ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 薔薇水晶の憧れ

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女子A「そういえば、先生って何で先生になろうって思ったんですか?」
 とある日の昼休み。
 女子生徒が、屋上でぽやぽやと日向ぼっこしていた薔薇水晶にそう尋ねた。
女子A「いっつも気になってたんですよねぇ~水銀燈先生も、何で先生してるのかが不思議なくらいな人ですし」
薔薇水晶「えっとね……」
 どう、話したらいいかな。と、薔薇水晶はそう思う。
 そういえば、なんで自分は教師になろうとしたのだっけ? と、昔の自分を思い出す。
 『私……先生の様な……先生目指します……』
 『おう、嬉しい事言ってくれるな! 薔薇水晶君!』
薔薇水晶「憧れ……」
女子A「憧れですか?」
薔薇水晶「んと……私が……アナタと同じ頃に……お世話になった先生がいるの……」
女子A「ははぁ~ん。なるほど!」
薔薇水晶「憧れ……私は、あの時の先生と……同じように……皆の頼れる先生に……なりたかったの」
 『おう! お前ら! 今日は自習と言う名のサボリだ! 俺についてこーい!』
 『なんすかーそれー!』『今日はなにするんだろう?』『またロケット飛ばすのかな?』

薔薇水晶「皆から……慕われる……楽しい先生に……憧れたの」
女子A「ちょっと待った。先生」
薔薇水晶「?」
女子A「今の言葉きいてると、まるで私たちが先生を慕ってないみたいじゃないですか」
 女子生徒の言葉に、ごめんなさい。と、謝る薔薇水晶。
女子A「それに、先生は大丈夫ですよ! その先生がどんな先生かしらないですけど、先生は十分先生です」
 女子Aは、なに言ってるのかわかりませんね。と、頬を軽く掻きながら照れた。
薔薇水晶「……ありがとう」
 ふんわりと笑みを浮かべる薔薇水晶。
 『一人で、何も悩む必要はねぇぞ? 薔薇水晶。俺が力になってやるからな』
 薔薇水晶は、空を見上げた。つられて女子Aも空を見上げる。空は、青く綺麗だった。
 薔薇水晶は、あの先生は今何をしてるのだろう? いまも、何処かの学校で楽しくやってるのかな? そう思った。

ローゼン「なぁ、ラプラス君。この山なに?」
ラプラス「もちろん今日中に済ませてほしい書類です」
ローゼン「げっ。俺やだよこんなにやるの」
ラプラス「やだよじゃないです。やれ」
ローゼン「なんか、ラプラス君段々俺に対して容赦なくない?」
ラプラス「サボり魔が何を言うんですか」
 へいへい、とローゼンは書類整理をする事にした。
 ローゼンの机には、一つの写真立てがある。
 写真立ての中にある写真には、多くの生徒が笑顔で写っていた。
 ちょうど真ん中に、笑顔のローゼンと同じく笑顔の薔薇水晶が居た。
ローゼン「ラプラスくーん! お茶ー!」