朝、真紅は車の中にいた。学校に向かう途中である。
真っ赤なポルシェ・・ではないが、真っ赤な軽自動車に乗っている。
途中、徒歩の薔薇水晶と雪華綺晶を追い越した。
学校に着き、駐輪場の前を通り、駐車場に向かう。
駐輪場には翠星石のママチャリと蒼星石のアメリカンバイクがあった。
駐車場に行くと、免許取りたての雛苺がいて、駐車に苦戦していた。
真「私も最初はあんなだったわ」
と懐かしみながら車を止める。ゴールド免許の真紅には朝飯前だ。
車から降りようとすると、どこからかものすごい爆音が聞こえてきた。
真「はぁ、まったく・・」
真紅はため息をつく。その音には心当たりがあった。
その車は猛スピードで駐車場に入ってきて、
ドリフトでターンし、真紅の車の隣に止まった。
真「水銀燈!危ないのだわ。あなたはいっつもこんな運転をしてるの!?」
車を降りて、水銀燈に文句を言いに行く。
銀「いいじゃないのぉ。ぶつけたわけじゃあるまいし」
水銀燈に反省の色はない。
真「ぶつけてからでは遅いのだわ。
それにまたあなた車を改造したわね」
銀「いいじゃないのぉ、私の車なんだしぃ」
真「まわりの迷惑を考えなさいと言っているの」
こうして真紅と水銀燈の口論は続いていった。
その脇ではまだ駐車できずにいる雛苺の姿があった。
いつもの通り道に、いつもの光景、いつもの口論、
そんないつもの朝。
真っ赤なポルシェ・・ではないが、真っ赤な軽自動車に乗っている。
途中、徒歩の薔薇水晶と雪華綺晶を追い越した。
学校に着き、駐輪場の前を通り、駐車場に向かう。
駐輪場には翠星石のママチャリと蒼星石のアメリカンバイクがあった。
駐車場に行くと、免許取りたての雛苺がいて、駐車に苦戦していた。
真「私も最初はあんなだったわ」
と懐かしみながら車を止める。ゴールド免許の真紅には朝飯前だ。
車から降りようとすると、どこからかものすごい爆音が聞こえてきた。
真「はぁ、まったく・・」
真紅はため息をつく。その音には心当たりがあった。
その車は猛スピードで駐車場に入ってきて、
ドリフトでターンし、真紅の車の隣に止まった。
真「水銀燈!危ないのだわ。あなたはいっつもこんな運転をしてるの!?」
車を降りて、水銀燈に文句を言いに行く。
銀「いいじゃないのぉ。ぶつけたわけじゃあるまいし」
水銀燈に反省の色はない。
真「ぶつけてからでは遅いのだわ。
それにまたあなた車を改造したわね」
銀「いいじゃないのぉ、私の車なんだしぃ」
真「まわりの迷惑を考えなさいと言っているの」
こうして真紅と水銀燈の口論は続いていった。
その脇ではまだ駐車できずにいる雛苺の姿があった。
いつもの通り道に、いつもの光景、いつもの口論、
そんないつもの朝。