ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki

水銀燈の奇妙な逃亡 第三話

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匿名ユーザー

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水銀燈「なんで…こんな所に…」
めぐ「私はどこでもいいですよ♪それよりこの麺美味しいですね♪」
質素な店でベトナム料理、フォーをすする二人。
当初の予定とは違い東南アジアに来ていた。
何故ベトナムにいるかと言うと、想定外の潜水艦の襲撃によってコースから外れてしまったからだ。
めぐ「そういえば、あの時の事、詳しく説明して貰いたいのですが…巴ちゃんが瞬間移動したり、先生に羽が生えたり、突然メイメイさんが現れたり…」
水銀燈「…私たちは『スタンド』と言われる能力を持っているわぁ…語源は『後ろに立つ』ってところから来てるみたいね。
まあ、一種の超能力みたいな物よ。これから追手が来るかもしれないし、めぐも持っておいた方がいいかもねぇ…」
そういうと水銀燈は懐から指輪を取り出した。
薔薇のようなデザインの綺麗な指輪だ。
水銀燈「これを指に通せば能力を発現させる事ができるわ…やってみる?」
言い終わりめぐの方を見てみると目を輝かせていた。

金糸雀「ふっふっふっ…遂にベトナムまで来てしまったかしら…この有栖学園一の策士、金糸雀が楽してズルして水銀燈を連れて帰るかしら!」
水銀燈「…正面に居る時点でズルしてないじゃない…」
金糸雀「…ハッ!しまったかしら!敵に気が付かれてしまったかしら!」
水銀燈「…馬鹿ねぇ」
めぐ「馬鹿ですね」
金糸雀「う、うるさいかしら!とにかく水銀燈は連れて帰るかしら!ピチカート!」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
金糸雀はスタンドを出して攻撃を開始した。

金糸雀「食らえ!音波攻撃かしら!」
スタンド能力で巨大な音を出して攻撃する金糸雀。しかし
水銀燈「この程度?笑っちゃうわぁ」
水銀燈は一気に接近し、メイメイで金糸雀にアッパーを叩き込んだ。
金糸雀「ごふっ!」

水銀燈「ギーギーうるさいだけで、弱い事この上ないわぁ」
金糸雀「ふーふっふっふっ…水銀燈、引っかかったかしら!」
水銀燈「なに!」
辺りを見渡す水銀燈。彼女達の周りは半径3メートルほどの足元を残して地面が円形に溶岩のようにどろどろになっていた。
金糸雀「…熱、とは分子が振動する現象の事を指すのかしら。
温度が高いとは分子がよく振動している状態を指し、温度が低いとは分子があまり振動していない事を指すかしら。
ちなみに-273度とは分子が全く振動していない状態かしら。
そしてカナの能力は物に振動を与える能力かしら!使い方を工夫すればこんな事もできるかしら!
やっぱりカナは天才かしらー!
水銀燈に逃げ場はないかしら!」
自分の能力を説明して得意になる金糸雀。しかし
水銀燈「おばかさぁん…こっちは飛べるのよぉ?」
そう言って空高く飛びあがる水銀燈。
金糸雀「ハッ?!逃がさないかしら!」
水銀燈の周りの気温を上げる金糸雀。

金糸雀「な、なんであんなに涼しそうにしてるかしら!」
水銀燈「熱だって力の一種よぉ…熱エネルギーを吸い取ればいいだけの話…ほんとにお馬鹿さぁん♪」
金糸雀「そんな…卑怯かしらー!」
めぐ「楽してズルしてって言ってるのはいつも金糸雀先生の方ですよ?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
いつの間にかめぐが金糸雀に接近していた。
金糸雀「い、いつの間に!どうやって近付いたかしら!」
めぐ「水銀燈先生が地面の熱エネルギーを吸い取ったからですよ」
辺りを見回すと地面は元に戻っていた。
水銀燈「さて、見せてあげなさぁい?めぐのスタンド…」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
スタンドを出すめぐ。
金糸雀「ひっ、ピチカート!」
めぐのスタンドに殴りかかる。
だがパワーが違った。
めぐ「シルバースネイク!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

そして金糸雀は空高く飛んで行った。

水銀燈・めぐvs金糸雀
めぐのオラオララッシュにより水銀燈・めぐの勝利

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