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水銀燈と写真立て」(2006/07/14 (金) 02:05:32) の最新版変更点

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 朝。水銀燈は、自宅のベッドで、ぼんやりと目を覚ました。  遮光カーテンのすき間から、まぶしい朝日が射し込んでいた。  体が重い。思考から霞が拭えない。昨夜は飲み過ぎたようだった。どこをどう帰ってきたのかすら、にわかには思い出せない。  ショーツ一枚しか身に着けていなかった。パジャマに着替えるのすら煩わしく、布団に潜り込んだのだろう。  視点の定まらない目で、壁掛け時計を眺める。まだ六時を過ぎたばかりだ。  今日は日曜のはずだ。もう少し寝ていよう、と愛用のくんくん抱き枕を手探りで探す。  あった。ぎゅっと抱きしめる。……何か感触がおかしい。柔らかいことは柔らかいのだが、ところどころごつごつした。  頬擦りしてみる。ふわふわな感触を隔てて、しっかりとした硬さが伝わってきた。 「んんっ……」  抱き枕が、小さく吐息を漏らしたような。水銀燈は薄目を開け、瞳を凝らしてみる。  安っぽいブロンドとは一線を画する、高貴な輝きがそこにあった。それが頭をもたげる。  ほんのりと紅茶の匂いが漂った。整った小さな顔が、息が触れ合うほどの間近に現れた。 「……ひっ、ひやああああああああっ!!」  水銀燈は、それをベッドから思いっきり蹴り飛ばした。 「ぎゃん!! ……いたた……何なのよ、まったく……」 「しししししし真紅!? あなた、一体ここで何をしてるのよ!? 何で私のベッドにぃ……」 「何でですって……!?」  真紅は半眼のまま憤怒の表情を浮かべると、水銀燈の頭をわしとつかんだ。 「あなた!! 昨夜、私の部屋で、一体何をしたのか、よもや憶えていない訳じゃないでしょうね、この頭は!?」 「……ええっとぉ……私、何かしたっけぇ?」  真紅のこめかみが、ぴくぴくとひくついた。 「何かじゃないでしょ、何かじゃ!! あなたが!! 酔った勢いで、劇的ビフォーアフターごっこなんて始めるから!! 私が部屋に帰れなくなったんじゃないの!!」 「……………………あっ」  霧が晴れるように、昨夜の記憶が蘇った。  水を一杯飲ませて欲しいと真紅の家に立ち寄る途中、ゴミ捨て場でバールを拾ったのだった。  上がらせてもらった台所があまりに歪んで見えたため、ついつい……。 「こーんな傾いらお家はぁ、りほーむの匠がこうらぁーーっ!!」  壁を何枚か引きはがしてしまったのだ。ガラスも何枚か打ち砕いたような。  真紅は、怒り心頭に発していた。 「あーなたのせいで!! 私は、真夜中に大家さんにこっ酷く叱られたんですからね!! 修理が終わるまで帰れないじゃないの……それまでの間は、ここに泊めてもらいますからね!! 分かったのかしら!?」  そのもの凄い剣幕に、水銀燈は、ただかくかくと頷くことしかできなかった。 「まったく……くんくんグッズの部屋だけは死守できたから幸いだったものの、もし万が一、あの部屋に何か遭ったら、そのときは……分かっているでしょうねッ!?」 「はっ、はいぃ……」  酒は飲んでも飲まれるな。水銀燈は、この時ほど、その教訓の趣旨を思い知らされたことはなかった。  真紅は、水銀燈から離れると、彼女に背を向けて、パジャマから着替え始めた。 「あなたも、いつまでもそんな格好をしていると、風邪を引くわよ」  水銀燈は慌てて、ベッドの隅へと追いやられていたくんくんを抱きしめる。  かすかに真紅の残り香がした。水銀燈は、心の中で小さく舌打ちをする。 「わ、私ぃ……もう少し眠っててもいい?」  部屋着に着替えた真紅は、小さく肩をすくめた。 「好きになさい。台所の食材、勝手に使わせてもらうわよ」 「えっ、あ、あのぅ……」  有無を言わさず、真紅はすたすたと寝室を出ていってしまう。  が、数分も経ずして、どたばたと寝室に戻ってくる。 「何なの、ここの家は!? ヤクルトとアルコールとお酒のつまみしか置いてないじゃない!!」 「あ、あのぅ、マンションの一階にコンビニがあるから……」 「あ、な、た、は!! この私に、コンビニのお弁当を食べろと、そう言いたいのかしら、この口は!?」  水銀燈のこめかみを、両の拳でぐりぐりする。 「こめんなさぁい、ごめんなさぁいぃっ」  平身低頭、謝るしかなかった。  