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WindowsはそれなりだけどLinuxは初めてな私

データ救出編

例によって前置き

Linux 使いになることが8~9年前からの夢でした。
GUIに頼らず、充実したコマンドでもってバリバリと処理をしていくのって、
能率がいいだけじゃなく、カッコイイじゃないですか?

結局、Linux用の領域を確保してインストールするのが面倒とか、どうやって起動する
のだろうかという不安とか、うまくコマンドが使えず立ち往生したらどうしようという
恐怖(コマンドでしか使えないという誤った認識)とかで数年経ち、導入・利用が簡単な
パッケージ(ディストリビューション)で配布されており、GUIで普通に操作できること
を知り( Red Hat Linux 全盛の頃)、 Debian ていうヤツもあることを知り、CDから
起動( Live CD )できる KNOPPIX Ubuntu を知り、それでも踏み出せなかった私を
決意させたのは、ご多分に漏れず、HDDのエラーでした。

■症状

何の前触れも無く突然、外付けハードディスクの3つに分けたドライブの内の一つに
アクセスしようとすると、
format.jpg
「ドライブXのディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか」
と表示されるようになった。(私のHDじゃないけど、大事なデータが入ってるとの事)
別のPCに接続しても症状は同じ。他の2つのドライブは正常に読み込める。

ネット情報によれば、Windowsの マスターブートレコード(MBR) に記録された
パーティションテーブルが損傷した可能性が高いとのこと。

■原因は?

問題なく使える、との報告もあるので一概には言えないが、長年、Windows XPで使って
きた外付けHDをWinows 7(x64)で使い始めたことが関係するのかもしれない。
外付けHDメーカーの動作保障対象からは外れている。
おまけに、件のPC(Windows 7)は購入後2週間でBIOSの起動さえできなくなり修理に
出した経緯がある。今回のエラーはその約2週間後のこと。

■データの救出は?

パーティションテーブルの損傷だけなら、中のデータは無事である可能性が高いこと、
データ救出のためには、フォーマットはもちろん、データを壊してしまうかもしれない
操作は一切しない方が良いのらしい。

なら、Windows用のソフトであれこれ不必要にアクセスするより、ここはシステムの違う
KNOPPIXでしょ、というわけで、初めてのLinux。

安全で安価(CD代ぐらい)、操作も簡単(エクスプローラでファイル操作ができる人なら
誰でもできる。Linuxに関する知識は不要。)Windowsが起動しなくなった場合でも、
BIOSが起動できれば使えるのでオススメ。

[2010-09-16]

Live CD を作るはてなブックマークに登録

■準備
(書籍付属のCD/DVDがあれば、新たにLive CDを作成する必要は無い。)

LIVE CD作成用のISOイメージ・ファイル(.iso)をDLしておく。
KNOPPIX Japanese edition にはDVD版とCD版がある。
Ubuntu デスクトップCDなら
また、後日、書籍付属のKNOPPIX 5.3.1 日本語版CDを試してみたが、どれでもOK。

但し、メモリー上で動作させるので、非力なマシンでデータの救出(コピー)を目的に
するなら最新のKNOPPIX CD版がオススメ。うたい文句どおり起動が速いのはもちろん、
その後の操作にもあまりストレスを感じない。
DVD版は、起動は速い方だが操作は無応答かと思うほど、Ubuntu CDは操作時のストレスは
そこそこだけど、起動中このまま起動できないんじゃないか、電源切ろうかと思うほど。
ちなみに、データの救出に使用したマシンは、Core2 Duo T5500/1.66GHz/512MB RAM

■CD/DVDライティング
当然ですが、ISOイメージを扱えるライティングソフトを使うこと。

  • B's Recorder GOLD7
BsISO.jpg
古いけど長年愛用。ISOイメージファイルを「トラックとして登録」、
または、左下のトラックウェルにD&Dして、「書き込み」を実行。

ポータブル版をUSBメモリーに入れておくと、いざという時に便利かも。
BurnAwarePortable.jpg DiskImage.jpg
[Burn Image]をクリック→DiscImage.exeが起動される。
「セキュリティの警告」が出ても気にせず
CD/DVDドライブ・イメージファイル・書き込むメディアを指定して[Burn]
進行状況が表示され、[Burn process completed successfully]と出たら終了

他にも色々ある。

CD/DVDからKNOPPIXを起動

CD/DVDから起動するためには、BIOSの設定でBoot順位をCD-ROMを最優先に変更しなければ
ならない。BIOSセットアップメニューの起動や設定変更方法はメーカーや機種によっても
違うので、説明書やネット情報を参照すること。
そして、データ救出が完了したら元に(HDD最優先に)戻しておくこと。

