ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki JOJOの奇妙なローゼン

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ある日、有栖学園に一人の転校生が来た。名は桜田ジュン。
姉の遺言でここに転校する事になった。
ジュン(酷い姉だった!自分の野望を弟に託すだと?ああ、いいさ。僕がその野望を引き継いでやる!)
校門にさしかかるところだった。ちょうど教員の真紅に出会った。
真紅「あら、あなたが転校生のジュン君?初めまして。私が担任の真紅よ。」
ちょうど話しかけたとき、犬が走ってきた。
ジュン(ふうん…この学校では犬を飼育しているのか…)
真紅「あ、くんくん!この子はくんくん。大丈夫、噛まないわ。」
ドガァ
くんくんが宙を舞った。ジュンがくんくんを蹴りあげたのだ。
真紅「な、なにをするだわァーーーーッ!許さんのだわ!」
ジュン(こいつが有栖の教師か!いいだろう、こいつらを蹴おとしてやる!)

ローゼン「で、くんくんの事はもういいのかね?」
その後、2人は職員室に来ていた
真紅「はい…いきなり犬が飛びかかってくれば恐いでしょうし…(これから一緒に学校生活を送るのだから仲良くしていかないと…)」
ローゼン「…じゃあ、HRも始まるし、教室の方に移動してくれ。」
真紅「分かったのだわ。あ、ジュン、荷物を持つのだわ。」
真紅がジュンの鞄を持とうとしたとき
真紅「うっ!…」
ジュンは真紅の腕を捻り上げた。
ジュン「自分で持つ。先生の手は犬の涎でべとべとだろう。」
そして付け加えるように
ジュン「あともうひとつ、僕は犬が嫌いだ。怖いんじゃない、あの人間にヘーコラする態度が嫌いなんだ。あのくんくんとかいうアホ犬を僕に近付けるな。」
と言った。
言い終わると、彼は教室の方に歩いて行った。

ジュンが転校して1週間ほど経ったある日の事。
有栖学園ではボクシング部でボクシング大会が開かれていた。
既に試合は終わり、山本君という生徒が優勝していた。
ジュン(ボクシングか…ッフ)
何かを思いついたのかジュンは前に進み出ていった。
ジュン「やあ、僕とも試合してくれないかな?」
と優勝者に話しかけた。周りからは「おい、やめといた方がいいぞ」「アイツには勝てないってww」「うはwwww乱入ktkr」などの声があがるが気にしない。
山本「いいよ。受けて立とう」
と本人が承諾した。
そして、試合が開始された。
山本「手加減はしないからね。(ふん…こんな奴が僕に勝てるはずがない)」
先手を打ったのは山本君の方だった。ストレートを放った。が、しかし
ジュン「…ッフ」
軽く避けるジュン。
山本(な…やるな…だがこれでどうだ!)
次は猛烈な連打を放つ。が、ジュンには当たらない。
山本(な、なんで当たらない!)
いくらパンチを放とうともジュンの反射神経の前には無力だった。
ジュン「なんだ、優勝者でもこんなものか」
ジュンはアッパーを放った。見事に顎にヒットし、山本君がよろける。
そして、追い討ちをかけるように
ジュン(親指を右目に…食い込ませる!)
ここでジュン達が使用しているグローブは総合格闘技用の指が自由になるタイプの物だった。
少し親指を突きだして顔面にストレートを放った。
山本「ぎゃぁぁぁぁ!」
上まぶたを傷付け、流れだした血が視界を奪う。
ジュン「とどめだ!」
腹にジュンのフックが命中する。山本君は倒れジュンのKO勝ちになった。周りからは驚きや尊敬の歓声があがる。
ジュン(まずは地盤固めさ…弱者は強い者に憧れる。強者に付いてくるもの…友達はこうやって作るものだ。学園を乗っとるには必要不可欠な存在だからな)

―下校時間、廊下にて

真紅「さようならなのだわ。気をつけて帰るのだわ」
生徒A「あ、先生。さようなら(おい、体罰教師の真紅だぜ」ボソッ
生徒B「(暴力振るらしいな」ボソッ
真紅「な、暴力教師ですって?!誰がそんな噂を!?」
生徒B「あ、いえ、なんでもないでーす(うわ…地獄耳…」