近所のスーパーは、九時まで待たないと開かない。 「仕方ないわね……なら、それまでは掃除でもしているわ。水銀燈、掃除機はどこ?」 「そ、そんなに散らかっていないと思うけどぉ……」 「ぱっと見はそうね。でも……」  真紅はカーテンを開け放つと、窓の桟を指でなぞった。 「ほら、ご覧なさい、こんなに真っ黒になった。普段のことは、とやかく言うつもりはありませんけど、少なくとも私のいる間だけは、奇麗にして貰いますからね!!」  まるでしゅうとめのようねぇ……と、喉まで出かけた水銀燈だったが、さすがに口に出すのは思いとどまった。  真紅が、寝室の外で掃除機を使い始めた。耳障りな騒音が響いてくる。水銀燈は、布団を頭からかぶった。  寝室のドアが開け放たれた。掃除機が、がたんごとんと部屋に進入してくる。明らかに嫌がらせだったが、水銀燈はじっと耐えた。  耳元で、かちゃかちゃ音がした。吸引音が間近から響く。ナイトテーブルの上を掃除しているのだろうか。  背すじを、怖気が駆け抜けた。急速に目が覚めた。  布団をはね除けると、真紅が今まさに『それ』を引っくり返したところだった。 「それに……それに触らないでッ!!」  絞り出すように叫んで、真紅から写真立てを引ったくった。  声をかけようとして、真紅は、はっと息を呑んだ。  水銀燈は真っ青になって、小刻みに打ち震えていた。写真立てを胸にしっかりと抱きしめている。  真紅は、立ち入ってはいけない領域に踏み込んでしまったことを覚った。 「ご、ごめんなさい……」  水銀燈は何も答えない。真紅は、垣間見た写真の図柄を思い返した。  古びた写真には、中年に差しかかった男性と、十歳くらいの女の子が、仲良く肩を並べる場面が写し出されていた。  女の子は、見紛うべくもない、目の前の水銀燈だ。とすると、男性のほうは……。 「お父様の写真……?」  そう問うと、水銀燈は青ざめたまま、かすかにうなずいた。 「そう。……………………亡くなられたの?」  思い切って訊ねてみる。下手な同情は、かえって彼女のプライドを傷つける。真紅は、会話を断ち切るべきではないと判断した。  水銀燈は、柳の髪を振り乱して、首を横に振った。 「でも……きっとどこかで野垂れ死にしてるかも知れない。あの男は……もう十二年も前に、私とお母様を捨てて、行方をくらましてしまったのだから……!」  叩きつけるように吐露した。 「そう。…………でも、まだ愛しているのね」 「愛しているかですってぇ!?」  水銀燈は思わず、真紅につかみかかっていた。写真立ては左腕で抱いたまま、右腕で真紅の襟元をしめる。しかし、真紅は淡々とした態度を崩さなかった。  二人の視線が交錯する。真紅は無表情ながらも、瞳に深い慈愛の色を湛えていた。水銀燈は、顔を伏せた。 「…………そうよぉ、愛しているわよ。実のお父様ですものっ……!!」  そう吐き出して、真紅の薄い胸に顔を埋めた。 「……もう、やめましょう……私の柄じゃなかったわ。それに……」  水銀燈は、真紅から体を離した。 「それに?」  真紅が先を促す。 「それにぃ、あなたの胸、ちょっと硬すぎて、何だか年下の男の子に慰められてるみたいなんだものぉ」 「なななッ、何ですってええええええええっ!!」 「ふふふっ」  水銀燈は、小さく舌を覗かせた。真紅を相手に軽口を叩くことで、溜飲を下げたようだった。  ベッドから、すっくと立ち上がる。写真立てをナイトテーブルに戻し、部屋着を手に取った。 「さ、掃除するんでしょう、私も手伝うわぁ」 「な、何、恩着せがましいこと言ってるのだわ。ここは元々あなたの家。あなたが奇麗にするのは、当然のことなのだわっ」 「はぁいはぁい」  水銀燈は、真紅の背中を押して、寝室を後にした。  写真立ての中のお父様が、微笑みかけてくれたようだった。  蛇足。  部屋着を着る水銀燈。上半身は、まだ裸のままだった。 「それにしても、一体何を食べたらそんなに……やっぱりヤクルトなのかしら?」  真紅が小声でつぶやくと。 「なぁにぃ、真紅ぅ、私の胸がそんなに気になるぅ?」  わざとらしく胸を突き出してみせる水銀燈。 「なななっ……あなたっ、あなたも嫁入り前の女の子なのだから、もうちょっと慎むことを考えたらどうなのっ」 「なぁに古臭いこと、言ってるのよ……ふっふっふっ、心配しないでぇ、私もDしかないからぁ。今の子は、もうEとかFとかGとかも珍しくなくなってきてるから。あなたのクラスにもほら、何人かいるじゃなぁい?」 「なっなっなっ何よそれ、ちっとも慰めになっていないのだわっ」
