女性にとって出来る事

女性にとっての浮気防止、よい関係の育み方



※重要です 『社会における女性の重要さについて』

まず女性の役割として、今の社会状態をまず知る事から始める必要があります。これは相手である男性が今いかなる状況に向かい合っているのかを知る事が大事だからです。
 男性の役割についてなのだから男性の責任、どうでもいいと思われる方も居られるかもしれません。しかしこれには向かい合って下さい。今の現状は非常に危機的な状態と言えます。その中で女性の役割がどれほど重要なのか、この事を改めて理解して頂きたいと思います。

 是非女性の方も前の章、『男性にとっての浮気防止、よい関係の育み方』の章を読んで下さい。男性にも女性にもお互いに自分だから出来る分野というのがあります。仕事に関して男性だからこそ出来る部分というのは、この社会が原始的な生活からここまで段階的な発達を経てきてきたからという事によります。
 今後は女性も社会進出がより進んでいくと思いますが、それはきちんと男性的な役割、女性的な役割が真に理解される事によって始めて開かれる未来と言えるでしょう。
 男性は男性の世界がある、そういいつつも女性は男性のする事とその世界を理解する必要があります。女性は基本的に状況を把握している必要があるのです。これは誠実な男性を選ぶというのは当たり前(子どもが出来てから居なくなるような男性を選ぶのは非常に危険な事による)ですが、また今男女として居る場合、今居るその場所その状況が例えば二人を守る為に男性が解決するべき問題が山積した地点だった場合、女性が男性に対しその状況にも関わらず負担を掛けるような事をしたならそれは二人の生命の危機と言えるからです。

 古代の例えをするのは男性性、女性性を捉える際にとても分かりやすいからです。社会の発展もその時代から綿密な段階ある発展を遂げてきました。しかし人が持つ性質はずっと同じままです。時に男性が外で働き戦いをし非常なストレスを持って帰ってきて、女性は男性を迎えて家庭的な作業への従事をしそして子どもを産み育みます。その二人の男女としての性質がきちんと合わせられた上でその時代の発展を迎えるわけです。もしも二人のあり方がその時代と反発してしまうものでしたら、それは非常に苦しい関係になる事でしょう。
 二人が先進的な考え方であるならば包括性があると言えますが、例えば男性が戦いに行くのが当たり前の時代に男女平等の思想に強く基づいた関係だとしたなら、戦いの後も男性がその精神を休める事なく二人の”対等な”共同生活が営まれ、そのストレスを抱えたままによって男性の死亡率があがり、また極端な話女性も戦いに行く事になったかもしれません。少なくとも男性の死亡率が上がるということは女性もその後の危険度が格段に上がったという事です。

 つまりはその時代に適した考え方を持つ柔軟な面が必要という事です。そしていかなる時でも一つの考えに固執するのは誤りと辛さを生む原因となるでしょう。二人で居るというのに”男女平等”とあえて言う必要があるでしょうか。または一方的な抑圧として”女は男に従え”というのに甘んじて従うべきでしょうか。答えはどちらも違うのです。
 その答えを導き出すためのヒントはやはり原始的な本能の働き、それがありのまま現れる生活を想像する事と言えます。生きるため、そして二人で居るため、この二人で一つで居るための課題をクリアするその役割を想像する事は、本質を網羅する一つの考え方モデルとなるのです。

 さらにもう一つ大切な要素があります。それは精神性を持って相手を愛し愛しく思う本心が人には備わるという点です。この精神性があるからこそ人は原始的な要素の強い動物的な段階を脱却し、楽しさや文化あふれる生活を送っているのだと言えます。
 今の現代社会に目を向けて見ましょう。やはり今も女性は子どもを産み、男性は家族の営みを守るため働きに出かけます。その点は原始的な状態から同じままです。言い換えると本質に沿った適切な状態とも言えます。今の時代では運が良いことに戦争の危険が格段に下がりました。これは日本という国ならではの事と言えます。