そう言うと生徒達は逃げるように帰って行った。
そう、ジュンが教師達の悪い噂を流していたのだ。
そして、段々と教師達の人気は下がっていった。
真紅「だれがこんな噂を…もしかしてあの転校生が?まさかなのだわ…」

その日、用務員の柴崎元治はいつものように焼却炉のボイラーに火をくべていた。
しかしその日は少し様子が違っていた。
ガンッ ガンッ
ボイラーの中からは何かを叩くような音がしていた。
元治「…ん?」
ガンッ ガンッ
元治「…こっこの音は、まさか…中に人が?!」
元治は急いでボイラーの扉を開けた。すると中から火だるまになったくんくんが飛び出してきた。
元治「ああ!くんくん!残酷な…かわいそうに、誰がこんなこと…」

くんくんはすぐに土葬された。
ローゼン「…すまない、真紅…見せられないくらい酷い姿だったから…」
くんくんの墓にすがり付いて泣きながら別の感情が芽生えていた。
真紅(これはきっとジュンの仕業なのだわ!)

放課後、誰もいなくなった教室でジュンは一人小説を読んでいた。
そのとき、教室のドアが勢い良く開き真紅が入ってきた。
真紅「ジュン!今日という今日は許さないのだわ!」
ジュンは待ち構えていたようにくるっと振り返る。
ジュン「何のことですか?」
と、口元に笑みを浮かべながら答えた。
ドガァ!
真紅はジュンを殴りつけた。
真紅「ジュンが!泣くまで!殴るのをやめないのだわ!」
真紅は繰り返し殴り続けた。
ローゼン「君たち!何をしているのかね!」
ローゼン校長の止めが入った。
その時、ジュンは泣いていた。

そして、数年の月日がたった。
ジュンは成績はトップ、スポーツ万能で授業態度も良くまさに理想的な学校生活を送っていた。
真紅「あのときの私はどうかしてたのだわ…ジュンを疑ったりして…あんなにいい子なのに…」
しかし、他の教師はそうは思っていなかった。
翠星石「最近あのジュンとかいう生徒の様子がおかしいですぅ…ちょっと様子を見ておくです…」

そしてある日の夜、事件は起こった。
その日、夜勤の係は真紅だった。
そして、夜の巡回をしている時、木造の旧校舎から明かりが漏れているところを発見した。
真紅「こんな夜遅くに…何なのだわ?」
不審に思った真紅は旧校舎に入って行った。

ジュンは吹き抜けのあるエントランスに居た。
ジュン「やった…ようやく見つけたぞ!姉が死ぬ前に言っていた物が!」
その時、ドアが開いた。
真紅「こんな夜遅くに何をしているのだわ?!」
ジュン「あ、真紅先生。いえ、ちょっと忘れ物をとりに…

「こいつはくせぇですぅぅぅーーッ!ゲロ以下の臭いがぷんぷんするですぅ!!」

突然、何処からか叫び声がした。直後、入口から翠星石と数人の生徒会の生徒が入ってきた。

ジュン「なっ…これは…」
翠星石「真紅!私はいろんな悪党を見てきたですぅ。だから悪人の臭いがだいたい分かるですぅ。」
翠星石は近くのテーブルに置いてあった花瓶をジュンの方に蹴っ飛ばした。
翠星石「生きている内に悪党になった?違うですッ!コイツは根っからの大悪党です!」
ジュン「ひ、酷い言われようですね…」
ジュンはよろよろと真紅の方に近づいて行った。
翠星石「真紅!気をつけるです!」
ジュン「真紅先生は信じてくれますよね?」
真紅「翠星石、大丈夫なのだわ…ジュンは…」
ドスッ

真紅「…え?」
ジュンは隠し持っていたナイフを真紅の腹に突き立てた。
鮮血がジュンの方にかかる。
翠星石「真紅!」
ジュン「…フフフ…フフフフフ…フハハハハハハハハハ!」
真紅「な、なんで…」
ジュンは懐から眼鏡を取り出した。
ジュン「僕は人間をやめるぞ!真紅!」
ジュンは眼鏡を掛け、真紅の血を塗り付けた。
ジュン「僕は人間を超越する!ウォォォォォ!」

