ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki 薔薇水晶と雪華綺晶の入れ替わり

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雪&薔「………」
二人は長い間沈黙していた。
雪&薔「………」
TV「ねぇ、お姉ちゃん。私達姿も似てるし一度入れ替わってみない?」
TV「ええ!?絶対ばれるよ!」
二人はドラマに夢中だった。特に雪華綺晶は夢中になりすぎて、夜食のおにぎり(巨大)を口に入れる寸前で止めている。
TV「大丈夫だって。性格も服もお互いの真似してさ。一日だけ!お願い!」
TV「…しょうがないわね。一日だけよ。」
そしてTVの展開が変わっていく内に二人の緊張感は高まっていった。
雪&薔「…ゴクッ」
TV「○○さん。あなたいつもと様子が変ね。なんであんなに苦手だった数学がスラスラ解けるようになったのかしら?」
TV「そ、それは…」
TV「あなた…本当は…」
TV「入れ替わった二人。はたしてどうなるのか…。 to be continue…」
雪&薔「……ふぅ。終わった。」
ドラマが終わったので安心しておにぎりを食べ始める雪華綺晶。
喉が渇いたのか、コップの中の水を飲む薔薇水晶
雪「もぐもぐもぐもぐもぐもぐ」
薔「こくこく」
一人は飲むことで、もう一人は食べることで落ち着きを取り戻した。
薔「…………ねぇ、お姉ちゃん」
雪「もぐもぐ…………ねぇ、ばらしー」
二人同時に呼び合った
薔「…もしかして私達同じ事…思ってるかも」
雪「…うん。私もそう思う…」

ー翌日職員室ー
雪「……おはようごいます。」
蒼「あ、おはようございます、雪華綺晶先生。…どうかしましたか?いつもより元気がないような…」
雪「え!?あ、えっと…。な、なんでもないゾ。」
蒼「?…ならいいんですが。体調が悪ければいつでも言って下さいね。」
雪「り、了解した」
そうして席に座ったが、慌てて隣の席に座った。
少し遅れて
真「あら、薔薇水晶先生。おはようなのだわ。」
いつもの真紅の挨拶。そして…
薔「うむ。おはよう!!…じゃなくて。……おはようございます。」
真「?」


ー女子トイレー
雪「…誰もきずいてなかった…よね?」
薔「うむ。これならばれずに済みそうだ」
そう二人は今朝から入れ替わっていたのだ。
服も取り替え。眼帯の位置も反対にした。
雪(薔)「授業はこのメモに書いてある通りにしゃべれば問題なしだし」
薔(雪)「万が一の時はこの小型通信機で連絡しあえばいい。」
二人は確認しあうと、お互いの担当する授業へと向かった。

※これから薔薇水晶と雪華綺晶の名前が入れ替わので、混乱すると思いますがご了承下さい。
( )の中が本人です

日本史の授業

薔(雪)「…それでは授業を始めます。教科書の120Pを開いて…」
生徒はいつものように教科書を開く。
そして薔薇水晶が書いたメモを隠し読みながら、授業を進めた。
薔(雪)「この頃の文芸では、連歌から派生した俳諧が発達し、松雄芭蕉もこの頃に奥の細道等の作品を出して活躍しました。」
雪華綺晶がちらっと生徒達を見ると、生徒達はしきりにノートを取っている。
薔(雪)「(…どうやらばれてないみたい…。でも、このスリル…ゾクゾクする…。昔、敵陣に潜入した時もこれくらい緊張したものだ…)」
と安心したその時、雪華綺晶の鼻がピクッと微かな匂いに反応した。
そうして一番後ろにいる教科書で顔を隠して手をしきりに動かす生徒に視線を向けた。
薔(雪)「…E君何してるの?」
Eの横に来て注意する。
見ると咄嗟に教科書で何かを隠している
男子E「あ、えっと。これは…」
薔(雪)「今は授業中だ!…授業中はちゃんと話を聞いていろ!わかったかぁ!!」
男子E「ひいぃぃぃー!わ、わかりましたー!!」
周りの生徒もいつもおとなしい薔薇水晶が怒鳴ったので戸惑っている。

