょうか。 【回答】 1.現時点での変更  「増担保銘柄」(>82参照)に該当する場合は、33%ではなく、50%、70%、現金担保、信用取引停止などの措置が執られます。 2.過去の規制  http://www.tse.or.jp/cash/shinyo/shinyokisei.htmlの「過去の信用取引委託保証金率・代用掛目の変遷」をご覧下さい。一番厳しいときでは、標準が「70%、うち現金20%」となっています。 **【質問】 松井証券ユーザーです。持ち越しの信用買い分をザラバで現引きすると、信用余力は即時回復されますか? 【回答】 現引を行うと、リアルタイムで 当該建玉が減少し、必要保証金が減額します また、現引代金分の現金が減少する代わりに、現引した株券が(代用不適格銘柄でない限り)代用株券として担保に入ります **【質問】 信用取引で全力買いし、その後建玉の株価が上昇したとします。この場合、保証金の追加は求められますか? 【回答】 結論からいうと「求められない」。あくまでも「"建玉時の総額"×最低維持率≦担保時価(建玉の含み損控除後)」が守られているかがポイントです。 建玉に幾ら含み益が発生しようと、"建玉時の総額"は変わらないから保証金の積み増しは不要 建玉に含み損が発生した場合は、担保時価から控除されるので追証がかかる あと、担保が有価証券の場合は、時価が下落すると担保時価が減少するので追証の可能性がある **【質問】 信用取引とデイトレループトレードは併用できますか? 【回答】 証券会社によっては併用できない場合があります。 松井証券は「追証」ではないですが「追加担保の差入れが必要」となり入金を求められます。どういうことかというと、 担保現金500万円&信用建て1000万円(維持率50%) 1円抜きで、ある銘柄を300万円で購入&売却 ↑はループトレードになるので、松井証券の場合、担保現金から除外されます。結果、その日の担保は500万円-300万円=200万円になります 信用建て1000万円の場合、松井証券の場合だと310万円の担保が必要です   →ループトレードを行った日は、担保現金が200万円しかないので、「310万円-200万円=110万円」の入金を求められます 以下の通知メールが、入金期限当日に送られてきます。 -------------------------------------------------- ご入金のお願い(追加担保)  *月*日受渡の精算状況において、現金が減少したため、  追加担保の差入れが必要となっています(追証とは異なります)。  不足金額は、****円です。  本日中のご入金をお願いします。  同日中に入金いただけない場合、その後のネットストックのご利用を  制限する場合があります。十分ご注意ください。 **【質問】 「信用売りすると資金が拘束される」と聞きました。例えば、 ・保証金現金100万円 & 保有証券なし の状態で、 信用建て余力を全額使い切った場合、当日に返済しても現物買いは出来ないのでしょうか? 【回答】 証券会社によって扱いが異なります。Eトレとコスモの場合を例に取り説明します。 1.Eトレ(最低委託保証金:30万円、委託保証金率:33%、委託保証金維持率:30%)  信用売り200万円を行った時点で、200万円 × 30% = 60万円が拘束され、  現物買付余力は、100万円 - 60万円 = 40万円に減りますが、  200万円の建玉の返済を行うと、現物買付余力は元に戻ります(デイトレの場合でも)。  さらに、この200万円の信用取引で2万円の利益が得られた場合には、  現物買付余力は、100万円 + 2万円 = 102万円になります。 2.コスモ(最低委託保証金:50万円、委託保証金率:40%、委託保証金維持率:30%)  信用売り200万円を行った時点で、200万円 × 40% = 80万円が拘束され、  現物買付余力は、100万円 - 80万円 = 20万円に減ります。  翌日以降に200万円の建玉の返済を行ったときは、現物買付余力は元に戻りますが、  当日に返済したときは、その日は元に戻りません(翌日に元に戻ります)。  また、200万円の信用取引で利益が得られても、当日の現物買付余力は変化しません。  (逆に損失を被った場合は、その分、現物買付余力が減ります) **【質問】 コスモ証券ユーザーです。保証金現金100万円を預けています。 信用取引をすると信用建余力は250万になりますが、「保証金は50万以下にならないようにする必要がある」とのルールがあります。 この場合、結局信用買いできる最大額は以下のいずれでしょうか? ・100万円(保証金現金)÷40%=250万円 ・(100万円-50万円)÷40%=125万円 【回答】 結論から言うと「前者」です。なぜなら、信用の新規建てをしても保証金現金は100万円のまま変化しないからです。従って、100万円全額が「保証金」として使えるために建余力は250万円となります。 なお、「50万円以下」になるのは新規建余力ですが、この時点では維持率40%をキープしているので追証にはなりません。  ただしこの状態で、株価が値下がりした場合、値洗い(当日の大引け時点)次第で追証になる可能性はあります。 (例)建玉が220万円の場合  ・必要保証金現金:    220万円×40%=88万円  ・現在の担保の時価:    100万円-(建玉評価損)  ・追証余力    100万円-88万円=12万円  従って、以下の場合には追証がかかります。  ・建玉に12万円を超える評価損が発生した場合  ・デイトレで12万円を超える決済損が発生した場合   P.S.  コスモでは、信用日計り金額も含めて受入率が計算されるため、建玉をすべて手仕舞ったから安心というわけではありません。 **【質問】 投資信託は代用有価証券として認められますか? DJLとオリックス証券は認められないようなのですが。 【回答】 代用証券として認めるかどうかは会社の判断によります。 <認めている会社>  大和証券  http://www.daiwa.co.jp/ja/products/equity/margin/service03.html#daiyo <認めていない会社>  kabu.com証券  http://www.kabu.com/FAQ/Category/Shinyou/13_3.asp#3  E*Trade証券  https://newtrading.etrade.ne.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=lineupp&dir=lineupp&file=home_stock_shinyo01.html  どうも、ネット証券では全般的に認めない傾向にあるようです。ただし、 <オンライン会社で一部認めている会社>  マネックス証券  公社債投信のうち、分配金受取コースのものは代用有価証券適格(掛目 85%)。  ただし、MMFを含む累積投資型公社債投信は認められないとの事。   従って、マネックス証券で投信を代用有価証券にしたいと考えている方は、必ず事前に証券会社へ確認の上、代用適格かどうかの判断を仰ぐようにお願い致します。 [[〔上に戻る〕>信用・維持率・新規建余力#top]] 元ページLast-modified: Thu, 26 Aug 2004

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