水「春ねぇ~」
真「…」
真「…」
『春の一日』
真紅たち唖然としている。なぜなら、麻薬中毒者のごとく黒をこよなく愛していた水銀燈が、な、なんと赤い服を着ているのだ。
黒色の服を着ていないのはまだいい。問題なのは、彼女が赤色の服を着ていることだ。
彼女は、真紅と似ている服の色である赤が、これまた麻薬中毒者のごとく赤色を嫌っていた。
黒色の服を着ていないのはまだいい。問題なのは、彼女が赤色の服を着ていることだ。
彼女は、真紅と似ている服の色である赤が、これまた麻薬中毒者のごとく赤色を嫌っていた。
翠「す、水銀燈のやつどういやがったのですか」
蒼「さ、さぁ」
蒼「さ、さぁ」
あきらかに動揺する教師たち。
真「す、水銀燈、あなた熱でもあるの?」
真紅は、その様子を心配しているようだ。
水「そんなことないわよぉ」
怪訝な顔で応える水銀燈。
真紅は、その様子を心配しているようだ。
水「そんなことないわよぉ」
怪訝な顔で応える水銀燈。
真「そ、それじゃあどうして赤い服なんか着ているの?」
かなり心配した声の真紅さん。
だが、答えは意外というか笑えるものだった。
かなり心配した声の真紅さん。
だが、答えは意外というか笑えるものだった。
水「この服は、めぐが褒めてくれたのよぉ」
笑顔で答えてくれる。
笑顔で答えてくれる。
真&蒼&翠(そ、そういうオチなのかよぉぉーー!!)
その魂の叫びは誰にも聞こえなかった。
その魂の叫びは誰にも聞こえなかった。
め「…なんで、赤い服なんて褒めさせたの?」
紅「赤を好きにさせるためさ」
め「好きにさせてどうするのよ?」
紅「俺の名前は紅 真紅だ」
め「だから」
紅」「水銀先生が赤を好きになれば名前が紅の俺のことも…」
め(…愚かね)
紅「赤を好きにさせるためさ」
め「好きにさせてどうするのよ?」
紅「俺の名前は紅 真紅だ」
め「だから」
紅」「水銀先生が赤を好きになれば名前が紅の俺のことも…」
め(…愚かね)
水「もしかして、心配してくれたの真紅ぅ?」
真「そ、そんなことないのだわ」
水「そういう素直じゃないところも好きよぉ」
真「///」
真「そ、そんなことないのだわ」
水「そういう素直じゃないところも好きよぉ」
真「///」
青「百合だな」
白「百合だね」
白「百合だね」
そんな春の一日。