ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki

真紅と帰ってきたJUM

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匿名ユーザー

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ローゼン「…JUM君、というわけでうちで是非、講演会を開いてくれないかね?君のような立派な先輩の話は、生徒達にとてもためになると思うんだ。」
JUMという言葉に、校長室の前を通り過ぎる真紅の足が止まる。
桜田JUM…それは真紅の幼馴染で、昔はずっと一緒に遊んでいた仲だったのだが、今では有名なファッションデザイナーになってしまい、すっかり手の届かぬ存在になってしまっていた。
JUMに久しぶりに会えるかも…と、思わず聞き耳を立てる真紅。


JUM「…ローゼンさん、僕があまり学校にいい思い出が無いこと、よくご存知でしょう?」
ローゼン「しかし…そ、そうだ!君の友達の真紅君…覚えているかい?彼女、今うちの学校で教員をしているんだ。久しぶりに会ってみないかい?」
突然、自分の名前が出てびっくりする真紅。JUMは私のこと覚えていてくれているだろうか…もし一目会えたなら、あの時言えなかった言葉を…でも、もし忘れていたら…。
不安と期待が入り混じる中、JUMは返答する。
JUM「真紅、か…なつかしいな…。でもすいません…これからパリコレの準備もしなきゃいけないんです…とても時間なんて…」

淡い期待は打ち砕かれた。
考えてみれば、JUMの周りにはモデルの綺麗な子が沢山いる…今更私なんかに会ってもしょうがない…なんて馬鹿なことを考えてしまったんだろうと自分を責めた。
諦めて校長室の前を立ち去ろうとする真紅。しかし、校長はまだ粘り強い交渉を続けていた。
ローゼン「そ、そうだ!講演会が終わったら、久しぶりに体育の授業でも見学して行かないか!?未だに、初等部(小学校部門)もブルマで授業をやってたりするんだが…」
JUM「ローゼンさん…あなたの熱意には負けましたよ…!分かりました、このJUM桜田がどれだけ偉大かということ…皆さんに思い知らせて差し上げましょう!!」
あまりの変わり身の早さに、もはや言葉も出ない真紅。そして、おもむろに電話を取り出し、誰かと話し始めた。
真紅「あ…雪華綺晶?ちょっとお願いがあるの。今からファッションデザイナーの桜田JUMという男の家と、校長の家を爆破して頂戴。ええ、生死は問わないわ。」
…次の日、新聞では桜田邸崩壊、そして桜田JUM氏重傷というニュースが1面を飾ったという。
ちなみに、同じく校長の家も爆破されたが、残念ながらニュースとして取り上げられる事はなかったそうだ。



別の人が書いたやつ:雪華綺晶と横山光輝な三国志

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