 また原始的生活の例えをしますが、もし生命を維持するために他の集団を襲って食料や土地などを狙う必要がある状況ならば、その際にまず戦う役割を担うのは男性となります。女性であるあなたは子を産む機能を体に持つため、その特徴として戦闘行為には不向きな体をしています。それに家族そして子の未来つまり将来の展望を願う訳ですから女性は守られる対象となります。そうして男性は戦いに向かい、生きて帰ってくるかもしくは帰らずの未来を迎えるか、そのどちらかの未来を待つのが女性にかせられた運命とも言えました。
 時代が変われば利益や名誉の為の戦争が生まれてきましたがそれもまた男性が戦いに赴くのは同じ事です。もし負けてしまえば男性は殺され女性は襲われ未来は絶望視される訳ですから男性は必死に戦います。そこにはやはり愛する人を守る思い、理念というのが存在していた事でしょう。

 今の日本はそうした集団と集団の戦争というレベルから抜け出ている状態です、これは大変珍しく運の良い状態だと言えます。まず男性が戦争で亡くなる可能性が非常に低くなりました。この事をにとても安心された方が居られるかもしれません。ただもっと重要なポイントが実はあるのです。それは私達が運営するこの集団が外的な力で崩壊する可能性というのが格段に低くなったというのが重要なポイントなのです。
 まずあなたが襲われる可能性が随分と低くなりました。戦争に負けた後に来るのは敵集団の蹂躙的行為です。さらに戦って居る相手も同じく男性です。つまり敵の男性も戦争という多大なストレスを抱えて生きているのです。そのストレスの矛先はどこへ向かうでしょうか。もちろん恥ずべき事ですが性的な方向に向かうものなのです。そして負けた側がそれまで貯めて居た金品や財産は没収されさらに土地も奪われ、男性は過酷な労働につかされるか殺されます。そして女性は蹂躙された後階級的に下に見なされるかまたは殺されてしまうのです。
 これは残念な事ですが、戦争状況とは人という存在そして世界に存在している機能の一部なのです。戦争というのは未だに世界各地で存在しています。つまりは今挙げたあまりに過酷な状況は現在も起こり得ている事になります。そのような状況下で考えられるのは未来が崩壊してしまう事、幸せな将来を垣間見る余地が崩れ去る事と言えます。

 そうした状況から日本は今脱却出来ています。これを維持するのは誰でしょうか。これは我々そのものです。さらに戦争というレベルから脱却した状況を維持するというのは実のところ大変複雑な連携と仕事、文化性の維持を常に必要とするものです。いかがでしょうか、実際は戦争という”状態”との戦いが常に行われている、そうした一面が世の中には確実に存在しているのです。もしも社会の中で重要な一角が崩れた場合それはある程度の時間を経るかもしれませんが、確実に戦争の可能性が格段に上がるのだと言えます。

 男性達はこの課題に向かって常に戦っているのです。どう思われますか?実際に生活の豊かさが補償され、その楽しさを享受するのはとてもいい事です。楽しさありきの人生とも言えます。愛と安らぎのある生活が当たり前のもの、そうあるべきだと思います。また今世界で苦しむ人も同じ状況にあるべきでしょう。助け合いの連携が広がれば様々な規模の豊かさが現れます。

 ただ見方をかえてみると、高いそうした精神性や生活レベルを維持し続ける事は実は戦争状態対我々の営みにおいて必要不可欠な要素でもあるのです。もしも貧困のレベルが人々の間で当たり前になってしまったらどうでしょう。人と人との文化的な関連はもちろん普通の関連さえ寸断されてしまいます。そこには身近な人との争いが当たり前となってしまいます。そこには我々として、集団として他の地で営みを続けている人達への働きかけに効力が無くなってしまいます。他の集団との争いが当たり前である所や、他の集団を襲う思考が文化や歴史の中に流れる集団にとってその言葉が通用するでしょうか。豊かさや文化性の高さとはこうした要素を持っているのです。私達は豊かで幸せな未来を現わし夢見る事が実はこうした面を持っているのです。