薔(雪)「(ハッ!…ばらしぃーの授業だからイメージを悪くしてはいけないな…)
…全く、今回は大目に見てや…じゃなくて。…大目にみるから…二度とこんなことは…」
途中で台詞が止まる。不思議に思ったEは薔薇水晶(雪華綺晶)の顔を見る
生徒E「薔薇水晶先生?…!」
そこには、教科書に隠れていた物を見て目の焦点が合ってない薔薇水晶(雪華綺晶)の姿があった。
薔(雪)「…お弁当…」
と言った時、Eは薔薇水晶(雪華綺晶)の目がキュピーンと光った気がした
その瞬間、薔薇水晶(雪華綺晶)の腕がもの凄い速さで動いたと思ったら、Eの弁当の中身は無くなっていた。
E「……!!」
その音速の速さにしばらく気づかなかったE
薔(雪)「…次はこんなことがないように……もぐもぐ」
E「お、俺の弁当が…」
意気消沈するE。彼の今日の昼食は一秒の間に終わりを告げた。
薔(雪)「さて、授業を再開……」
ぐぎゅるるるぅぅぅ~
生徒達「……?」
何か盛大な音が鳴った気がしたのだが、その音源を見つけようと辺りを見渡す
ぐぎゅるるるぅぅぅ~
と再び音が鳴ったところで生徒全員の視線が一つに集まった
生徒「薔薇水晶…先生?」
見ると体を震わせ、体をうずくませる薔薇水晶(雪華綺晶)がいた。
先ほどの弁当が雪華綺晶の空腹を刺激したのか更なる食欲を呼んだ。
薔(雪)「お腹…空いた…」
そう言うと、もの凄い勢いで教室を出ていった。廊下からはお腹のなる音が鳴り響いていた。
教室には呆然とする生徒達だけがいるだけだった。



ー世界史の授業ー

雪(薔)「そ、それでは授業を始める」
生徒達「サー!イエス!サー!」
その声にビクッとする薔薇水晶。
雪(薔)「(…お姉ちゃんの授業っていつもこんな感じなの?で、でも
こんな時、お姉ちゃんなら堂々としてるよね。…よし。)」
雪華綺晶は授業中と部活中は口調が変わるので、薔薇水晶も真似してしゃべろうとした。
雪(薔)「で、では、教科書200Pを開いてくれ。」
生徒達「サー!イエス!サー!」
雪(薔)「(…何かいいかも。)」
いつも自分の意見をあまり言えない薔薇水晶にとってはきはきと授業を行えることは気分がいいのだろう。
雪(薔)「えーっと…、17世紀のヨーロッパは科学革命の時代と呼ばれるほど、自然界の研究が進歩した。その中で
万有引力の法則を唱えたニュートンが…」
授業は問題なく進んだ。時々生徒の声にびくつくときもあったが、生徒達は特に気がつく様子もなかった
雪(薔)「(この調子なら大丈夫かも…)」
と安心していると一番後ろの席で居眠りしている生徒が見えた。
そしてズンズンとその生徒に向かって行った。
生徒はあいつ確実に終わったなと心で手を合わせた。
生徒A「スースー」
雪(薔)「…………」
他の生徒達はまた銃を乱発するのかと一斉に耳を抑えた。
雪(薔)「…A君!起きて…」
銃は乱発しなかったが、Aの体を揺さぶる
生徒A「うーん…むにゃむにゃ…。ハッ!雪華綺晶先生!あ、あのす、すすすすみません。昨日部活で疲れてつい…」
と手を振り上げる薔薇水晶。Aは殴られると思い咄嗟に目をつぶる。と頭に小さくコツンと小さな衝撃が走った。
生徒A「……え?」
雪(薔)「次からこんなことしちゃ、駄目だよ?」
とにっこり笑った。
生徒A「……え、あ、はい。すいませんでした…」
普段授業で見ることのない優しい笑顔にAも他の生徒も口をあんぐり開けていた。
そんなことも気づかずに教壇に戻る薔薇水晶
と耳につけているイヤリング型通信機から
「ぐぎゅるるるぅぅぅ~……お腹…空いた…」と聞こえてきた。
雪(薔)「(お姉ちゃん…お腹空いてるの?…しかも授業抜け出して…)」
緊急事態を察知した薔薇水晶が、まだあんぐりと口を開けている生徒に向かって
雪(薔)「えっと…ちょっと用事が出来たので自習にする。今日やった所を読み返しておくように。」
生徒達「サ、サー!イエス!サー!」


