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金糸雀と毛生え薬 ~毛生え薬調達日記~

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匿名ユーザー

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金糸雀「今日はカナの人生で一番屈辱的な一日かしらー。見てなさい! もう二度とデコリンとは呼ばせないかしらー!。」
綺麗な夕焼けが支配する日暮れ。
それに反して、薄暗く怪しい雰囲気を放つ化学室で金糸雀の雄叫びが反響する。

昼休み、それは一日で最も騒がしくなる時間。
そんな中、端からみると下らないことで盛り上がってる所があった。
生徒A「お前さ~、将来あぶねぇんじゃねぇ?」
生徒B「はぁ? なんで?」
生徒A「だってお前今ハゲじゃん。将来完全にツルツルになるよ。」
生徒B「誰がハゲだ、誰が!」
生徒A「お前以外に誰がいるんだよ?」
生徒B「うっぜーっ、っつーかそもそも俺の何処がハゲなんだよ!?」
生徒A「お前前髪前線後退してんじゃん。」
生徒B「確かに俺のデコは他と比べて広いけど、ハゲじゃねぇ!」
実に下らない。
高校生が話す内容とは思えない…が、さらに年が上の人が話に加わる。
金糸雀「さっきからハゲハゲうるさいかしらー!」
生徒B「俺に言わないでくださいよ、言うならこいつに言ってくださいよ。」
生徒A「いや、事実は事実じゃん。」
先生の前になってもまだ続く下らない話。
金糸雀「今朝から水銀燈先生と翠星石先生に散々ハゲハゲハゲハゲ言われてムカついてるかしらー。」
新手の悪戯だろうか?いや、今回はそんなことはどうでもいい。
生徒A「…、そういえば金糸雀先生も結構デコだよな。」
生徒B「何で、俺はハゲで金糸雀先生はデコなんだ?」
生徒A「細かいこと気にしない。」

プチッ
切れた。
金糸雀「カナはデコでもハゲでもないかしらー!! お前らまとめてこの金糸雀特製の爆弾でぶっ飛ばして欲しいかしらー!!?」
生徒A「いや、いやいやいやいや。冗談ですよ~、そんな怒らないでくださいよ。なぁ、冗談だよな?」
生徒B「キレないでくださいよ、冗談で言ったのに~、ハハハ…。」
乾いた笑い、それほど金糸雀特製の爆弾はヤバイのだろうか?
金糸雀「キ、キレてないかしらー、カナをキレさせたら大したモノかしらー。」
どっかのモノマネタレントのようなことを言いながら金糸雀はその場から立ち去り、冒頭に戻る。

金糸雀「もう二度とデコと呼ばせないためにはやはり髪の毛をもっと生やすに限るかしらー!」
本当にハゲやデコでないなら髪の毛を増やす必要は無いと著者は考えているが、金糸雀の脳内には入っていないようだ。
金糸雀「この有栖学園一の頭脳派、金糸雀にかかれば楽してズルして髪の毛いただきかしらー!」
金糸雀「やはり、毛生え薬が一番良いかしら。そうと決まったら早速作るかしらー。」
こうして金糸雀の毛生え薬調達が始まった。

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