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薔薇水晶の休日

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匿名ユーザー

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学園が休みなので、一人散歩をしている薔薇水晶。
休憩のため、缶コーヒーを購入し、公園のベンチに腰をかけた。
「・・・良い天気・・・」
しばらくの間、空を眺めた後、何かを思い出したように立ち上がる薔薇水晶。
「・・・今晩のおかず買わなきゃ・・・」
そう言ってスーパーに向かう。
向かっている途中で水銀燈に出会った。
「あらぁ、どうしたのぉ?」
「・・・お買い物・・・銀ちゃんは・・・?」
「私はぁ・・・新しい財布をさがしてるのぉ、それじゃあねぇ~」
手をひらひらと振りながら水銀燈が去っていく。
薔薇水晶は水銀燈の姿が見えなくなったのを確かめた後、再びスーパーに向けて歩き出す。
スーパーに着いた薔薇水晶はカゴを取り、奥へと進んでいく。
「・・・今日の献立どうしようかな・・・」
そう言って、携帯電話を取り出し、そのまま電話をかけ始める。
「・・・もしもし、お姉ちゃん、今日何食べたい・・・?」
「肉じゃが」
「・・・わかった、今日も怪我しないで帰ってきてね・・・」
そう言って電話を切り、そのまま肉じゃがの材料をカゴの中にいれていく。
雪華綺晶は休日はいつも薔薇水晶の家で一緒にご飯を食べている。
会計を済ませ、そのまま家路につく薔薇水晶。

歩いていると、いつの間にか知らないところにいた。
「・・・迷子になっちゃった・・・」
引き返そうと後ろを見てみるが、自分が何処を歩いてきたのか、すでにわからない。
どうしようか迷っていると、向こうから大きな犬が凄まじい速度で走りよってくる。
「・・・嫌ぁ・・・」
薔薇水晶にもたれかかる犬、薔薇水晶はすでに失神寸前だった。
「ちょっとぉ、起きなさぁい」
「・・・え・・・?」
次に薔薇水晶が見たのは肩を揺すってくる水銀燈。
「こんなところで寝たら風邪ひくわよぉ?」
そう言って水銀燈は去っていった。
どうやら公園のベンチで眠ってしまっていたようだ。
「・・・今晩は肉じゃがにしよう・・・」
薔薇水晶はスーパーへと向かっていった。

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