パンッ パンッ パンッ
ガッシャーン
ジュンは生徒数人に発砲され、窓を突き破り吹き飛ばされた。

翠星石「し、真紅、大丈夫ですか!?」
翠星石が真紅に駆け寄る。
真紅「だ、大丈夫なのだわ…急所は外れてるのだわ…」
幸い、命に別状は無かった。
その時、窓の方から声が聞こえた。
生徒A「ジ、ジュンが居ません!」
窓の外にはそこに倒れているはずのジュンがいなかった。
翠星石「危ない!窓から離れて!」
JUM「UUUUUUURYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」
しかしもう遅かった。
生徒Aの頭はJUMによって殴られ原型を留めていなかった。
翠星石「馬鹿な、い、生き返ったですぅーッ!コイツは不死身ですかぁーーーッ!」
人間は普段全ての潜在能力を出し切っていないと言われている。
しかし、石眼鏡によって覚醒したJUMは人間の持つ全能力を発揮できるようになっていたのだ!
JUMにとって拳銃など水鉄砲に等しかった!
JUM「フハハハハハハハハハ!真紅!僕はこんなにも素晴らしい力を手に入れたぞ!お前の血から!」
翠星石「危ない!真紅!上ですぅ!」
真紅「ック!」
真紅は近くに置いてあった鉄パイプを持ち、ジュンに殴りかかった。
JUM「無駄ァ!」
鉄パイプは軽くJUMに受け止められ、先端を握り潰された。
そしてJUMは鉄パイプを奪い床に突き刺さした。

JUM「無駄無駄ァ!そんな棒切れごときで!」
真紅「なら…これでどうなのだわ!」
真紅は丁度近くにあった灯油をJUMに浴びせ、火を付けた。
JUM「ウォォォォォォォォォォォ!」
JUMは火だるまになり、床に引火したちまち建物に火が回り始めた。
翠星石「おめーらは避難するです!」
建物が燃え始めたので、生徒達は避難を始めた。
JUM「…FUUUUU…炎も無駄だったようだな!」
JUMに付いた火はいつの間にか鎮火していた。炎が回る速度よりJUMの回復速度の方が早かったのだ!
真紅は階段を駆け上がりだした。
翠星石「な…真紅!上は火の勢いが強いです!戻ってくるです!っう!(火が強くて近付けないです…)」
火の勢いに耐えられなくなった翠星石は避難を始めた。
翠星石「真紅!必ず生きて戻るですよ!」
JUM「フハハハハハハハハハ!それで逃げているつもりか!」
ドスッ ドスッ ドスッ
JUMは壁に足を突き刺し、歩くように上へ登って行った。
JUM「逆に追い詰められたな!真紅!」
JUMと真紅は2階で対峙する形になった。
真紅「いいえ、JUM。逃げたのではなく、ここに誘き寄せたのだわ!」
JUM「な、なに?!」

JUM「うおっ?!」
突如、床が崩れ始めた。JUMが上に登ってくる間、真紅は柱を破壊していた。
更に炎も加わり床が耐えきれなくなったのだ。
JUMと真紅は下に落ち始めた。
JUM「…っく!だが今の僕はこのくらいの高さなら平気だ!普通の人間の貴様の方がダメージは高い!お前の負けだ!」
真紅「それはどうかしら?」
JUM「…ッハ?!」
JUMは1階の床を見た。JUMの真下にはさっき突き立てた鉄パイプがそそり立っていた。
JUM「…真紅!これを狙って?!うぐっ!」
パイプはJUMの背中に見事に突き刺さった。
JUM「く、くそ!こんなもの!…ぬ、抜けない?!」
JUMは姿勢が悪いのか力が上手く入らず、いくらふんばってもパイプは抜けなかった。
たちまちの内に炎がJUMを包む。
JUM「ウォォォォォ!こんな事で…僕の人生ぃぃぃ…!」



その後真紅は重症を負いながらも無事救出。事件は幕を閉じた。


fin