 この事を女性の方は意識していて下さい。男性は今その男性的な問題解決の力である論理性を駆使して今日の仕事に赴いています。つまりはもし明日あなたを守る戦いが起こったなら戦いへと赴くでしょう。男性とはそういうものなのです。
 この大きなものを背負った男性、それを迎え励ますのは女性の役割です。人類に備わる機能、戦争と我々の生き様とを戦わせている男性の方々にかかるストレスは想像出来るでしょうか。戦争に向かうストレスは生か死かの明白なストレスですが、世の中の複雑さ、文化性の高さ、営みの豊かさを持って人類のその機能と戦うために、社会は相応の複雑多岐に渡る仕組みを作り上げそして維持するために男性はそれに伴う非常なストレスを背負いながら日々生きているのだと言えるのです。それは戦争に代わるストレスを皆で支え合っている姿といってもいいでしょう。
 それでもやはり幸せとは言えます。少なくとも愛しあう二人である方の場合は女性であるあなたのために働けるのは幸せな事と男性の方は仰るでしょう(もちろん学生の方も居られますが)。




男性をほめること
 さて、この捉え方を持って、女性は物事を考える事が必要な面を持ちます。戦いが当たり前だった世の中でその多大なストレスを抱えて仕事をする男性を励ますのは女性の役割であり、また男性はその励ましによって非常に安心と元気を育むものなのです。

 戦いが身近であった社会構図から今現在の構図となるまで連続しているのをイメージ的にも垣間見えた、そんな感じだと思います。時代時代においてそうした状況を把握する力を女性は常に発揮して存在していました。
 近年の大河ドラマで”巧妙が辻”というのがありましたが、あれは戦国時代に歩兵という過酷な仕事に赴く男性を理性と愛情そして慈しみを持って支え、その甲斐もあり夫は大名にまで出世するというサクセスストーリーの話です。
 戦国時代の話という事で極端な例えかもしれませんが、ポイントとして当時の社会状況の問題へと赴く男性の状況をよく理解する態度、またその状況を把握する感覚性(直感的に状況を捉える力に女性は優れています)、そしてその男性を効果的に励まし力づける工夫を生み出す努力、こうしたポイントに注目してみる事で、一つの女性としての役割に基づいた発想とはどういうものなのかが得られるでしょう。インターネットの検索などで調べてみる事をお勧めします。

 女性の方には常に社会の有り様に関心を持って頂きたいと思います。現状として文化性の受け継ぎが失われ始め男女関係における常識に空白状態が起きている事は『良い男女関係 文化の担ってきた役割』の章によって理解して頂けてると思います。
 今現在男性は女性に対し失望の念募らせています。「女性はすぐに浮気をし欲望に流されてしまう存在だ」といったものです。
 心外に思う方はきっと多く居られる事でしょう。しかしこれは残念ながら事実と言えます。何故かというと今の社会における男女関係についての常識について考えてみて下さい。
 男性の性的な感情を刺激するゴシップや広告は溢れかえっています。そこにささやかなストレスの発散を求め目にする男性は多い事でしょう。しかしその中では女性はこういう男性に惚れる、年収の多い男性、スタイル、地位、または何人もの女性を相手に付き合う、そういった情報ばかりが目に入ってきます。
 さらに女性の声として「収入の低い男性は論外」「自分を楽しませてくれる男性で無ければいけない」「男性はもっと男性らしく」そういった言葉が溢れています。そこに男性に力を与えるものはあるでしょうか、孤独の中ストレスを抱えながら社会問題の解決に取り組み続ける男性は一体何のために戦い続けるのでしょうか。

 男性は社会問題に対して率先して関心を持ち取り組む性質を持ちます。新たな問題の可能性は大きな被害となる前に解決しておく事が大切だからです。そこに男性としての論理的に問題を解決する能力を発揮させて没頭します。つまりそうした社会の中における多大なストレスを抱えながら孤独の中で問題を解決するのが男性の宿命でもあるのです。

 そこで今男性が生きる社会情勢はどのような答えを出しているでしょうか。誰かのために戦いたいという願いを持ちながらも、そんな考えは無駄だと言わんばかりの状態では無いでしょうか。実際に女性への失望の念を現わした風潮が今現れ始めて居ます。さらに浮気が当たり前の状況、これに加え女性も簡単に浮気をするものだと言う事例がとことん増えている状態です。こうも男性の自信を失わせる状態とは一体何なのでしょうか。

