ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki

真紅と賓乳

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胸。
真紅「はぁ……」
 真紅は、ため息を一つつく。
 そして、自分の一部分をじっと見た。
 胸。そう、胸の部分だ。
真紅「はぁ……」
 無いに等しい自分の胸。
 牛乳も飲んでるし、夜のマッサージも欠かさない。
 しかし、育たないこの胸。
真紅「はぁ……」
水銀燈「なぁに、辛気臭いため息ついてるのよぅ」
 ヤクルトを飲みながら、ため息をついている真紅に声をかけるのは
 ローゼンメイデンの教師の中でも、一番胸があるだろう水銀燈。
真紅「………はぁ」
水銀燈「なによぅ。弄りがいの無い反応は」
真紅「別にぃ」
 何処かやさぐれた感じに返答する真紅。


水銀燈「大方、胸の事で悩んでたんじゃないのぅ?」
真紅「なんで分かるのだわ!」
 シャーと、威嚇する真紅。
水銀燈「まぁ、落ち着きなさいよぅ。この水銀燈が胸が大きくなるに必要なものを教えてあげるわ」
 キランと、光る水銀燈の目。
 何処か頼もしげだが、真紅で遊んでますって感じがありありと見て取れた。
真紅「必要なもの?」
水銀燈「そう。この私がこの胸になるには二つのモノが必要だったわぁ」
真紅「それは?」
水銀燈「ヤクルトとプロテインよ」
真紅「ヤクルトとプロテイン!」
 ちなみに、
 ヤクルトは、腸の働きを良くしてくれる乳酸菌。
 プロテインは、大豆から作られた筋肉をつける為のモノである。
 胸が育つ。とは遠くかけ離れている。


真紅「わかったわ……」
水銀燈「がんばってねぇ~」
 ケラケラと笑いながら水銀燈は、その場から去った。
 そして、数日後。
真紅「すぃぎぃぃいいんとぉおおお!!!」
水銀燈「うひゃぁ?! な、なによぉ?!」
 背後からの、怨霊じみた声にびっくりする水銀燈。
 後ろを振り向けば、明らかにダークな真紅が其処にいた。
真紅「こうなったのは、あなたのせいよぉおおお!!」
 そういって、真紅はりんごを一つ手に取ると
水銀燈「え?」
 握りつぶした。
真紅「胸は育つところか、心なしか減ったのだわ……」
水銀燈「そ、そぅ?」
真紅「この落とし前……どうつけてくれるのだわ……」
 ガシッと、水銀燈の頭をつかむ真紅。
水銀燈「ちょ、ちょっとしたお茶目じゃない!!?」
真紅「水銀燈……アナタは、してはいけない事をしたのよ……さぁ、こっちにくるのだわ」
 ズルズルと引きずられていく水銀燈。
水銀燈「ちょっ?! 真紅?! ぃいいやぁああーーー!!!」
 水銀燈の絶叫が、学校内に木霊した。

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