ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 第6話「私の答え」

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「よぅ、書き散らし」
 病室に、おあ氏の元気の良い声が響く。
「お、おあ氏か。どうだぁ? その後のS氏とは?」
 晴れやかな笑みを浮かべてそう言う書き散らし。
 そんな書き散らしを見て、おあ氏はどういったものかと悩むが
「ちゃーんと、真面目な交際してるさ」
「それなら良い。S氏をちゃぁんと幸せにしろよぉ? じゃねぇと私、殴るぞぉ?」
 と、ふざけた口調で言う書き散らしに勘弁してくれよ。とおあ氏は苦笑する。
「なぁ書き散らし」
「なんだよ?」
「俺、本当にS氏と付き合ってて良いのか?」
「は?」
「だってよ。俺はお前の答えを聞く為にS氏に間違って告白染みた事いっちまったじゃないか」
 な? と、おあ氏は困ったような笑みを浮かべる。
「んー……これは、真紅先生にも言ったんだけどなぁ?」
 真紅先生が、見舞えに来てたのかとおあ氏は少し驚くが、書き散らしの次の言葉を待つ。
「階段なんだよ。私は」
「なんだよそれ」
「だから、階段。よく言うこの人とこの人をフッつけるってヤツだなぁ。私は、昔からそうなんだ」
 なーにか、不思議な力でもあるのかね? と、書き散らしは笑う。
「本当に良いのかよ? なぁ?」
「あのなぁ。当事者の私が良いって言ってるんだ。良いんだよ」
 書き散らしは、笑みを浮かべてそう言う。だけどよぉ。とおあ氏は俯く。
「えぇーい! お前は男だろうがぁ! しゃきっとすれぇ! どーせ、この後S氏とデートだろぅ?」
 ニヤニヤと笑みを浮かべながらそう言う書き散らし。なんで知ってるんだよ? と、言う表情になるおあ氏。
「私には私なりの情報網があるんだぜぇ?(もっぱら先生達の話だけど)」
「そ、そうか」
「S氏を待たせるんじゃない。さっさと言って来いよ」
「また来る」
「おう」
 書き散らしにそう言った後。おあ氏は病室を後にした。
「願わくばー。二人に幸せあれーってか? あー柄じゃない実に柄じゃない! 新しい恋みつけるかなぁ……」
 病室から見える外の風景を見ながら書き散らしはそう言った。
 だが、物語は、より複雑に絡み合うのであった。