 女性は男性を助ける必要があります。いつでも社会が行き詰まった時は女性が確かな行いをするものなのです。この状況をよく捉え、そして男女が相互扶助の関係として見なされ精神性を大事にしようとする時に解決のきっかけが見え始めてくるのだと言えるのです。

 この部分を女性として出来る事はと考える際の、発想の糸口として捉えてみて下さい。
 男性は何らかの困難、つまり”問題”に対して内向的に考える傾向があります。何故なら「目の前の難関をどう乗り越えるか」と発想するからです。
 ですから男性は自信を失ってしまうのです。目の前に差し迫る現状に対して解決する糸口が見えなければ対処法見えずとして失望へと至ってしまうのです。

 これに対し女性の側からもしも「男性は頑張っている」という思いが示されたらどうなるか想像してみて下さい。始めはこの現状を踏まえて「まさか」と疑われるかもしれません。しかし二回三回と女性の側として「男性が女性に対し自信を失うのは問題に向かい合っているからだ」と理解を示す態度があったらどうなるでしょうか。

 言ってしまうと、社会問題とは”その問題の解決方法があるかどうか”は些細な事柄に含まるのです。男性女性の状態を見た時に、男性が意気消沈したままの状態それこそ大きな問題だからです。男女ともにその関係性の充実さが見出せて生き生きとしている状態であるならば、社会問題の解決とは自ずと適切に進められるものだからです。
 転じてはどんな方でも常に今これからが問題な訳であって、今相手が居る方でもこれから誰かと付き合う方でも、今に自信を持ち将来に渡ってその努力を続けていく事こそ大切なのです。問題解決の根本とはそこにあると言えるのです。

 この相互の関わり合いは男女がお互いに補う関係を豊富に含んでいます。先に述べた『女性の浮気根本原因である”寂しさ”』の部分、また『男性の浮気原因』の部分を是非読んで、日常の至る所と照らし合わせて見て下さい。
 『男性の”女性”一般に対する感覚が肯定的なものとなる』その肯定感は男性の男性性の部分に大きい作用を及ぼし、精神性の豊かな活動をも後押しするものなのです。
 『自分を理解してくれる女性に好意を持ち、その女性のために働きたいと思う』これは女性にとって様々な不安を防ぐものだと言えます。

 このように相手、男性の持つ本質を捉えた真摯な行動がいかに大切なのかというのがお分かり頂けたでしょうか。これは”自分の気持ちを伝えて、それに相手が合わせる”というよりも何倍も効果があるという事が理解出来るでしょう。
 これからお相手を見つける方はこう捉えてみて下さい。自分を肯定してくれる女性に男性は好意を持ちやすいのですから、”将来に渡って働くのを見込めそうな男性を捜そう”というよりも”将来に渡って頑張ろうとする男性が近寄ってくる”この方がいいのではないですか?

 効果の一つ目、それは『男性をほめる』事にあります。具体的には男性に対し、自分の力を発揮させようとしている努力を認めそれを態度で示す事です。
 男性が男性的な役割を全うし女性の『寂しさ』を理解する事が、前の章の『男性の出来る事の具体例』としてあったように、並び立つようにして『男性をほめる事』が存在しているのだと捉えて見て下さい。
 相互で補い合うように成り立つものがあるのです。自分一人が成り立つためのものでしたら、それは自分に対する方向性を持つものです。男性女性という要素がある以上、男性なら男性、女性なら女性に徹し、”相手の本質を捉えた工夫”がそこにあるという事なのです。それが『男をほめる』という事に繋がってきます

 古い言い方をすると『男を立てる』となる部分を説明しています。この言い方の方が長年かけて多くの人が使っただけあり、それなりに使いやすいものではあります。

 こうした過去より伝わる文化性の再発見に至る事は非常に大切なものです。新しく男女の根本を見つめ直した結果、その今まであったものにはどのような意味があるかを”長年にわたる実例”という見方から見つめる事が出来るのです。
 そこから見いだせる事を端的に言うとするなら、”男性がストレスを溜めて孤独になりやすい要素を持つところで、『男女の助け合い』という意味では女性がそこに解放を与えるという意味がある。このように言う事が出来るでしょう。

