雛 うとうと……。
雪「…寝たら死ぬぞ」
翠「そうですう!ここで寝る奴は『夢くい悪魔バークー』が出てきて夢を食べちゃうですぅ。
食べられた奴はもう夢を見ることはできなくなるですぅ!」
食べられた奴はもう夢を見ることはできなくなるですぅ!」
雪「……夢って、食べられるの……? どんな味がするんだろう……? ……じゅるり……」
翠「夢の味はですねぇ・・・いわゆる夢のドリーム味ですぅ。・・・どうでしょう、解説の蒼さん」
蒼「どうでしょう!」
次の日。今度は翠星石が寝ていた。
翠「…………はっ……! ななな何かとんでもない夢を見たですっ。 きらきしょーの奴が唐突に夢の 中に現れて……
それから……えーと、それから……あれれ? 何も思い出せねーです……………………」
それから……えーと、それから……あれれ? 何も思い出せねーです……………………」
翠「って、雪華綺晶!おめぇ何で翠星石の前でナイフとフォークを構えてるですぅ!」
雪「チッ・・・(夢の味を確かめるチャンスだったのに・・・)」
翠「…………はっ……! ままままたとんでもない夢を見たですっ。
翠星石は、夢の中で夢食い悪魔バークーに襲われたですっ。あわやというところにきらきしょーが駆 けつけて、バークーを退治してくれたですぅ。
その後、きらきしょーはサバイバルナイフを取り出すと、
バークーを手際よく解体して…………って、えっ、えええっ……?」
翠星石は、夢の中で夢食い悪魔バークーに襲われたですっ。あわやというところにきらきしょーが駆 けつけて、バークーを退治してくれたですぅ。
その後、きらきしょーはサバイバルナイフを取り出すと、
バークーを手際よく解体して…………って、えっ、えええっ……?」
雪「……すー……すー……」
薔「……お姉ちゃん……? お姉ちゃんがお弁当の時間に起きない……? こんなこと、
今まで一度だってなかったのに…………お姉ちゃんっ……お姉ちゃんっ……!」
今まで一度だってなかったのに…………お姉ちゃんっ……お姉ちゃんっ……!」
雪「……うーーん、もうおなか一杯…………すー……すー……」
蒼「スイカ30個食べても満腹しなかった彼女を満腹させるとは・・・」
真「何トンあったのかしら・・・そのバークーとは・・・。」
雪「すー…すー・・・むにゃ、今度は象も食べてみよう・・・zzz」
薔「……どうしよう……夏だから、お弁当が傷んじゃう……こんな大きなお弁当箱、
業務用の冷蔵庫でないと収まらないけど、夏休み中で、学食のも調理実習室のも電源が落とされてるし……
………………大丈夫か、お姉ちゃんなら……てへっ♪」
業務用の冷蔵庫でないと収まらないけど、夏休み中で、学食のも調理実習室のも電源が落とされてるし……
………………大丈夫か、お姉ちゃんなら……てへっ♪」
二時間後。
雪「……おなか空いたー……」
いつものお弁当箱を、完食。
雪「……おなか空いたー……」
いつものお弁当箱を、完食。
彼女の胃袋の秘密は現在どこかのページで語られている・・・探されよ!