※名前変更解除します

ー職員室ー

お腹が減った雪華綺晶は職員室に溜め込んである大量の弁当を食べていた。
雪「もぐもぐもぐもぐもぐ……ふぅ、お腹いっぱい。」
薔「お姉ちゃん!」
と雪華綺晶に駆け寄る薔薇水晶
雪「ばらしぃーどうしたの?」
薔「どうしたの?って…途中で授業抜け出しちゃだめだよ…」
雪「だって…お腹が空いたんだもん…」
そうして頬を膨らませる雪華綺晶。それを見て薔薇水晶が溜息をつく
薔「もう…。とにかく次の授業はちゃんと出てよね。」
雪「むぅ……わかった」

※名前変更再開

こうして次の授業は無事に済み、雪華綺晶もお腹を空かすことなく授業を続けた。
しかし、途中居眠りしている生徒がいると、威嚇射撃するという行動を
発砲する寸前で薔薇水晶が通信機でなんとか止める事が出来た。
そんなゴタゴタの中午前の授業は終了し、昼休みになって薔薇水晶は一安心した。
そして通信機で屋上で弁当を食べることを報告すると、屋上に向かっていた。
とその途中で生徒にすれ違った。
生徒C「あ、雪華綺晶先生。聞いてくださいよ。今日の薔薇水晶先生、すごかったですよ。」
多分あの威嚇射撃のことだろうと薔薇水晶は思った
雪(薔)「…で、どうだったの?」
ある意味自分のことのため、ちょっと気になる薔薇水晶
生徒C「実はですね。弁当食べている奴を怒鳴ったり、Dのクラスでは居眠りしていた奴に銃向けたりしたんすよ。」
雪(薔)「(やっぱり…、もうお姉ちゃんったら…)」
恥ずかしくて、顔をうずめる
生徒C「でも、いつもおとなしいのに、今日はなんか元気があっていいなぁ~って思いました。」
雪(薔)「(え!?)」
その意外な言葉に思わず驚く
生徒D「そうそう。たまにはあんな元気がある薔薇水晶先生もいいかなーって」
雪(薔)「……そう。二人共ありがとう…」
生徒D「へ?何で雪華綺晶先生がお礼言うんですか?」
生徒C「馬鹿かお前。姉妹なら妹の代わりに礼言うのは当たり前だろ。」
生徒D「あ、成る程。でもこのことは薔薇水晶先生には言わないで下さいよ。
こんなこと言ったって知られたら恥ずかしいですから」
照れながら言うA
雪(薔)「…わかった…黙っておく…」
生徒C「?…何で先生笑ってるんですか?」
雪(薔)「……秘密」


同じく雪華綺晶も屋上に向かって行った。
そして教室を通り過ぎようとすると
生徒A「もう俺びっくりしたよ。まさか雪華綺晶先生があんなことするなんて…」
薔(雪)「(むっ)」
そうしてポケットから豆ほどの大きさの何かを取り出すと、その教室に向かって投げた
薔(雪)「(盗聴器投下完了…)
男子B「ガガガ…だよなー。あそこは驚いたよなー」
盗聴器から先ほどの生徒の会話が聞こえてくる
男子B「まさか、あそこで殴る…」
薔(雪)「…!!(ばらしぃーが暴力!?)」
男子B「と思ったら可愛らしくコツンってやるんだもんなー」
薔(雪)「……ほっ」
男子A「そうそう。俺もびっくりしてさー。でもその後の優しい笑顔が数倍びっくりした。
何か雪華綺晶先生にもこんな優しい部分があるんだなーって思ったな。」
男子B「次はこんなことしちゃ駄目だよって言った時、みんなもびっくりしてたよな。」
男子A「…たまにはあんな優しい雪華綺晶先生もいいよな」
薔(雪)「…………」


