ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 合成大作戦

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普段と変わらない時間に家を出て、普段と変わらない時間に学校に到着した水銀燈。
しかし、職員室には水銀燈を除いた全員が、もうすでに集まっていた。
水銀燈の姿を見て、真紅は声を荒げる。
真紅「遅いわよ水銀燈!いったい今まで何をしていたの!」
水銀燈「んー?今日何かあったっけぇ?」
真紅「会議よ!プリントを前もって渡しといたのに、忘れてしまうとはどうしようもない人なのだわ!!」
水銀燈「…どんな内容?」
真紅「春休みに関しての会議をしたいから、早めに集まれーって内容よ!」
水銀燈「…いつそんなの配ったっのぉ?」
真紅「昨日の放課後!!そんなことも忘れてしまうなんて、老けた証拠だわ!だからそんな髪の色になっちゃうのよ!!」
水銀燈「なんですってぇ…?ちなみにコレは地毛よぉ!?」
一触即発の不穏な空気が流れる室内。しかし、予想に反してあっさりと引き下がる水銀燈。
水銀燈「…まぁいいわぁ。遅れた私が悪いんだし、今日だけは許してあげるわぁ。あ、いっけない…これシャーペンの芯入ってなかったわぁ…真紅、あなたの使ってる芯の濃さっていくつ?」
真紅「…?HBだけど?」
「あらそう、じゃあそれ貰っといてあげるぅ♪」
そういい、シャーペンの芯をケースごと奪い取る水銀燈。その顔には、不敵な笑みを浮かべていた。


そして放課後、何やらパソコン室で作業をし続ける水銀燈。気がつけば、もう外は真っ暗になっていた。
蒼星石「水銀燈、もうカギ閉めちゃうよ。さっきから何を一生懸命作ってるのさ?」
水銀燈「え?ふふ…ちょっと待っててぇ…。ふぅ…やっと出来たわぁ♪ちょっとコレ聞いてごらんなさぁい?」
そういって、プレーヤーの再生ボタンを押す水銀燈。聞こえてきたものはとんでもないものだった。
真紅voice「私と(渡しと) H したい人 放課後 集まれー」
蒼星石「…!!」
どうやら、ICレコーダーでこつこつと真紅の声を拾い集め、合成したらしい。
満足そうに、水銀灯は続けて言う。
水銀燈「うふふふ…我ながら良い出来だわぁ♪これ明日の放課後、放送室から流したら、さぞ面白いことになると思わなぁい?」
蒼星石「…さ、流石にそれはマズいと思…真紅!早まっちゃだめだ!!」
水銀燈「そうよねー、あの子すぐ怒るからねぇ。きっと乳酸菌が足りないのよねぇ…だから胸も無いんだわぁ♪」
真紅「…胸が無くて悪かったわね…!!」
そういい水銀燈にヘッドロックをきめる真紅。のどをしめあげられ、声にならない声を上げる水銀燈。
真紅「…水銀燈…今まで散々目をつぶってきたけど、今回ばかりは許せないわ…!さあ、死してその愚行を反省するしなさい…!!」
…その後、水銀燈は蒼星石の説得の効果もあってか、真紅に1ヶ月食事代をおごると言うことで、何とか事なきを得たという…




前回、ICレコーダーで真紅の声を編集したところ、それが見事にばれた水銀燈。
おかげで、1ヶ月は真紅に対し食事をおごることになってしまい、苦しい生活が続いていた。
水銀燈「全く…なんで紅茶のくせにこんな高いのよぉ…しかも何よ、このベノアティーって…」
翠星石「ププーッ!聞いたですよ!天下の水銀燈ともあろう者が、真紅にたかられてるとは!!!」
水銀燈「…うるさいわねぇ、お馬鹿さぁん…」
不機嫌そうに答える水銀燈。
翠星石「全く、何でそういう面白そうなことに私を誘わないですか?ほれ、協力してやるから、もう1回やってみるですぅ♪」
…そうだ、この子の存在を忘れていた…。
イタズラかけてはエキスパート、陰謀の影に翠星石ありといわれたこの子の存在を…
無言で握手を交わす2人…それは、悪だくみに関しては史上最凶の2人が手を組んだ瞬間であった。


こうして、水銀燈の家で今後の計画について話し合う2人。
翠星石「まずおめーの欠点として、作業を学校でしちまったのが原因ですぅ。こーいうのは、家でこそこそやるもんですぅ♪」
水銀燈「…確かに。でももうICレコーダーも壊されちゃったしぃ、買いなおすお金なんて無いわよぉ?」
翠星石「それです。」
水銀燈「へ?」
翠星石「そんなの、誰がやったかすぐにバレちまうですぅ。ほれ、コレを使うですよ。」
それは、以前学校行事の一環として山登りに行ったときの写真であった。その写真には、山登りで疲れ、けだるい顔をして山を登っている真紅の姿が映っていた。
翠星石「これをちょこちょこっと改造して、どこぞのエロエロな画像と合体させてネットに流しちまうですぅ♪これなら絶対身元はバレないですぅ♪
水銀燈「…名案だわぁ♪」
止める人がそばにいないと言うのは、かくも恐ろしいことなのだろうか。2人の常軌を逸した考えは、もはや修正不可能なところにまで達していた
早速、作業を始める2人。しかし、思うように上手く出来ず、気がつけばそのまま眠りこけてしまい、そのまま朝を迎えてしまったのであった。


次の日、何か頭に違和感をおぼえ、目覚める水銀燈。どうやら頭を足で踏まれてるらしい。
激しい怒りと共に何かを言おうとしたが、それを見た瞬間言葉を失った。先に起きていたのか、翠星石も凍りついた表情でそれを見上げていた。
そう、部屋には不敵な笑みを浮かべる真紅と、心配そうな顔で見守る蒼星石の姿があった。
真紅「お昼になっても全然学校に来ないから何事かと思えば…あなたたち、またいけないことをしていたようね…?」
翠星石「あわわわわわ…し、真紅!違うですよ!!こいつが私を脅してやらせたですよ!?私は無罪ですぅ!」
水銀燈「な、何言ってるのぉ!?あなたが持ち掛けてきたんじゃなぁい!」
互いに責任を押し付けあう2人。もはや前日までの麗しい(?)友情の姿はそこには無かった。
真紅「あら、そんなに怯えなくてもいいのよ?」
真紅は不敵な笑みを浮かべながら続ける。
真紅「あなたたちが寝ている間に、色んなところをケータイで写してやったのだわ。
…もちろん、合成じゃなくて本物を。さぁて、今度はどんな風にこの償いをしてくれるのかしら?
まあ、でも今以上に生徒の人気が欲しいのなら、何もしていただかなくても結構なのだわ…♪」
2人「…!!」

その後、学校で、そして街で真紅に良いように使われる2人の姿があったそうな。
そしてそれは、蒼星石に「本当はそんな写真とってないよ」と告げられるまで続いたという。