  朝。水銀燈は、自宅のベッドで、ぼんやりと目を覚ました。   遮光カーテンのすき間から、まぶしい朝日が射し込んでいた。   体が重い。思考から霞が拭えない。昨夜は飲み過ぎたようだった。どこをどう帰ってきたのかすら、にわかには思い出せない。   ショーツ一枚しか身に着けていなかった。パジャマに着替えるのすら煩わしく、布団に潜り込んだのだろう。   視点の定まらない目で、壁掛け時計を眺める。まだ六時を過ぎたばかりだ。   今日は日曜のはずだ。もう少し寝ていよう、と愛用のくんくん抱き枕を手探りで探す。   あった。ぎゅっと抱きしめる。……何か感触がおかしい。柔らかいことは柔らかいのだが、ところどころごつごつした。   頬擦りしてみる。ふわふわな感触を隔てて、しっかりとした硬さが伝わってきた。 「んんっ……」   抱き枕が、小さく吐息を漏らしたような。水銀燈は薄目を開け、瞳を凝らしてみる。   安っぽいブロンドとは一線を画する、高貴な輝きがそこにあった。それが頭をもたげる。   ほんのりと紅茶の匂いが漂った。整った小さな顔が、息が触れ合うほどの間近に現れた。 「……ひっ、ひやああああああああっ!!」   水銀燈は、それをベッドから思いっきり蹴り飛ばした。 「ぎゃん!! ……いたた……何なのよ、まったく……」 「しししししし真紅!? あなた、一体ここで何をしてるのよ!? 何で私のベッドにぃ……」 「何でですって……!?」   真紅は半眼のまま憤怒の表情を浮かべると、水銀燈の頭をわしとつかんだ。 「あなた!! 昨夜、私の部屋で、一体何をしたのか、よもや憶えていない訳じゃないでしょうね、この頭は!?」 「……ええっとぉ……私、何かしたっけぇ?」   真紅のこめかみが、ぴくぴくとひくついた。 「何かじゃないでしょ、何かじゃ!! あなたが!! 酔った勢いで、劇的ビフォーアフターごっこなんて始めるから!! 私が部屋に帰れなくなったんじゃないの!!」 「……………………あっ」   霧が晴れるように、昨夜の記憶が蘇った。   水を一杯飲ませて欲しいと真紅の家に立ち寄る途中、ゴミ捨て場でバールを拾ったのだった。   上がらせてもらった台所があまりに歪んで見えたため、ついつい……。 「こーんな傾いらお家はぁ、りほーむの匠がこうらぁーーっ!!」   壁を何枚か引きはがしてしまったのだ。ガラスも何枚か打ち砕いたような。   真紅は、怒り心頭に発していた。 「あーなたのせいで!! 私は、真夜中に大家さんにこっ酷く叱られたんですからね!! 修理が終わるまで帰れないじゃないの……それまでの間は、ここに泊めてもらいますからね!! 分かったのかしら!?」   そのもの凄い剣幕に、水銀燈は、ただかくかくと頷くことしかできなかった。 「まったく……くんくんグッズの部屋だけは死守できたから幸いだったものの、もし万が一、あの部屋に何か遭ったら、そのときは……分かっているでしょうねッ!?」 「はっ、はいぃ……」   酒は飲んでも飲まれるな。水銀燈は、この時ほど、その教訓の趣旨を思い知らされたことはなかった。   真紅は、水銀燈から離れると、彼女に背を向けて、パジャマから着替え始めた。 「あなたも、いつまでもそんな格好をしていると、風邪を引くわよ」   水銀燈は慌てて、ベッドの隅へと追いやられていたくんくんを抱きしめる。   かすかに真紅の残り香がした。水銀燈は、心の中で小さく舌打ちをする。 「わ、私ぃ……もう少し眠っててもいい?」   部屋着に着替えた真紅は、小さく肩をすくめた。 「好きになさい。台所の食材、勝手に使わせてもらうわよ」 「えっ、あ、あのぅ……」   有無を言わさず、真紅はすたすたと寝室を出ていってしまう。   が、数分も経ずして、どたばたと寝室に戻ってくる。 「何なの、ここの家は!? ヤクルトとアルコールとお酒のつまみしか置いてないじゃない!!」 「あ、あのぅ、マンションの一階にコンビニがあるから……」 「あ、な、た、は!! この私に、コンビニのお弁当を食べろと、そう言いたいのかしら、この口は!?」   水銀燈のこめかみを、両の拳でぐりぐりする。 「こめんなさぁい、ごめんなさぁいぃっ」   平身低頭、謝るしかなかった。   近所のスーパーは、九時まで待たないと開かない。 「仕方ないわね……なら、それまでは掃除でもしているわ。水銀燈、掃除機はどこ?」 「そ、そんなに散らかっていないと思うけどぉ……」 「ぱっと見はそうね。