※名前変更解除
そして、薔薇水晶と雪華綺晶は屋上で一緒に弁当を食べていた。
薔「もぐもぐ…」
雪「もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ…」
二人は珍しく会話することなく弁当を黙々と食べていた。
そして二人同時に食べ終えると
薔「…ねぇ、お姉ちゃん…」
雪「もぐもぐもぐ…ごっくん。…何?」
二人そう同時に叫んだ。
薔「…今日ね。お姉ちゃんの授業受けてた生徒から話聞いたの。」
雪「う…。そ、それは」
今日の銃口を生徒に向けた件で怒られるかと思い少しうろたえる
薔「…それでね。お姉ちゃんの授業を受けて薔薇水晶先生のあんな元気そうな笑顔もいいなって言ってくれたの。
だから、ちょっとうれしいの。それで…もうちょっと、明るくしていこうかな…って」
そう言って少し顔を赤らめる
雪「…………」
薔「どうしたの?お姉ちゃん」
雪「…実は私も今日生徒から話を聞いて…それでたまには優しい雪華綺晶先生もいいかも…って
言ってた。…まぁ、たまには生徒に優しくするのもいいかも……と思った。」
薔「そっか…。…今日は入れ替わってよかったのかも…」
雪「…うん。そうすれば生徒が自分のことをどう思っているかも聞けるし…」
と、その時。屋上の手すりから一つの影が飛び込んできた
ロ「あ、ばらしぃーちゃーん。どうしたの?こんな所にいて風引くよ?」
とローゼンが近づいてきた。どうやら下の階から登ってきたらしい。多分ラプラスから逃げる途中なのだろう


※名前変更再開
薔(雪)「(こ、こいつ…)…ちょっとお姉ちゃんと昼食を…」
ロ「え!?そうなの?だったら僕も混ぜてよ~。それと挨拶のキスを…」
そう口を近づけてくるローゼン
薔(雪)「ピキッ。」
その瞬間携帯しているスタンガンをローゼン腹部に勢い良くぶつけた。
ロ「うごっ!ばらしぃ…何を…」
雪(薔)「お姉ちゃん!何を…」
ドサッと身を沈めるローゼン。その瞬間ラプラスがローゼンと同じように手すりから登ってきた
ラ「あ、薔薇水晶先生ご苦労様です。その馬鹿校長は私が処理するので、置いておいてください。」
薔(雪)「あ、はい……」
とローゼンを引き渡す
ラ「どうも。あ、そうそう。この間、実家から地元の有名旅館の料理が届いたんですよ。
それで、この馬鹿校長を追いかけているついでに各先生方にも配っていたのですが
、雪華綺晶先生の口には合わないと思うので、薔薇水晶先生に差し上げます。」
実は雪華綺晶なのだが、入れ替わっていることがばれると不味いので仕方なく受け取る。
薔(雪)「これは……食べ物?」。
ラ「はい。とってもおいしいですよ。ひとつ召し上がってはいかがですか?」
薔(雪)「はい!頂きます。」
そう言うと包みを破り、蓋を開けると…
薔(雪)「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁーーー!!!」
そう叫んで気絶した。破った包みには、産地直送温泉卵と書かれていた。つまり『ゆでたまご』である
雪(薔)「お姉ちゃん!?」
とその場に気絶する雪華綺晶を揺さぶる薔薇水晶
ラ「お姉ちゃん?まさか…あなた達…」
しまったと思ったがもう既に遅かった。


ー職員室ー
ラ「全く。授業に支障が無かったからいいものを…。次からこのようなことは二度としないで下さい。」
薔&雪「……すいませんでした…」
ラ「…しかし、聞くところによると生徒達は先生のいい所を見つけることができたと言っているようですし、貴方達も今回のことで少し学んだ
所もあったことでしょう。」
二人の眉が微かに動く
ラ「まぁ、今回は大目に見ましょう。知らなかったとはいえ、ゆで卵の件は申し訳ないと思ってますし」
その瞬間、雪華綺晶の体が僅かに震えた。思い出すだけでもいやらしい
ラ「とにかく、午後からはちゃんと授業をして下さい。では頼みましたよ。」
薔&雪「……はい」
その後二人はちゃんと授業を行った。
しかし、生徒の話によるといつもの二人とは
どこか明るかったり、優しかったりしていたと言う。