 ”男性が居て女性が居る”この世の中の今を広い目で見つめた時に、女性が女性として行うと大変効果があるものがある。この見方が今提示されたという事になります。さらにそれを通じて個人、自分自身のするべき事が見えてくるという訳です。
 すると一般的な言い方の「男性を立てる」「男性をほめる」という意味が、自分自身に立ち返ってみた時に新しい具体的な指針になるといった経緯が生まれてくるのです。

 ほめられた男性はやる気を起こします。認められたという思いは、問題に向かい合う宿命を持った男性の孤独に癒しを与える事になります。
 それをもたらされた男性はもたらした相手に対し仕事の結果を贈りたくなるのです。それが”男性が女性に贈り物をする”行為の根本的なモデルなのです。

 そうした仕事に向かい合う孤独と向かい合う意志を認められた男性は、外に出て働く間その女性のために働きたいという気持ちを持って過ごす事になるわけです。そうすると当然費やす時間をその相手である女性つまりあなたのために費やすわけですから、当然他の女性への関心や介入の心配が少なくなってくるのです。

 『男性のするべき事の章』つまり前の項目も読み理解を進めて頂きたいのですが、その中に男性自身の性欲に関する事柄があります。その中に”男性は子孫を多く残そうとする本能に基づいて性欲が思考の表だった所で働くが、それはあくまでも本心とは異なるである本能の方向性ですから大切にしたい人のために一定の禁欲をし、その思いを大切な相手に対して向けるべき”という部分があります。
 つまりこれよって『男性を立てる』事に『大切な人のために禁欲をする』が強い関連を持ってくる事が大いに分かるかと思います。
 このように『男性のすべき事』 『女性のすべき事』で相互に成り立つものがあるのです。
 比翼の鳥という例えがあります。それは片方の翼だけ持つ二羽の鳥が寄り添い会って始めて飛ぶという内容なのですがこれは男女関係の比喩としてよく用いられるものです。
 この話をこれまでの助け合いや本質に基づいた工夫の観点からして見たら、その本質を非常によく現わしたものだと言えます。自分は相手の事を思い努力と工夫をする、相手も自分のために努力と工夫をする。こうして始めて現れる男女間の愛在る形というものをやはり実際の仕組みから見つける事が出来ます。

 この男女間の愛在る関係=比翼の鳥の飛び立ちと考えると、本心から愛する人と幸せになるその世界に飛び立つという意味合いも含めて完成された例えのように見えてくるのです。
 これまでの男女関係の本質部分に始まりこうした古い例え話の根本理由が分かるようになってくると、それは望ましい状態と言えますし、目標の達成もとても近づいたと言えるでしょう。


 これまでの内容で女性を取り巻く状況、そして問題意識を持って頂けたと思います。こうした社会全体まで及ぶ問題の時に女性は大変重要な役割を持ちます。
 その中で取り上げられる方法というのが『男性をほめる』事であり、それが個人の行う内容にまで及ぶという事を理解して頂けた事でしょう。

 そうして見出された行動である『男性をほめる』ですが、その中の具体的な内容というと、女性の方自身その個々の特質や工夫によって変化のするものなのです。
 それぞれによって現わされる内容その違いというのは、それぞれが育った家庭で両親から受け継いだ内容による要素が強いと言えます。それら身につけた材料を基に新たな事を学んだり、個性あふれるよい工夫などがあるのだと言えます。

 そうした厳密には個人の個性に基づく行いへと至る訳です。そこで女性であるあなたが個人として行う努力を、より後押しする工夫が大切になってきます。



同性の友人、相談相手を持つこと

 工夫その一としてまず男女関係の相談ができ信頼が置ける”同性の”友人を持つことと言えます。この点は女からする浮気を防ぐ事にも繋がりますし、様々な問題に客観的な見方を得て、問題の解決が早まったりストレスの対処へも繋がります。