このPCでは、電源投入時に一時的に起動するドライブを選択するメニューを呼び出せる。
1.作成したCDをトレイにセットしてシャットダウン。
  自分のUSB外付けHDや有線接続のルーターはいつも通り接続して電源を入れておく。
  初めて接続する外付けHDの場合もWindowsに認識させておく必要は無いので、PCの
  電源が切れてから接続すれば良い。つまり、人様のWindows PCを使う場合にも、
  Windowsに影響を及ぼさずに済む。
2.F12キーを押しながらPCの電源を投入。
3.前回( SDカードからの起動 )と同様にして、CD-ROMからの起動を選択。

bootMenu.jpg

4.ロゴ表示、システムのセットアップ(#1)と進んで、KNOPPIXの起動が完了、
  デスクトップが表示される(#2)。この時にはAutoConfig機能により各ハードウェアも
  (USBハブもハブ経由の外付けHDも)自動認識され、インターネット接続も確立
  している。(有線でブロードバンド・ルーター経由)

KNOPPIX_CDsetting.jpg KNOPPIX_DVDseting.jpg
KNOPPIX 6.0.1 CD日本語版(LXDE) KNOPPIX 6.2 DVD日本語版(LXDE)
KNOPPIX_CD531_Menu.jpg UbuntuSetting.jpg
KNOPPIX 5.3.1 CD日本語版(KDE) Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD(10.04 LTS)(GNOME)

KNOPPIXもUbuntuも Debian ベースだけど、デスクトップ環境はKNOPPIX5.3.1が KDE
6.xが LXDE 、Ubuntuが GNOME 、なんてことは知らなくても問題なし。どっちにしても
各操作を開始するためのメニューがあるところ(タスクバー)のことを「パネル」と
言うらしい。
KNOPPIXのパネルは下にあってUbuntuは上にあり、ここまで来てしまえば、後は、
見た目も操作もほとんどWindowsと同じ。

メニュー(スタートメニュー)は、KNOPPIXではパネルの左端のボタン、Ubuntuでも
パネル左側の[アプリケーション]ボタンから(画像参照)、
終了メニューは、KNOPPIXはメニューの中に、Ubuntuはパネルの右端の電源ボタンから。

 #2 この条件で、起動完了・デスクトップが表示されるまで
KNOPPIX 6.0.1 CD日本語版 :約55秒
KNOPPIX 6.2 DVD日本語版 :約125秒
KNOPPIX 5.3.1 CD日本語版 :約145秒
Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD :起動orインストール選択メニュー(#3)表示まで約355秒、起動を選択後さらに約245秒

 #1 #3
KNOPPIX_CD531_boot.jpg UbuntuWinMenu_s.jpg
起動中。KNOPPIX 5.3.1 CDの場合 Windowsで自動実行の場合のメニュー

[2010-09-18]

ファイルのレスキュー

KNOPPIXの場合は、ファイルマネージャはパネルの左から2番目のフォルダ型のボタンで
起動する。Ubuntuは[場所]ボタン。デスクトップに認識したデバイス(#4)のアイコンが
表示されるかどうかは、ディストリビューションによって異なる。

ファイルマネージャを起動、USB外付けHDの各デバイス(#4)も認識されいることを確認。
でもここで安心はできない。認識されたデバイスをポイント/選択しただけではマウント
されず、マウントしてみなければデータが存在しているかどうかが分からないので。
(マウントする前は右ペインは真っ白なので焦る^^;)

mount.jpg

マウントは簡単、デバイスのアイコンをクリックするか、カーソルで選択して[Enter]
または右クリックメニューからマウント。普段からWindowsでダブルクリックしていると
マウント・アンマウントという概念にさえ気が付かないかもしれませんが。

とにかく、これでデータも表示されることを確認、とりあえず、ほっと一息、いや感動。
下の画像中、「HD-PVRU2」と表示されているのが、データをコピーするために用意した
新しい外付けHD、「ボリューム」と表示されているデバイスがエラーが出る外付けHDの
各パーティション(ドライブ)。

USB_HDD.jpg

ディレクトリ(フォルダ)の移動や新規作成もWindows同様にでき、ファイルマネージャを
デバイス・ディレクトリごとに複数表示させておいて(#5)、内蔵HDDでも外付けHDDでも
NTFS/FAT2を意識することなく、別のパーティション(ドライブ)にコピー&ペーストや
D&Dでファイルやフォルダのコピーができる。

fileContextMenu.jpg folderContextMenu.jpg
KNOPPIX 6.0.1:ファイルのコンテキストメニュー KNOPPIX 6.0.1:フォルダのコンテキストメニュー
KNOPPIX_CD531_desktop.jpg ← KNOPPIX 5.3.1の場合
UbuntuFileContextMenu.jpg UbuntuFolderContextMenu.jpg
Ubuntu:ファイルのコンテキストメニュー Ubuntu:フォルダのコンテキストメニュー
UbuntuDD.jpg ←D&D 画像はUbuntu、KNOPPIXでも同様

こうして必要なデータは全て救出、Windowsからデータに異常が無いことも確認。

めでたし、めでたし。

 #4
 #5

エラーは拡大する?



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