ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 蒼星石覚醒

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ローゼンが射的部から解放されてから3週間が経ったある日・・・。
蒼星石はテストの採点をしながら考え事をしていた。
どうすればローゼンに仕返しができるのかを考えているのだ。
普段の蒼星石ならこんな事は考えず、ローゼンを許していただろう。
だが、ローゼンは部費を一円もよこさなかったので、流石の蒼星石も頭にきていた。
「部費だけはなんとか回収したいよね・・・」
やはり、直接殴り込みに行くしかないのだろうか?なんて事を考えながら採点を続ける。
「殴り込みは駄目だよね・・・そういうのは僕のイメージには合わないだろうし」
いきなりだがこの学園にいくつかの謎がある。
その中のひとつが、教師は自分のイメージを大切にするというものだった。
かつて真紅は自分のイメージを変えようと苺大福を食べるという暴挙に出たのだが、結局失敗に終わっている。
「この際イメージを変えてみるのもいいよね」
蒼星石は採点を終え、プリントを引き出しにしまい、そのまま校長室へと向かった。
適当に扉をノックし、中に入る。
そこには馬鹿みたいに大きな椅子に座る顔だけは良いローゼンがいた。
「校長、部費の件ですが・・・」
「ん?なんのことかな?」
この発言には蒼星石は怒るのを通り越して呆れてしまった。
(だめだ、ここで怒っては・・・冷静にならないと)
「2ヶ月ほど前に約束した件です、そろそろ合宿が近いので部費を早めにまわして欲しいのですが・・・」
ローゼンもここまで言うと流石に思い出したようで、妙な汗をかき始めていた。
「ん・・・そんなこともあったねぇ・・・」
いつの間にかローゼンは立ち上がり、窓に手をかける。
そしてそのまま窓を開け、飛び降りた。
「逃がさないよ!!」
蒼星石は階段を使い、追いかける・・・だが、ローゼンの姿はどこにもなかった。
あのラプラスから逃げ切ってるだけの事はあるな・・・と蒼星石は思った。

「僕はいっつも甘いんだね、それがやっとわかったよ」
蒼星石が目を閉じる、すると、周りの空気が少し変わりはじめた。
「雪華綺晶が言ってたっけ・・・大切なのはイメージすること・・・
 目的以外には何も頭に置かない・・・だから余計な動きがなくなる・・・」
そこに立っているのは蒼星石とは思えない。
雪華綺晶・・・いや、それ以上の威圧感がある。
「校長は・・・わかる、あそこだ・・・」
そう呟くと、蒼星石は雪華綺晶並のスピードで走りだした。
「ん~・・・逃げ切ったか・・・部費なんか渡したら兎に何言われるか・・・」
「誰から逃げ切ったんだい?」
驚くローゼン、それもそのはず、ローゼンは自分しか知らない秘密ルートを通り、秘密の部屋に隠れていたのだから。
「校長、もう一度言うよ、部費をください」
「け、検討する・・・」
「そう・・・悪いけど、死んだらごめんね?手加減できそうにないから・・・」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」
ローゼンの悲鳴が、学園中に響き渡った。
「あれ・・・?僕は何を・・・」
その後、多額の部費をまわしてもらえたのは言うまでもない。