ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 金糸雀の胆試し

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肝試し続き
 組み合わせ 金糸雀 男子D 女子D
金糸雀「ふっふっふ……この有栖学園一の頭脳派! 金糸雀にまかせれば楽してズルして証いただきかしら~」
 その自身は何処からでてくるんですか? と、聞きたくなるぐらいに胸を張って二人の生徒にそういう金糸雀。
 とりあえず、ズルは駄目じゃないですか? と、二人はそう思った。
男子D「まぁ、とりあえず中入りましょうよ。先生」
女子D「男子D君の言うとおりだと思います」
金糸雀「じゃぁ、行くのかしらー!」
 そして、三人は校舎へ入って……
金糸雀「あう!」
 僅かな段差がある玄関ホールで、金糸雀がこけた。
二人「大丈夫ですか?」
金糸雀「だ、大丈夫かしらー!」
 なんかちょっぴり不安になるのと同時に、こりゃしっかりして行かないと駄目だなと生徒二人はそう思った。


 暗い廊下を歩く三人。
 そして、丁度道が二手に分かれる分岐点まで来た時。突然金糸雀が
金糸雀「そこに隠れているのは、わかってるかしらー! 出てくるかしらー!」
 と、右の通路をビシッと指差し、見破った! と、言った感じの表情をする金糸雀。
『ばぁれた……』
 かぁーと、つづけたかったソレだったが、金糸雀が指差したのは右の通路。
 しかし、ソレが現れたのは左の通路からだった。
 気まずい雰囲気が、現れたソレと三人の間に流れる。
男子D(お、おい……どうする?)
女子D(ど、どうしよう)
『(や、やばい……気まずすぎる)』
金糸雀(お、おおハズレかしらー! ど、どうしようかしらー! お、おちつくのよー!)
 しばらく、そこにいる全ての存在が、停止していたが。
 一番最初に、動いたのはソレだった。
 そそくさと、左側から右側へと移り『ばぁれたかぁー』と、わざわざ右の通路からでてくるソレ。
『(く、苦しいが、これでなんとか!)』
男子D(な、ナイスフォロー!)
女子D(脅かし役さん! ナイス!)
金糸雀(あ、ありがとう! ありがとうかしらー!)
 もう、肝試しとかそんな状況じゃない三人とソレ。


 一応仕切りなおしは、したのだが……
『さらばだぁあー』
 もう、気まずすぎて逃亡するソレ。
金糸雀「金糸雀の推理(?)に、恐れをなして逃げたかしらー!(うぅ……多分ピチカートさんだと思うけどごめんなさいかしらー)」
男子D「す、すごいですね。先生!(脅かし役さん! マジお疲れ!)」
女子D「さ、さすがです。先生!(脅かし役さん! アナタを尊敬するわ!)」
金糸雀「さ、さぁ。どんどん行くかしらー!(うぅ実にやばくてまずぅぃ状況かしら!)」
 その場の雰囲気を誤魔化すべく金糸雀は、一オクターブ高い声でそう言って歩き始める。
『カエレェーーー』
金糸雀「(つ、次こそ!) 正体は見破ったかしら! ずばり、エンシェ事務長かしら!」
『……(ラ、ラプラスなんですが……な、なんか気まずいですねこれ)』
金糸雀「(うわーん! またハズレちゃったかしらー!!)」
男子D(お、おい今度こそマジどーする?! 違うっぽいぞ?!)
女子D(ど、どうしようもないわよ! ってあのかすかに見える白い耳! ラプラス教頭先生じゃない?!)
男子D(うへ?! マジだ!?)
 やっぱり、また気まずい雰囲気が周囲を包む。
『……カエレェーーー』
 とりあえず、ラプラス扮するソレはそう叫びながらくるっと踵をかえし、その場から去っていった。
男子D(さ、さすが教頭! ナイス判断とナイス対応!)
女子D(ごめんなさい教頭先生! このまえ飼育小屋に閉じ込めて! 今のアナタは、輝いてるわ!)
金糸雀「さ、さぁ、次いくかしらー!(うぇーん! 金糸雀の株大暴落かしらー! みっちゃーん! 助けてー!)」
 金糸雀は、そんな事を思いながらそう二人に声をかける。


 いろいろあったが、どうにかこうにか校長室まで到着する三人。
金糸雀「さぁ、ついたのかしら!(うぅ、もう帰りたい)」
男子D「つきましたねぇ……(ながかった……長い長い道のりだった)」
女子D「証とって、帰りましょう(疲れたわ……試験勉強より疲れるなんて)」
 そして、校長室の扉が開かれる。
『よぉぅく来たなぁ! お前らぁ! 待ちくたびれたぞぉおお!』
金糸雀「次こそ正体を見破ったかしら! ずばり! ラプラス教頭先生かしら!!!」
 今度こそ! と、ビシッとローゼン扮するソレに指差す金糸雀。
男子D(ち、違う! ラプラス教頭はさっきの!)
女子D(金糸雀せんせーーーー!!!)
『ばれたか。じゃぁコレをもって帰りなさい』
 しかし、ローゼンはすばやく対応し、金糸雀に証を手渡す。
金糸雀「さぁもどるかしら!(よ、よかったかしら! さ、最後の最後で大当たりかしら! 天国のみっちゃん! 金糸雀の勇姿を見てかしら!)」
 ちなみに、みっちゃんは死んではいない。

みっちゃん「ぶえっきしゅん!? ん……誰か噂してるのかな?」

男子D(さすが校長先生だ! 俺、今までおちゃらけたバカな校長だと思ったけど尊敬する!)
女子D(セクハラ校長だってバカにしてごめんなさい! 尊敬します校長!)


『…………ご苦労様です。校長』
『……なんか、俺この企画したの間違いだって今思ってる』
『ならするな。馬鹿校長』
『……やっぱり、俺への態度ひどくなってない? ラプラス君』
『胸に手あてて考えなさい』
 胸に手をあてて考えるローゼン。
『いや、さっきもやったんだけど思い当たりがない』
『……この馬鹿校長』
 金糸雀組。クリアー(代償。脅かし役さん方+同伴生徒二人に酷く心労させた事)



おまけ

「有栖学園一の頭脳派! 金糸雀に任せれば戦わずして勝つことができるのかしら!」
「先生?」
「実は、昨日のうちに校長室へ忍び込んで証を一つ盗んできたかしら!」

「…それは良いことを聞きました」
「げっ! ローゼン校長…何で後ろにいるかしら?」
「金糸雀先生、次のボーナス査定覚悟しておいてくださいね」
「かしら~(泣」

今日の教訓:ズルはイクナイ