 恋愛のために友人を持つとするなら、それは順序が逆と言えますが、発想のヒントとして、自分の相談できる相手は誰だろうと考えてみる事から始めてみるとよいでしょう。
 お付き合いの上では必ず心配事や不安がいくつか起こってくるものです。そうした際に慌てて誤りを犯してしまうのを避ける事にもつながります。持つべきものは友人とは、やはりそうした困難に出合った時、ふと声にでる言葉でしょう。

 ここで女がする浮気の大きな原因の一つとなる『寂しい時』に対し、自分なりに防ぐ方法に手に入れた事になります。

 女性の『寂しさ』とは、本能から来る大きく強いものですが、これは家庭環境などの個人間で左右される要素からの影響がまた大変強い部分でもあります。ですがそのような影響も、友人や相談出来る相手の存在が大きな効果を発揮する事になるのです。女性がグループを作りお話を多くするのはそうしたものに拠る部分が大きいと言えるでしょう。

 ”家庭環境”や”養育環境”といった部分への言及は真摯に取り組むべき内容だと言えます。ですので言及した際に膨大な量となりこの文章において本筋が別れてしまう事を避けるため言及はこのあたりに留めておきます。
 ただ、「自分は持っているのだとしたら問題があるのか」また「どういった問題が人との間に存在しているのだろうか」をそれを家庭環境という観点から前向きな態度で考える事、それにはとても意味がある事と言えるでしょう。



家庭的な能力を高めること

 工夫その二としては、家庭的な能力を高める事。高める事に関心を持つ事です。

 今は仕事で活躍する女性が、世の中にとても受け入れられていると言うことが出来ます。仕事への才能ある女性が世の中に出る事が望まれる、そういう側面が見られるようになりました。ですので女性の仕事に関して明らかな進歩的風潮が見られる訳でもあります。

 もちろん仕事をする事や活躍する事、大いに応援致します。個々人の生き方が多様性を持つようになった事は、それだけ豊かな社会が生まれているという事と私達の営みが今成功している事を現わしているのです。
 女性の家庭的な面、重要な面です。そしてそういった仕事への才能という面。人には様々な面がありますが、それらをトータルに考えた上で思考していくのが大事です。
 この家庭的な能力に関心を持つ事は、そうした仕事をしている人であってもまた専業への関心を持つ人にとっても非常に有意義なものと理解して頂けるでしょう。

 『家庭的な能力を高める事』それはこの文章で取り上げている目的に基づくものを指しますが、何故それが取り上げられたかというと、男に対する女の魅力という部分につながるものの範疇だからです。
 男性が女性に魅力を感じるものとして、”家庭的な能力を持ち関心が高い”という要素があります。
 これは男が本能の部分に基づいて、”ストレスを感じる程働いた後で暖かさを感じたい”という思考があるからです。これは”やりがいのある仕事がしたい”という思いに通じるものです。
 もちろん個人差はあります。ただ誰にでも当てはまりうる本能の部分からの話という事を改めて認識していて下さい。

 男性ももちろん生活能力を高める必要があります。それは仕事に就くという部分から、生活の営み全般に及びます。面白い事にこの男女それぞれが『家庭的な能力』について携わる際に現れる工夫や心持ちというのは、男女でやはり違いが出てくるものです。
 日本文化の影響もあると言えますし、それぞれ育った家庭環境という要素も大きいです。そして大きな違いをもたらす一番の特徴としては、女性の『受動的且つ直感を働かせる』という要素が影響を及ぼしているという事が言えます。

 端的に説明しますが、男性は必要最低限を”こなせばいい”という思考が働き勝ちになります。女は必要最低限”こなしてから”という思考が働き勝ちになるのです。
 男がある程度で他の部分に切り替えするものを、女はそこから先の発展を見出していく能力が高いと言えるのです。

 だから次のような事が起こってきます。男性も女性も同時に同じ部分に目を付けた際に、男性が思っていた以上の工夫と充ちた方法を、女が提示する事があるのです。
 これは”衝突”に繋がるものとも言えるのですが、ここで女性の本性を理解しようとする男性の方ならその意見の差異を、関心を持って捉えて下さる事でしょう。またそのアイデアがトータルで見て正しい事が多いという事とも言えます。

