ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 教師達の文化祭バザー

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ローゼン「あー、突然ですが明日の文化祭で教師の皆さんにも何かしてもらいたいと思います。」
一同「「は?」」
ローゼンの突然の発言。指令は明日の文化祭で今日全員が何かをやれというもの。
が、事前の準備をやる時間も暇もない彼女達からは大ブーイングである。
翠「はぁ・・・まったく何を言うかと思えば・・・。馬鹿言ってんじゃねえですよ!!
  明日ってあと何時間あると思っていやがるですか?そんな急に言われても無理の無理の助ですぅ!!」
蒼「珍しくまともな意見だね、翠星石。」
雛「そうなのー!!ヒナ達、いきなり何かやってっていわれても困るのー!!」
銀「めんどくさぁい・・・私パス・・・」
紅「翠星石の言うとおりね。いい案なのだけど、行き成り過ぎなのだわ。」
雪華「・・・アフガンでは、よくあr・・・いや、ねーよ・・・」
薔薇「ど、どうしよう・・・」
そんな時、例外的にブーイングを起こしていない、
あのトラブルメイカーからある案が提案される。
金「ふっふっふっふ~、皆ダメダメなのかしら~。カナが超いい案を思いついたかしら~。
  ズルして楽して、カナ達にとっても素晴らしい名案なのかしら~!!」
それは何なのかと尋ねる一同。
金「バザーをやるのかしらー!!カナ達の私物を売るのかしらー!!
 買った人も喜んで、カナ達も儲かって幸せになる。こんないい案は他に無いのかしらー!!」

紅「ちょっと金糸雀?バザーはたしかPTAのご婦人の方々がやる筈なのだわ・・・。
 それに大体、売り上げは学校側に行くのが普通で、私達には一銭も入らないのだわ。」
金「ええー!!そ、そうなのー?!」
ローゼンの方を涙を流しながら、振り向く。
ローゼン「ま、まあ、ある程度業績を上げたなら、多少はバックしてもいいけど・・・」
銀「・・・え?」
金「ほ、本当?!やったのかしらー!!これで皆もやる気になるでしょ?」
が、何故か全員の反応は渋い。
翠「いきなりそう言われても・・・。何か売る物がねえと話にならんですよ・・・。」
蒼「う~ん・・・売る物ねぇ・・・」
雛「うにゅーなら一杯お家にあるけどー・・・」
雪華「ベレッタぐらいなら売ってもいい・・・」
薔薇「姉さん・・・銃刀法って知ってる?」
いきなりバザーをやるんで、何か持って来いと言われても中々思いつかないものだ。
が、また1人の悪女が良からぬ案を企んだようで・・・

銀「・・・!!いける、これはいけるわぁ・・・ふふふ、私って頭いいわぁ・・・」
ろくでもない作戦を考え付き、ぶつぶつと独り言を喋る水銀燈。
彼女の今の頭の中はそれをどうやって成功させるかよりも、そのお金の使い道で一杯であるだろう。
そして、金糸雀の方に振り向き・・・
銀「いいじゃなぁい・・・私でよければ喜んで協力させてもらうわぁ。
  男達から貰っても、使わなかった物ならたくさんあるしねぇ・・・。」
金「ほ、本当かしらー?!ありがたいのかしら~。これでカナの案も失敗に終わらないのかしら~・・・」
一同「「ええ?!」」
金糸雀の手をがっちり握る。そんな光景を信じられないような目で見る一同。
翠「ちょ、ちょっと水銀燈!?本気で言ってやがるんですか?!翠星石は売るものなんて1つもねえですよ!!」
蒼「水銀燈、君もようやく改心したんだね、僕は信じてたよ(棒読み)。」
紅「う~ん・・・水銀燈が・・・きっとこれは悪い夢なのだわ・・・」
雛「水銀燈が・・・めずらしいのー・・・明日は雪が降るのよー・・・」
雪華「こいつは臭せー・・・何かとんでもない『悪知恵』の匂いが・・・プンプンする・・・」
薔薇「姉さん・・・銀ちゃんだって・・・本当は・・・え~と・・・うん、いい子なんだから・・・」
十人十色とはよくいうが、この時だけはほとんどが同じ反応を示す。
銀「お馬鹿さんねぇ・・・金糸雀がぜっかく、私達が急に何かやれって言われて困ってた所に
  必死で考え付いて出したアイデアなのに、それを無駄にしちゃ、可哀想じゃなぁい?」
金「うう、水銀燈もたまには良いことを言ってくれるのかしらー・・・」
銀「それに売る物なんて適当でいいのよぉ。家の中を探せば
  いらない物が1つや2つでてくるでしょう?いいのよぉ、そんなので。」

