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粛清の夜

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バタン!
突如、地下の射撃部部室の扉が開く。

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ!

複数の銃声が部室内に響き渡る。
武器の力を手に入れた水銀党は目障りな反水銀燈の射撃部を一掃しようと、部室に襲撃をかけていた。
突然の襲撃に浮き足立つ射撃部。瞬く間に水銀党達によって部室のエントランスは制圧された。

次々と制圧されていく部室。
水銀党A「よし。ここは終わりだ!次行くぞ!」
奥にあった扉を開く。水銀党達はその中になだれ込んで行った。


「来た」
その奥には嬉しそうな笑みを浮かべ一人の女子射撃部部員が佇んでいた。

水銀党A「撃て!!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!
一斉にマシンガンを乱射し始める。しかし、その人影は倒れない。
水銀党B「あれ?・・・なんで・・・」
不審に思う。何故この弾幕の中で立っていられるんだ。そう水銀党達は思った。

水銀党C「た、弾切れか!」
銃を乱射し続けた水銀党達は既に弾切れが始まっていた。

「もう、終わりですか?」
その人影が呟く。傷はおろか、弾は掠ってもいなかった。
手に持ったブルパップ式アサルトライフル、FA-MASを構える。
「・・・血祭りの時間だ。」

部長「なるほど、全滅か・・・」
次の日、部室には射撃部部長と数人が話しこんでいた。
男子B「まあ、この前の騒ぎで水銀燈先生に実印は渡ったし、今度の選挙でも・・・」
そう、彼らも水銀党。前の水銀党と射撃部の紛争の時に大量の射撃部を動員できたのは部長の権限によるものだったのだ。
そして、彼らが今回水銀党に武器を提供した張本人達だ。
「ほう、それでそれで?」
一同「?!」

いつのまにそこに居たのだろうか。
そこにはあの女子部員、射撃部海兵隊隊長、オディール・フォッセーが立っていた。
部長「っな、貴様何処から!?」
オディール「話は全部聞かせてもらいましたよ?」
パチンと指を鳴らす。すると射撃部で最も過酷な訓練を受ける部隊、彼女の部下、海兵隊数人が現れた。
オディール「そろそろ交代の時間じゃないでしょうか?フューラー。」
その場に居た数人は瞬く間に縛り上げられた。

射撃部3「うわっ、や、やめろ!」
部長「な、何をするつもりだ!」
オディール「録画の準備は?」
海兵隊1「準備完了です!」
そのとき、影から大量の射撃部部員が現れた。
部長「あ!お前ら!助けろ!」
部長が叫ぶ。しかし、そのとき返ってきた返事は射撃部全員の笑い声だった。
オディール「ここにあなたの味方は一人も居ませんよ?部長。」
部長「な、なんだと?!」
射撃部一同「「「「「「'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、」」」」」」
オディール「ここは、射撃部の部室です。私達にとってはね。ですが、あなた達にとっては違います。
      そうですねぇ・・・公開処刑台とでも言っておきましょうか?部長さん。いや、『元・部長』さん。」
ザザザザザザ!
大量の銃口が彼らに向けられる。
そして、彼らの口にはガムテープが貼り付けられ、首に『私は裏切り者です』と書かれたボール紙が掛けられた。
録画が開始された。
オディール「こんにちわ水銀党諸君。素敵な宣戦布告をありがとう。ここに―



こうして、水面下で水銀党と射撃部の戦いが開始された。



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