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薔薇水晶とチョーク」(2006/03/15 (水) 18:53:46) の最新版変更点

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  薔「明智光秀・・いちごパンツで本能寺・・」  生徒「「「?」」」    いつもとは違う感じで日本史の授業を進めている薔薇水晶。    そして教室を見渡して、誰も寝ていないのを確認してがっかりする。    今日、薔薇水晶は授業よりやりたいことがあったのだ。    それは「チョーク投げ」である。    最近校内で話題になっているチョーク投げ。    しかし、薔薇水晶はまだしたことがなかった。    もう一度期待をこめて教室を見渡す。すると、真ん中の列の    前から2番目の席のYが寝ていた。薔薇水晶に笑みがこぼれる。   薔「~♪」    うれしそうにチョークを手にする薔薇水晶。    生徒の中には先生が壊れたと思う者まで出るようなはしゃぎようだった。   薔「えいっ♪」    ヒュルルルル~  コンッ    弱々しく飛んでいくチョーク。Yの頭に当たるチョーク。   薔「やった♪」    うれしそうにする薔薇水晶。    しかしYは起きる気配がない。頭をポリポリかいただけで眠ったままだった。   薔「起きないの・・?じゃあもう1本・・」    そういって2本目のチョークを投げる薔薇水晶。    ヒュルルルル  コツッ    2本目のチョークも当たった。    今度こそ起きるだろうと笑顔で見つめる薔薇水晶。    しかし、薔薇水晶の顔は曇っていった。まったくYは起きなかった。   薔「エイッ、エイッ、エイッ・・エイッ・・・・・・・・」     コツッ コツッ コツッ  コツッ     コツッ    チョークを投げる薔薇水晶。起きないY。    薔薇水晶の顔はどんどん曇っていった。    そのうち、目には涙が浮かんできた。    クラス全体がマズい!!と思いYを起こしにかかる。    (Y!!起きろ!!早く!!)   Y「ん~どうした~?」    (前!!前!!)    Yがこっそり前を向くと今にも泣き出しそうな薔薇水晶の姿があった。   Y「えっ!?」    Yは状況が理解できなかった。すると薔薇水晶がチョークを投げようとしている。    クラスメイトのほうを見ると、    (当たれ!!当たれ!!)    そういわれてYは飛んできたチョークに当たり、   Y「いってぇ~、ばらすいしょうせんせいいたいっすよ~」    あきらかな棒読みである。マズいか?と思い薔薇水晶のほうを見る。    薔薇水晶には笑顔が戻っていった。   薔「おはよう♪・・次は寝ないようにね・・」    胸をなでおろすY。そして、クラス一同。   薔「では・・授業の続きをします・・」    そういって授業を再開した薔薇水晶。しかし、その日の授業は    どこかネジが外れた感じだったという。
  薔「明智光秀・・いちごパンツで本能寺・・」  生徒「「「?」」」    いつもとは違う感じで日本史の授業を進めている薔薇水晶。    そして教室を見渡して、誰も寝ていないのを確認してがっかりする。    今日、薔薇水晶は授業よりやりたいことがあったのだ。    それは「チョーク投げ」である。    最近校内で話題になっているチョーク投げ。    しかし、薔薇水晶はまだしたことがなかった。    もう一度期待をこめて教室を見渡す。すると、真ん中の列の    前から2番目の席のYが寝ていた。薔薇水晶に笑みがこぼれる。   薔「~♪」    うれしそうにチョークを手にする薔薇水晶。    生徒の中には先生が壊れたと思う者まで出るようなはしゃぎようだった。   薔「えいっ♪」    ヒュルルルル~  コンッ    弱々しく飛んでいくチョーク。Yの頭に当たるチョーク。   薔「やった♪」    うれしそうにする薔薇水晶。    しかしYは起きる気配がない。頭をポリポリかいただけで眠ったままだった。   薔「起きないの・・?じゃあもう1本・・」    そういって2本目のチョークを投げる薔薇水晶。    ヒュルルルル  コツッ    2本目のチョークも当たった。    今度こそ起きるだろうと笑顔で見つめる薔薇水晶。    しかし、薔薇水晶の顔は曇っていった。まったくYは起きなかった。   薔「エイッ、エイッ、エイッ・・エイッ・・・・・・・・」     コツッ コツッ コツッ  コツッ     コツッ    チョークを投げる薔薇水晶。起きないY。    薔薇水晶の顔はどんどん曇っていった。    そのうち、目には涙が浮かんできた。    クラス全体がマズい!!と思いYを起こしにかかる。    (Y!!起きろ!!早く!!)   Y「ん~どうした~?」    (前!!前!!)    Yがこっそり前を向くと今にも泣き出しそうな薔薇水晶の姿があった。   Y「えっ!?」    Yは状況が理解できなかった。すると薔薇水晶がチョークを投げようとしている。    クラスメイトのほうを見ると、    (当たれ!!当たれ!!)    そういわれてYは飛んできたチョークに当たり、   Y「いってぇ~、ばらすいしょうせんせいいたいっすよ~」    あきらかな棒読みである。マズいか?と思い薔薇水晶のほうを見る。    薔薇水晶には笑顔が戻っていった。   薔「おはよう♪・・次は寝ないようにね・・」    胸をなでおろすY。そして、クラス一同。   薔「では・・授業の続きをします・・」    そういって授業を再開した薔薇水晶。しかし、その日の授業は    どこかネジが外れた感じだったという。 [[数日後>薔薇水晶とチョークパート2]]

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