翠「た、たしかに・・・。珍しく協力的なのが恐いですが・・・」
蒼「僕も家の中を探せば、たしかに何かあるかも・・・」
雛「ヒナも着れなくなった服なら、喜んでお出しするのー!!」
雪華「じゃあ、もう軍では使用されていない・・・」
薔薇「姉さん・・・だから銃刀法って分かる?」
紅「そうね・・・折角の文化祭のだからコレクションのティーカップの1つぐらいは持って来るのだわ。」
クククと計画が上手く進行したことに笑みを零す水銀燈。
あのまな板真紅でさえ、自分が何をしようとしてるのか気付いてない、何てツイているのか。
金「本当にありがたいのかしらー・・・。校長!!カナ達はバザーをやることに決定したのかしら!!」
ローゼン「zzz・・・zzz・・・zzz・・・うぇ?あ・・・え?な、何々?」
一同「「ね、寝てたー!!」」
寝てたローゼンに今までの経緯を話す金糸雀。バザーについて彼は大賛成のようである。
ローゼン「じゃあ、ラプラスの方には僕から話を通しとくけど、あまり変な物は売らないようにね。
      僕がまた怒られるからさ。まあ、じゃあ、急に悪かったね。というわけで今日は解散ー。」

翌日の文化祭。生徒達が準備に勤しんでる中で会議室へと集められた一同。
ラプラス「あのアホ校長から話は聞きました。まあ、教師が学校行事に対して
      熱心に取り組んだ結果というのでOKしましたが・・・一応、何を売るのかチェックだけさせてもらいますよ。」
教育にうるさいラプラスらしい案である。まさかとは思うが変な物を売られたは困るからだ。
ローゼン「まあ、そういうわけだから、商品を机の上に出してねー。」
各々が持ってきた品を机に出す一同。
ラプラス「じゃあ、まずは・・・翠星石先生ですね・・・え~と、これは・・・」
翠「見てわからんですか?ガーデニングセット一式と翠星石の詳しい解説つきのビデオですぅ!!
  これを見ながらやれば、誰でも簡単に庭に華麗な花園を作ることが出来るですよぉ!!」
ラプラス「ほほぉ・・・園芸部の顧問の翠星石先生らしい発想ですねぇ・・・。で、これお幾らで売るつもりなんですか?」
と、ラプラスの言葉を受けて五本の指を広げる翠星石。
ラプラス「え?5百円ですか?それは、また随分と太っ腹ですねぇ・・・」
翠「な?!ば、馬鹿言うじゃねえです!!翠星石の真心のこもりまくったビデオ付きなんですから、5万で売ってやるですぅ!!」
この一晩、寝ずにビデオを撮ったのだから、それだけの対価は貰ってもいいだろうと踏んだ翠星石だが
ラプラス「・・・却下。」
あっさりと一言で片付けられる。
ラプラス「いいですか?学際のバザーでそんな高値で誰が買うんですか?
     まあ、苦労はお察ししますが、ざっと・・・2000円てところですかね。」
翠「そ、そんな・・・あまりに安すぎるですよぉ・・・」
ラプラス「文化祭ですから。」
ニッコリと眩しいくらいの笑顔で答えるラプラス。

ラプラス「じゃあ、次は・・・蒼星石先生ですか。」
蒼「僕は・・・これを。」
と言ってズイと何かの鍵らしき物を差し出す蒼星石
ラプラスはこれが一体何なのかわからないでいる。
ラプラス「これは・・・え~と・・・鍵・・・ですよね?」
蒼「これは僕が、昔に乗っていたバイクの鍵なんです。
  売っても大した金額にならないし、家においてあっても邪魔なだけだから・・・。」
ラプラス「え?ば、バイク?!いやー、それはちょっと・・・」
蒼「大丈夫です。まだ車検は切れていませんから。」
ラプラス「そういう問題では・・・」
蒼「あ、じゃあ僕が使ってた奴ですけど、このヘルメットも付けましょう。」
ラプラスはもう何を言っても聞かないだろうと観念しだす。
ラプラス「はぁ・・・ちなみに幾らでお売りになるつもりで?」
蒼星石は指を一本立てる。
蒼「一万円で。」
ラプラス「・・・これでその値段は安すぎませんか?・・・まあ、いいでしょう。」

ラプラス「じゃあ、次は雛苺先生。」
雛「は~い、ヒナはこれを売るの~!!」
といって大きな鞄を取り出す雛苺。どうやら衣装ケースのようである。
雛「これはね、ヒナが昔に着てたのよー。かわいいでしょー?」
と言って、自分の胸元に服を当てながらはにかむ。
雛「でも、もうヒナには小さすぎて着れないから、必要な人にあげるのー・・・」
といってシュンとなる。きっと服の一枚一枚に色んな思い出が詰まっているのだろう。
ラプラス「そうですか・・・。大丈夫ですよ、これを買った人は絶対に大事にしてくれますよ。
      だって、そこまで雛苺先生の思いやりが溢れているんですから・・・。」
と、俺今超良いこと言ったと思ってふと鞄に目を向けると、奥に制服らしきものが見えた。
何なのだろうと思って、雛苺に一言いって取り出してもらうと、それはやはりどこかの学園の制服であった。
ラプラス「あの・・・これは?」
雛「ヒナの高校生の時の制服なのー・・・あのね、こういうのはマニアには高く売れるから出しなさいって・・・」
ラプラス「だ、誰が、そんなことを?」
そう言って雛苺が指差した先にいたのは、ローゼンであった。
ラプラス「あ、あんたって人はぁ!!!!!」
ローゼン「い、いやぁ、彼女達にも、ある程度は売り上げを出して貰いたいしぃ・・・」
ラプラス「いい大人が、やって良いことと悪いことの区別も付かんのか?!ああ?!
      ・・・というわけで、これは却下!!雛苺先生もこれは持ち帰ってください。」
雛「よ、良かったのー・・・。ヒナの青春が帰ってきたのー・・・」