 だから是非女性性に含まれる、その力を発揮して欲しいとこの文章ではお伝え致します。能力の向上が現れてくるまである程度努力を重ねると、こういった目的を持って訓練として始めた方にも楽しさが感じられてくる事でしょう。
 中には女性が家庭的な事に関心を持つなんて当たり前だと思う方も居られるでしょうが、ここは男女の本質から至る捉え方という事でご理解頂きたいと思います。
 また、”女性は家庭に収まるべき”といった乱暴な意見への注意でもあり、そして女性の女性的な魅力をより高める方法として効果のある内容という事も、ご理解頂ける事でしょう。


※改めて確認 思いやりの大切さについて
 ここで一つ改めて確認したい事は、浮気を防ぎより良い男女関係を結ぶためには、男女双方の工夫と努力、そして思いやりが必要という事です。
 女性が「女性としての役割をしっかりやっていたのに何故」という事態は残念ながら起こり得るものですし、現に人の営みの中で数多く起こってきている事です。

 ある意味、もう一つの女の出来る事とは”相手を選ぶこと”だと言えます。
 相手を愛すれば深い愛情に至るというのも女の本性です。もちろん男もそうではありますが、男には子孫を残そうとする本能の部分にこの際注目する必要があります。この本能の部分まで目を向けて居る男性はある程度信頼出来ると言えます。具体的には「浮気をしたら君(つまりあなた)との信頼が崩れてしまう。でも男は簡単に欲情してしまい勝ちなのも分かる。そういうのも踏まえて努力していきたい」
 例えではありますが、そう思える男性ならばという意味です。

 この例え中の言い方は人それぞれですし、これはあえて言葉にしたものです。言葉に思い浮かべる以前にもう当たり前の事として持っている男性も居られますし、社会の中を渡り歩く能力を持ってこの事に対処する男性も居られるでしょう。
 そういった個々の男性が持つ前提なども含め、トータルで判断するのは女性であるあなた自身なのです。

 片方だけの努力では倒れてしまいます。比翼の鳥が地に落ちてしまうようにです。それに男性個人を”男性”というくくりで考えてみると、自ずと欠点というべき部分も見いだせてしまいます。
 もちろんお互いがお互いを助け合う要素としてそれは見なせるのですが、これを”女としての役割を全うしようとしている”という前提を越える範疇の事柄というのはやはりあり得るのです。例えば、男女関係として付き合う以前の問題である相手を認めあえないとか、独善的であったり抑圧的であったりする等の事です。暴力は以ての外です。女性は力が弱いため、その分抑圧する事が容易であり”それが当然”事にさえなる危険があります。

 人物を見て判断をする際、時に広い視野が必要になるという事もあります。
 つまりは男女とはあくまで性別であって、判断をするのは個人の意志によるものと言う結論となります。
 ですので、付き合う付き合わない以前その関係性の前に、判断すべき部分を改めて考えておくのも大切な事でしょう。今お付き合いをされている方はそれが円満である場合、お互いが助け合う関係となっていると言うことが出来ます。大丈夫という事です。



 よい関係とは、自分も良くあろうとする事に加えてやはりは相手としてもよい方が必要になるという事です。
 もちろん良い所もありまた短所が見られるのも人なのです。それは支え合う関係であるならば心から応援したい。女性には女性という視点に沈み込んで悩みにはまるという悲しい事態があり得ます。そうなる前、そうなるよりも広い視野を持って自由判断をする権利を自分が持っている。その事を一つ女性の皆さんの心の隅に置いておいて下さい。

 相手も同じくよい関係を望んでいるのなら、この文章はきっと大いに役に立つ事でしょう。しかし相手がそうで無かった場合、この文書を見せたり他の方からのアドバイスを受けても変わる見込みが見えない場合には…そのような時には、改めてよい相手と一緒になる事も、よい男女関係に至るために一つの道筋として現れるものなのです。




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最終更新:2008年04月14日 18:57
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