ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki ピエタ

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ということで今日はいつもの校長の思いつきで学園総出で美術館へ見学に

真紅「なんで、名作の類が一同に集まっているの・・・」
ローゼン「ん~、まぁ色々と知り合いがね。はっはっは」
いつも通りなローゼンの理不尽な言葉とともに一日が始まる

美術館内
翠星石「ん~、蒼星石はどこですかねぇ?」
早速、一緒に見て回ろうとしていた蒼星石を見失う翠星石
周りにはカメラで作品を取ってる生徒がいるが美術館自体が広いためごったがえしてはいない
それに、貸切なのか学園の者以外の人がいないようだ
ちなみにカメラに関して、はフラッシュを焚かなければいい、とローゼンが生徒と教師達に渡した

しばらく歩き回り、小さめのホールになったところで水銀燈を見つけた
しかし、いつものトラブルメーカーの一員らしさ、改めアグレッシブさの欠片もなく
「心ここに在らず」といった風、だが少し熱っぽくホールの中央に置かれている「ミロのビーナス」を見つめている
翠星石「(・・・・・何か怪しい雰囲気大爆発ですぅ・・・さっさと逃げるが勝ちです・・・)」
と、早々に立ち去った
その後、「これをコピーして売れば、楽してズルして大儲けかしら~」と叫びながらカメラを手に動き回る金糸雀
「ぐにゃぐにゃ、ぐにゃぐにゃ♪」と変な歌を歌いながらピカソの絵の前で寝そべりクレヨンで画用紙に絵を描く雛苺
その二人を無視して翠星石は蒼星石を探す

そして、今度はさっきのホールより広めの場所に出た
翠星石「あっ蒼星石!やっと見つけたですぅ。一人で行くなんてひどいですぅ」
蒼星石を見つけた翠星石はそういいながら、中央に置かれている彫刻を眺めている蒼星石に近づく
蒼星石「やぁ、翠星石」
翠星石「やぁ、じゃないですよ!ところで何みてるんですか?」
蒼星石「何?ってこれだよ」
そう言って前にある彫刻を指差す

 Pieta(ピエタ) ミケランジェロ=ブオナローティ作 1499年

翠星石「・・・・・・何か悲しい作品ですぅ・・・・・・・・・」
蒼星石「そうだね・・・でも、少し憧れてるんだ。こういうの」
翠星石「な!?何をいってるんですかぁ。蒼星石にこんな辛気臭いのなんて似合わねぇですぅ!蒼星石にはもっと明るい」
蒼星石「いや、ちょっと違うんだ・・・なんていうのかな?ん~、母親・・・・かな?」
翠星石「母親、ですかぁ?」
蒼星石「ほら僕、昔から男の子っぽいって言われてたから・・・母親・・・女性らしさって言うのに憧れてるんだ・・・
    教師になったのも・・・傲慢な言い方だけど優しくしたり厳しくしたり、人を育てて導くっていうのが母親みたいに感じられてさ
    もちろん、他にも教師になった理由はあるけどね
    これ見てると・・・なんかね。・・・って、ごめんね。変な話しちゃって」
そう言って頬を赤らめて、はにかむ蒼星石
翠星石「蒼星石・・・・・・やっぱ、蒼星石はいい子ですぅ~!!」
目を少し潤ませて蒼星石に抱きつく
蒼星石「うわっ!翠星石!いきなりやめてよ」
翠星石「そ~せ~せき~~♪」

その光景を見た何人かの生徒は卒倒したが、残りの生徒はこの名場面を収めんとカメラをきりまくる
蒼星石「ちょ、ちょっと~~~~!!」
蒼星石の叫び声が美術館に木霊する

                                                  了