その後は真紅のティーカップセット、薔薇水晶のガンプラ、雪華綺晶の各国々の軍服、関連グッズ
金糸雀の初心者向けバイオリンセットといった問題がないものが続いた。そして、とうとう水銀燈の番が回ってきた。
ラプラス「ふう、次で最後ですか・・・。え~と・・・水銀燈先生は何を?」
銀「私はこれよぉ・・・」
といって大きな鞄からバッグや小物、服などを並べていく。
それぞれにシャネル、グッチ、エルメスetc・・・といった有名ブランドのマークが付いている。
ラプラス「す、凄いですねぇ・・・。皆、高級品ばかりじゃないですか?偽者じゃないですよね?」
銀「当然よぉ・・・あ、これ全部ちゃんとした店で買わせてたから、皆ちゃんとした本物よぉ?」
全部、男に貢がせた品なのだろうか?恐ろしい女である。
ラプラス「か、買わせてた?お、恐ろしい・・・」
薔薇「銀ちゃん、あれほど・・・口を酸っぱくしてるのに・・・また男の人を弄ぶような真似を・・・」
銀「大丈夫よぉ・・・これは貴方に会う前に貰った奴ばかりだから。
  昔の私と決別するために持って来たようなものかしらねぇ・・・。」
薔薇「ぎ、銀ちゃん・・・」
ようやく改心してくれたか、感動のあまり涙さえ流す薔薇水晶。
だが、またしてもラプラスの時と同様に、ふと横に目をやると紙袋から何か黒い箱のような物体が見える。
薔薇「銀ちゃん・・・あれも銀ちゃんの?」
銀「え?い、嫌ねぇ・・・あ、あれもブランド品よぉ・・・。」
何故か、動揺する水銀燈。何か嫌な予感を感じた薔薇水晶はそれを見せるように頼む。
薔薇「銀ちゃん?・・・ちょっとあれ見せてみて・・・」
銀「い、いいじゃなぁい?ど、ど、どれも一緒みたいなもんよぉ?」
だが、薔薇水晶が箱を開ける前に
紅「な、何なのだわ、これは?!」
薔薇水晶同様に、そんな水銀燈の態度をおかしいと睨んだ真紅が空けてしまう。

一同もそんな真紅の驚嘆に何なのかと回りに集まりだす。
銀「し、しまった・・・」
箱の中にしまってあったもの。それはブラやパンツなどの
下着類、学生時代のものと思われる制服や体操着が入っていた。
あまりの事態に逃げ帰ろうとした水銀燈だったが・・・
一同「「待(ちやがれですぅ)(ちなよ)(つかしらー)(つのー)(って・・・)(ちなさい・・・)!!」」
至極、簡単に捕まってしまうのであった。

紅「一体これはどういうことだか、説明するのだわ。」
銀「そ、それはぁ・・・そ、そう、く、クリーニングに出そうと持ってきただけなのよぉ?」
渇いた笑い声と共に、パサリと何かが落ちる。
薔薇「豪華・・・ハワイ旅行・・・セレブ気分であなたも・・・リフレッシュしませんか・・・?
   銀ちゃん・・・これは・・・?」
紅「成る程。貴方にしてはやけに協力的だと思ってのだけど、こういうわけだったのだわ・・・」
金「か、カナを利用するなんて酷いのかしらー!!」
翠「生徒に恥かしくねえですか?!」
蒼「見損なったよ、水銀燈・・・」
雛「・・・ヒナもこんな下着付ければ、水銀燈みたいになれるのかなー・・・」
雪華「まあ・・・アフガンではよくあること・・・」
薔薇「ないから・・・。・・・銀ちゃん・・・やっぱり・・・」
全員がジト目で水銀燈を見つめる。
銀「だ、だってぇ・・・男子が私のパンツなら10万は出してもいいって言うからぁ・・・」
紅「だからって・・・それを当てにして旅行を計画するなんて・・・聖職者が聞いて呆れるのだわ・・・」
ローゼン「僕は、その値段の2倍出すんだけどなー・・・貰えないかなー・・・」
ラプラス「黙れ、変態!!」

その後、水銀燈は罰として文化祭の後片付けやら何やらの雑用係を全てを一人に任され、帰り際泣いていたという。
それは、ハワイに対する涙なのか、自分のおろかさに対する涙なのか、はたまた両方なのか。

終了