ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 神々の集う学園

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真「キャアアアアア~~~!!!」
蒼「ど、どうしたの?真紅先生」
真「ク・・・クンクンのビデオ録画を忘れてしまったのだわ」
 「今日は劇場版名探偵クンクン人形たちの鎮魂歌のテレビ放送の日なのに・・・」
 「放送まであと20分しかないのだわ。車で法定最高速度を倍以上出しても30分はかかってしまうから間に合わないのだわ・・・」

蒼「真紅先生がクンクンの録画を忘れるなんて今朝はよっぽど忙しかったみたいだね」
 「息切れして学校に来てたし、何があったのさ?」

真「今朝はクンクン劇場版放送記念で朝早起きしてブレックファーストティーに
ダージリンを飲みクンクンのことを思いながら自分で編集したクンクン名シーン集を見て優雅に過ごしていたのに・・・」
真「あぁ・・・私はこんなにクンクンを愛してるというのに何故こんな酷い仕打ちを
   受けなければならないのだわ」
蒼(・・・自業自得じゃないか)
銀「あらぁ、自分で無駄にはりきっちゃって自分で忘れてくるなんてほんとぉにお馬鹿さぁん」
銀(ふふふ、真紅ったらおばかさぁん。私はしっかり録画してきたものね)
 (後でた~ぷり自慢してあげなくちゃ)
 (ふふふ・・・)

水銀燈がそんなことを考えてるとも露知らず真紅は顔を机に突っ伏したまま活動が停止している。
蒼「真紅先生元気だしなよ」
真「ふ・・・ふふ・・・ふふふふふ」
銀(あらあら壊れちゃったのかしら私し~らない)

真「・・・リエ」
蒼「えっ?」
真「ホーリエ!」

ビュン!!一瞬光が風とともに職員室を通り抜けた。
そして瞬きをしたほどの一瞬のうちに女性が真紅の前に立っていた。
髪は金髪ポニーテールで動きやすい赤のすらっとした服装、きりっとした品のある目。
事務員であり真紅のよき友(僕)のホーリエだ
ホーリエ「お呼びですか?真紅先生」

真「ホーリエ、この真紅が命ずるわ。今すぐ私の家に行ってクンクンの録画をしてきなさい」
ホーリエ「分かりました」
蒼「でも真紅先生ちょっと待ってよ。車でも30分以上かかるのにあと15分しかないじゃないか、とても間に合わないよ」
真「人は馬車に始まり自転車、バイク、車、さらには空まで飛ぶ乗り物を開発したわ。」
 「確かに暮らしは便利になったけれども、そのため本来あるはずの人間の野生の力を
理性とともに忘れてしまったのだわ」
 「サバンナのチーターは時速110キロで走ることができる。走るという行為はどのような速度で走っても法で裁くことはできないし、交通が混んでても関係ないわ」
真「ホーリエ行けるわね?それと私を怒らせるとどうなるか生意気な隠れファンに教えてあげなさい」
ホーリエ「はい」
銀(まさか今のは伝説の縮地法!私ですら体得できなかった幻の仙術で実在するかどうかと言われている完全無比なる高速長距離移動術・・・その最高速度は亜音速に達
するといわれているわ・・・このままじゃまずい)
銀「あらぁお馬鹿さんね、あなたも。仕事は良いのかしらぁ?」
普段サボっている水銀燈からは想像もつかない台詞だがせっかく真紅の悔しがる顔が
見れるのにそれを邪魔されるわけにもいかない。
ホーリエ「すぐ済みますから大丈夫です。それに真紅先生のためならどんなことでもします」
銀「そぉ?なら・・・わたしを倒してから行きなさぁい!!!」
銀(縮地法の使い手にかなうはずがない、けれどここは少しでも時間稼ぎよ。
   放送まであと13分)
しかし次の瞬間水銀燈が見たものは地面に倒されているホーリエ・・・ではなく職員室の
天井だった。
銀「なっ!!」
そして意識は空へ。
蒼「今のはまさか・・・両手天地投げ!!」
 「数ある合気道の技の中でも何度が高い技。一方の手で下(地)に崩し、一方の手は
相手の力をそらしつつ上(天)に崩すという・・・まさか実践で使えるものがいるなんて」
そしてまた瞬きをした瞬間彼女の姿は消えていた。
真紅はというと優雅にミッディティーブレイクを楽しんでいた。
蒼「真紅先生、彼女はいったい何者なんだい?」
真「彼女は私の友であり忠実な僕よ。」
 「人前で目立つ行為をするのが嫌いなのだけど単純に“力”という観念で見れば
   あの娘は100の水銀党員より逞しく、射撃部親衛隊よりも誇らしい」
 「雪華綺晶に負けない位の修羅場を潜り、巴のような熱い情熱と、感情に流されない
オディールの冷徹さを併せ持つ・・・彼女はアテネ(戦いの女神)よ」
 「今私が述べた力で学園を支配しようとしている者たちを自由に泳がせているのは、
いつでもこちらが支配できるという証拠」
蒼「・・・」
真「巴はあなたの秘蔵っ娘だったわね?いかに武術の達人に育てようとあなたが人の
限界を超えてないようではダメね」
 「あなたの使う武は達人級よ、でも神業(マエストロ)には勝てないのよ」
蒼「真紅先生それは間違ってるよ」
 「僕は力で支配するために巴を育てたんじゃない、彼女には大切なものを守るための“力”を与えたんだ」
真「何故そんなことを?」
蒼「・・・」
真「まぁいいわ、あなたには“それ”以上のことを期待してないわ」
 「おそらく武において真に恐ろしいのはラプラスと魁、しかし後ろ盾を持たない彼らも
   いずれ私の戦力が増えたところで・・・」
蒼「やっぱり君は間違っているよ・・・」
真「あら?何かしら」
真紅は微笑みかける。その目はまるで相手を射抜くが如く。
蒼「まずは僕の方の誤解を解いておかなければならないね、確かに僕一人でホーリエに敵うことは100%ない。けど、」
真「けど?」
蒼「二人ならホーリエに並べる。二人ならホーリエを超せる。」
真「二人?」
蒼「そして君が犯す最悪最大の間違い、それはまだ神がいるということさ。全てを統一
させる力を持った神」
真「神は一人で十分なのだわ」
蒼「それはこの学園のゼウス(ギリシア神話の最高神)」
真「だから誰だというのだわ!」


~~~ローゼンさ~~~
続編
アリスゲーム【賽は投げられた】