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メモリー」(2006/03/28 (火) 22:01:26) の最新版変更点

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雨の中。道路に子猫が飛び出して、それを助けたのだか、逆に彼女が車に轢かれてしまった。って、良くあるパターン。彼女は今・・・・病院の個室で眠っていた 蒼星石「翠星石!!?」 薔薇水晶「蒼ちゃん・・・・・それに皆・・・・」 真紅「車に跳ねられたって、言うから急いで来たのだわ」 雛苺「翠星石、死なないでほしいのー!!」 水銀燈「で、翠星石はどうなの?」 薔薇水晶「うん・・・・・今の所異常無いって、先生言ってた。」 真紅「けど、その場に貴女達がいて良かったわ。」 雪華綺晶「お買い物の途中だったから・・・・」 金糸雀「けど、よかったなのかしらー。異常なくって~」 蒼星石「ごめんね・・・・・僕が、守るって言ったのに・・・・・・僕、君のナイト失格だよ!!」 一同「・・・・・・・・・・・」 真紅「ねぇ・・・・・・本当に。蒼星石って、女性よね?」 水銀燈「ええ。そうよ、貴女より胸大きいんですもの~」 真紅「うるさい!!胸は関係ないわ!」 薔薇水晶「ねぇ、二人とも・・・・静かにしようよ」 その時、翠星石の目は開いた。 蒼星石「翠星石!?」 真紅「起きても、大丈夫なの?」 水銀燈「まったく・・・・・心配させないでよねー」 薔薇水晶「今、先生呼ぶね。」 雛苺「生物だけど、うにゅー持ってきたから、食べてなのー」 金糸雀「心配したのかしらー」 雪華綺晶「よかった・・・・・・」 翠星石「・・・・・・・・・・・・」 蒼星石「?・・・・・・翠星石?」 そして、翠星石の一言は・・・・・・・ 翠星石「あの・・・・・・・あなた達は、誰でしょうか?」 一同「うわぁ!?よくあるパターンその2!!」 意外と冷静な反応で、対応する教師達だった。 真紅達はすぐに、話してみたのだか。自分の名前、今までの出来事。 教師だって事を・・・全て忘れていた。 真紅「本当に忘れてしまったのね・・・・・・私たちと過ごした事も、蒼星石の事も・・・?」 翠星石「・・・・・・・・・はい」 雪華綺晶「本当に忘れてしまったのね。身体が入れ替わった時に、蒼星石の身体で、生徒を出血多量で病院送りにした事も。 蒼星石が幽霊とデートした時に、マフィア姿の蒼星石でハァハァしてしまった事も・・・・・・ ディズニーランドで、ジュンくんとスプラッシュ・マウンテンに乗って、機体を半壊させてしまった事も!」 水銀燈「あんた・・・・・なんで、そこまで知ってるの?」 雛苺「ヒナ。幽霊の事しか、知らないのー」 翠星石「あの・・・・・・・・・・もしかして、私。かなり酷い事していたんですね・・・・・・」 一同「・・・・・・・・・・・・」 翠星石「あの・・・・・・なんで、目を背けるんですか?」 その数分後・・・・・・・・ 蒼星石「・・・・・・・・・・・・・ハァ」(部屋の端っこで、凹む) 雛苺「蒼星石、落ち込んじゃったなのー」 真紅「しょうがないのだわ。恋人が自分の事を忘れてしまったから・・・・・」 金糸雀「ちょ・・・・・・・・恋人は違うと思うのかしら・・・・」 水銀燈「ちょっと、翠星石!何か言って来なさい!!」 翠星石「え・・・・・・は、はい。」 翠星石は、蒼星石の元へ行った 翠星石「あ・・・あの、蒼星石さん。私が言うのも変かもしれませんが・・・・・元気出して下さい。 私と貴方が・・・・・その恋人同士だなんて・・・・・・いえ、そういう意味じゃなくって、私嬉しいんです。貴方みたいな素敵な男性が恋人で・・・・・その・・・・」(顔が真っ赤) ・・・・・・・・・・・・・・(間)・・・・・・・・・・・ 金糸雀「って・・・・・・・アレ、誰なのかしら?もしかして、翠星石の偽者?」 真紅「そうかもしれないけど・・・・・・・」 一同「誰だぁーーー!!蒼星石を男だって、言った奴!!それに恋人同士じゃないーーーーー!!」 雪華綺晶「(「蒼星石は男」って、冗談で言ったつもりが、本気にしちゃった)」 薔薇水晶「(「2人は恋人だ」って、冗談で言ったつもりが、本気にしちゃった)」 真紅達は、名探偵くんくんが始まると言うので、先に帰った。 蒼星石は1人で、雨が止んだ夕暮れの病院の屋上で、考えていた。 蒼星石「今の彼女も、十分に可愛い・・・・・・けど、僕の事を忘れてしまったのは、痛いな・・・・・・・」 翠星石「あの・・・・・・・・蒼星石さん」 蒼星石「!」 翠星石「皆さんもう、帰りましたよ・・・・・それと面会時間も終わっていますし・・・・・貴方も帰った方が・・・・・・」 蒼星石「・・・・・・・・・・・・・やだ」 翠星石「えっ?」 蒼星石「僕は嫌だ!それに、翠星石!他人行儀な言い方はやめて!!僕は・・・・・僕は!!」 翠星石「きゃぁ!そ・・・・蒼星石さん・・・・・・やめ・・・・・・」 翌日の学園の職員室 翠星石「皆~おはようですぅ~~」 雛苺「翠星石、元に戻ったなの~」 真紅「記憶戻ったのね・・・・・・・けど、どうやって?」 翠星石「全然覚えて、ねぇーですぅ!病院も退院もしたし~」 水銀燈「けど・・・・・翠星石はこうでないとね・・・・・・」 薔薇水晶「うん・・・・・・」 職員室の外では、蒼星石は立ち止っていた。 蒼星石「・・・・・・・・・・・・」 その蒼星石の後ろに、ある二人組みがある事を言った。 金糸雀「いや~まさか、病院の屋上で・・・・・・やっぱ、愛の力なのかしら~」 雪華綺晶「そうだね・・・・・・・屋上で、あれは・・・・・・」 蒼星石「!!」 金糸雀「写真あるけど、買うのかしら~?」 雪華綺晶「こっちは、動画だけど・・・・・・・・・買う?」 蒼星石「全て、買います!ネガごと!」 金糸雀「ありがとうなのかしら~」 雪華綺晶「これで、新作の銃が買える・・・・・」 蒼星石「ハァ・・今月のお小遣い無くなっちゃった・・・・けど、あの時の翠星石の顔が・・・・・フフフ」

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