でも……」   真紅はカーテンを開け放つと、窓の桟を指でなぞった。 「ほら、ご覧なさい、こんなに真っ黒になった。普段のことは、とやかく言うつもりはありませんけど、少なくとも私のいる間だけは、奇麗にして貰いますからね!!」   まるでしゅうとめのようねぇ……と、喉まで出かけた水銀燈だったが、さすがに口に出すのは思いとどまった。   真紅が、寝室の外で掃除機を使い始めた。耳障りな騒音が響いてくる。水銀燈は、布団を頭からかぶった。   寝室のドアが開け放たれた。掃除機が、がたんごとんと部屋に進入してくる。明らかに嫌がらせだったが、水銀燈はじっと耐えた。   耳元で、かちゃかちゃ音がした。吸引音が間近から響く。ナイトテーブルの上を掃除しているのだろうか。   背すじを、怖気が駆け抜けた。急速に目が覚めた。   布団をはね除けると、真紅が今まさに『それ』を引っくり返したところだった。 「それに……それに触らないでッ!!」   絞り出すように叫んで、真紅から写真立てを引ったくった。   声をかけようとして、真紅は、はっと息を呑んだ。   水銀燈は真っ青になって、小刻みに打ち震えていた。写真立てを胸にしっかりと抱きしめている。   真紅は、立ち入ってはいけない領域に踏み込んでしまったことを覚った。 「ご、ごめんなさい……」   水銀燈は何も答えない。真紅は、垣間見た写真の図柄を思い返した。   古びた写真には、中年に差しかかった男性と、十歳くらいの女の子が、仲良く肩を並べる場面が写し出されていた。   女の子は、見紛うべくもない、目の前の水銀燈だ。とすると、男性のほうは……。 「お父様の写真……?」   そう問うと、水銀燈は青ざめたまま、かすかにうなずいた。 「そう。……………………亡くなられたの?」   思い切って訊ねてみる。下手な同情は、かえって彼女のプライドを傷つける。真紅は、会話を断ち切るべきではないと判断した。   水銀燈は、柳の髪を振り乱して、首を横に振った。 「でも……きっとどこかで野垂れ死にしてるかも知れない。あの男は……もう十二年も前に、私とお母様を捨てて、行方をくらましてしまったのだから……!」   叩きつけるように吐露した。 「そう。…………でも、まだ愛しているのね」 「愛しているかですってぇ!?」   水銀燈は思わず、真紅につかみかかっていた。写真立ては左腕で抱いたまま、右腕で真紅の襟元をしめる。しかし、真紅は淡々とした態度を崩さなかった。   二人の視線が交錯する。真紅は無表情ながらも、瞳に深い慈愛の色を湛えていた。水銀燈は、顔を伏せた。 「…………そうよぉ、愛しているわよ。実のお父様ですものっ……!!」   そう吐き出して、真紅の薄い胸に顔を埋めた。 「……もう、やめましょう……私の柄じゃなかったわ。それに……」   水銀燈は、真紅から体を離した。 「それに?」   真紅が先を促す。 「それにぃ、あなたの胸、ちょっと硬すぎて、何だか年下の男の子に慰められてるみたいなんだものぉ」 「なななッ、何ですってええええええええっ!!」 「ふふふっ」   水銀燈は、小さく舌を覗かせた。真紅を相手に軽口を叩くことで、溜飲を下げたようだった。   ベッドから、すっくと立ち上がる。写真立てをナイトテーブルに戻し、部屋着を手に取った。 「さ、掃除するんでしょう、私も手伝うわぁ」 「な、何、恩着せがましいこと言ってるのだわ。ここは元々あなたの家。あなたが奇麗にするのは、当然のことなのだわっ」 「はぁいはぁい」   水銀燈は、真紅の背中を押して、寝室を後にした。   写真立ての中のお父様が、微笑みかけてくれたようだった。   蛇足。   部屋着を着る水銀燈。上半身は、まだ裸のままだった。 「それにしても、一体何を食べたらそんなに……やっぱりヤクルトなのかしら?」   真紅が小声でつぶやくと。 「なぁにぃ、真紅ぅ、私の胸がそんなに気になるぅ?」   わざとらしく胸を突き出してみせる水銀燈。 「なななっ……あなたっ、あなたも嫁入り前の女の子なのだから、もうちょっと慎むことを考えたらどうなのっ」 「なぁに古臭いこと、言ってるのよ……ふっふっふっ、心配しないでぇ、私もDしかないからぁ。今の子は、もうEとかFとかGとかも珍しくなくなってきてるから。あなたのクラスにもほら、何人かいるじゃなぁい?」 「なっなっなっ何よそれ、ちっとも慰めになっていないのだわっ」

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