ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 真紅と帰ってきたJUMグッドエンド

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それから数日後の午後8時。真紅は残業を終え、学校の駐車場へと向かっていた。と、そこへ暗闇から声をかける人物が現れた。
JUM「よっ、久しぶり。元気…だったか?」
そこにはあの幼馴染のJUMが立っていた。その姿は、包帯と松葉杖というなんとも痛々しいものだった。
最初は、前回のこと事がきっかけで適当にあしらおうとしていた真紅だったが、昔話をするうちにその思いはどんどん薄らいでいった。
真紅「そう…のりは小学校の教師、巴はフライトアテンダントになったのね…。」
JUM「てか、驚きなのは、学校で『薔薇乙女』とまでうたわれたお前らが、全員教師ってことだよなぁ…。水銀燈なんかも真面目にやってるのか?」
真紅「ええ、昔はひどかったけど、今じゃだいぶ板についてきたわね。」
JUM「懐かしいよなぁ…昔はよくお前ら喧嘩してたもんなぁ。」
真紅「色々あったわよね…蒼星石がガラスに突っ込んで大怪我したり…」
JUM「翠星石が親と喧嘩して、家に駆け込んできたこともあったな。その時、何か知らないけどお前と雛苺まで家に来るし…」
今まで離れていた分、思い出話に花が咲く2人。その勢いに任せて、真紅はぽつりとつぶやいた。


真紅「昔ね、実はJUMのこと好きだったのよ?知ってた?」
JUM「え?」
真紅「…冗談よ。何気分出してるの?」
急に恥ずかしくなったのか、少し顔を赤らめてそういう真紅。顔をポリポリと掻きながらJUMも話し出した。
JUM「あ、あのさ…実はこの怪我のせいで、当分暇が取れるようになって…」
真紅「そう。」
JUM「で、この前のローゼンさんの話聞いて、ついお前の顔見たくなっちゃってさ…」
真紅「…え?」
JUM「そんで、先に言われちゃったんだけど…俺も実はお前のこと好きでさ…。今からじゃ…駄目かな?」
その言葉に思わず身を硬くする真紅。
真紅「…で、でも…私たちはもうお互い遠い世界にいるのよ?今更そんな…」
JUM「…昔、巴が俺に言ってくれた言葉で、それの受け売りなんだけどさ…いくつになっても俺は俺で、真紅は真紅だと思うんだ。」
真紅「…。」
JUM「学校を卒業してから、ずっと思い出のまま隠しとこうと思ったけど、もうダメだ…!俺はお前が…」
気がつくと、真紅はJUMに抱きついていた。心なしか、うっすらと涙を浮かべているようにも見える。
真紅「…私なんかでいいの?」
JUM「ああ、お前じゃなきゃダメなんだ…。」
月夜が照らす中、2人はいつまでも抱き合っていた。まるで、今まで離れていた分を取り返すかのように…。