ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki

第13話「円卓」

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
カッカッカッカという規則正しい足音が廊下に響く。
軍服のような格好の4人が歩いていた。
胸にはKSVと書かれたハーケンクロイツの紋章。
2人の襟にはSSと書かれた襟章が、もう二人にはSAと書かれた襟章が貼り付けてあった。
彼らは射撃部部員、兼雪華綺晶愛好会の頭。
射撃部親衛隊第一分隊、通称近衛隊隊長「r1」
射撃部親衛隊第二分隊、通称護衛隊隊長「ウィキ」
射撃部突撃隊第二分隊、通称空挺隊隊長「ほぐし」
そして・・・
射撃部突撃隊第一分隊、通称海兵隊隊長
そして、射撃部全体を指揮する現部長「オディール・フォッセー」
彼らが向かう先、それは有栖学園教師愛好会幹部生特殊自治執行会
通称「特自」と呼ばれる会議。そこに呼び出されていた。

ウィキ「はぁ、S氏は居なくなっちまうし・・・コレじゃあどうやって計画を進めるんだよ・・・」
ほぐし「ごめん・・・俺の人選ミスだったかもしれない・・・」
r1「お前は謝る必要ないんじゃないかな?相手が強すぎたんだよ。」
オデ「あの時は緊急時でしたし・・・急行できる人間が少なかったんですよ。
たった6人、しかもそのうち2人は装備なしの丸腰。仕方がありません。」
ほぐし「俺の部隊がヘリコプターで強襲した方が良かったか・・・」
r1「まあ、あの不良共は不幸だったな。あの巴を相手にしなくちゃならなかったのだから・・・
何処の手の者だったんだ・・・?金糸雀か?」
オデ「あの人のバックには暴力団が付いていますしね・・・手口が乱暴でしたし・・・」

そんな会話をしながら歩いていると特自の会議室の前に来た。
扉を開く。そこには既に全員揃っているようだった。
r1「やぁ、遅れたかな?」
4人は自分達の席に着いた。

ローゼン「・・・では、会議を始めてくれ・・・」

めぐ「まず、射撃部の皆さんに聞きたいことがあります。
   率直に聞きます。あの水銀燈先生の暗殺未遂事件ですが、これはあなた方の仕業ですか?」
オデ「さぁ?我々は知りませんね。」
めぐ「ふざけないでください!実弾を発砲する組織なんてあなた方くらいなものでしょう?!」
めぐがオディールを睨みつける。
オデ「何処にそんな証拠が?憶測だけで物事を決め付けるのはやめていただきたいですね。」
r1「反論は、ありますかな?」
めぐ「っく・・・」
ほぐし「・・・まぁまぁ・・・そう怒らないで・・・」
ウィキ「さて、証拠不十分なので、次の質問行きますか。」
巴「秋葉原のS氏に対しての襲撃事件ですが、これに対して射撃部は関与しましたか?」
ウィキ「あれは他校の生徒がやったことでしょう?疑いをかけられる理由が良く分かりませんが?」
巴「・・・射撃部はプロジェクトミリオンに関与しているようですが?」
r1「?!どこでもれた?」(ボソ
ウィキ「・・・あの零度が生きていた可能性があるやもしれん・・・」(ボソ
オデ「さぁ、知りませんね。」







会議が終わり、会議室を後にする4人。

r1「さて、この後どうなるかな・・・?」
オデ「恐らく、S氏を保護しているのは剣道部でしょう・・・証拠の写真もありますし。」
ウィキ「戦争か・・・S氏を取り戻すための・・・」
ほぐし「恐らく、剣道部はS氏を書き散らしから徹底的に引き離す作戦に出たものと思われますが・・・」
r1「まあ、水銀党達のおあ氏とくっつける戦術より手っ取り早いな。確実だし・・・」
オデ「仕掛けてきたとしても、徹底的に叩き潰すだけの事・・・あなた達もその能力を存分に発揮してくださいね。」
r1「ッフ・・・腕が鳴る・・・完膚無きまでに叩き潰してやる・・・」
オデ「フフフ・・・そう、たとえあちらに強化人間がいようともね・・・
   私達は『オリジナル』なのだから・・・」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

目安箱バナー