「金糸雀とチョーク」(2006/03/15 (水) 14:16:48) の最新版変更点
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金「ここのけりは過去の助動詞なのかしらー」
いつものように古典の授業をする金糸雀。
すると、教卓の真ん前、金糸雀の目の前で堂々と寝ている生徒がいた。
金「まったく、後でノートを写すとかいう、
楽してズルは許せないのかしらー」
いっつもアンタが言っているだろうと、生徒達は心の中でツッコミを入れた。
金「これでもくらえばいいのかしらー」
といってチョークを手に取る。その距離ならいらないだろと、
生徒達は再びツッコミを入れる。
金「エイッ」
金糸雀はチョークを投げた。すると生徒は下敷きをとりだしチョークを
はね返した。そのチョークは金糸雀の額に命中した。
金「いたっ、起きてたのかしらー」
そう思って生徒を見るが、やっぱり寝ていた。
金「これならどうなのかしらー」
今度はチョークを3本一気に投げる。しかし、再びはじかれた。
そして、金糸雀の額に命中。
金「いたっ、いたたっ、この~もう怒ったのかしらー」
さらにヤケになりチョークを投げる金糸雀。
それをすべてはじく生徒。額に当たるチョーク。
だから直接起こせばいいだろうと、3度目のツッコミを入れる生徒。
そして、授業が終わった後の金糸雀の額はそれはもうカラフルな色だった。
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