ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 真紅の角

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ある日の昼休み、4人の生徒が教室に集まっていた。そしてそれぞれの手には、今話題の持ち運び可能なゲーム機があった。
生徒A「なあ、やっぱ学校でやるのはまずくねぇ?」
生徒B「昼休みだから大丈夫だって!さ、次はどうする?」
生徒C「そうだなぁ…あ!真紅の角でも採りに行く?」
真紅「…私が何なのだわ?」
その声に、一斉に振り返る一同。そこには、学校一規律にうるさいと生徒の間では評判の、真紅がこちらをじっと見つめていた。
真紅「あら、そういうのは学校の規則で持ってきてはいけないことになってなかった?」
生徒A「い、いや…それはその…」
真紅「それに、『真紅の角』っていったい何なの?」
皆が返答に困っていた時、1人の生徒が声を上げる。
生徒B「そ、それはですね!このゲームに角の生えたキャラがいるんですけどね、それはそれは可愛らしいヤツなんですよ!」
「何を言ってるんだ」と他の生徒は思ったが、「ゲーム機取り上げられたくないだろ?」と言う顔で、その生徒は目配せをした。


生徒C「そ、そうなんですよ!たまに怒ったりするんですけど、それがまた可愛くて…!!」
生徒D「で、たまに隠れちゃったりなんかするトコも…なぁ!?」
生徒A「そ、そうそう!でも、まっすぐ物事に突っ込む…じゃなくて、取り組むところは真紅先生にそっくりだと思いますよ!!」
たとえゲームの中のキャラであろうとも、自分と同じような名前を持つものを褒められては真紅も悪い気はしない。
そういえば、最近巷では『萌え』というものが流行っているらしい。ということは、そのキャラと言うのはおそらく角の生えた鬼のようなカッコの女の子なんだろうと、真紅は勝手に想像する。
真紅「…仕方の無い子達ね。今度もってきたら取り上げるわよ。」
そういい、真紅はその場を立ち去った。心なしか、その表情も明るく見える。
生徒たちは、作戦の成功を手を取り合って喜んだ。


水銀燈「真紅ぅ~…もう授業始まるわよぉ…一体何を調べてるの?」
真紅「あるゲームに、私と同じ名前を持つものがいるらしいの。だからこうして調べてるのだわ。それはきっと私のような可愛らしい姿に違いないわ。」
そういって、インターネットの検索ワードに『真紅の角』と入れて検索する真紅。そこに出てくる言葉には『ある共通の言葉』があった。
何か凄くいやな予感がする…しかしここで引き下がるわけにはと、その言葉で検索する真紅。
数秒後、そこに現れたものは近寄るもの全てを突き殺してしまいそうな真っ赤な角を持つドラゴン…一角竜モノブロスの姿だった。(検索結果)
無論、可愛さのかけらなど微塵も存在しない生き物が、そこにはいた。
水銀燈「プッ!化け物じゃなぁい!!確かにそっくり…」
そこまで言うと、真紅は水銀燈を殴り、そして先ほどの生徒たちの元へ凄い勢いで走っていった。
その姿を見て水銀燈は思った。「何だ、行動までそっくりじゃないか」と。
ちなみに、その日から持ち物に関する規則がより厳しくなったのは言うまでもない。