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シンデレラ ver.有栖学園」(2006/05/05 (金) 14:42:42) の最新版変更点

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とある日の昼休み ローゼン「よし、完璧だ」 校長はそういい今まさに仕上げた物を何度も見返し しきりに頷いている ロ「あとは・・・、ん?」 ラプラス「失礼します。校長、今度の」 校長室のドアを開け入ってくる教頭のラプラス ロ「おお、ラプラス君ちょうど良い至急これを入れて8人分コピーしてくれたまえあと、これに書かれてる先生達を呼んでくれ」 ラプラスが何かを言いかけているのにそうそうに無視して仕事を押し付けるローゼン ラ「いや、しかしまだ会議の・・・・」 ロ「急いでね。いやぁ、徹夜して疲れてしまってねぇ先生達がくるまで私は寝るから、おやすみ。zzz・・・・」 と早々に寝入る校長 ラ「・・・・・」 すすけた背中と渡された物と共に校長室をあとにするラプラス しばらくして 渡された物に書かれた先生達 真紅、水銀橙、翠星石、蒼星石、薔薇水晶、雪華綺晶の6人 が校長室に集まり。ラプラスとローゼンを含め8人がいる ロ「うむ、よく集まってくれた」 と、満足そうなローゼン ラ「あなたが集めたんでしょ」 と、一応突っ込むラプラス 先生達「(早くこの場から去りたい)」 と、一心に願う先生達 ロ「で、だ。みんなに集まって貰ったのはこれのためだ」 と一同に突きつけるローゼン それは、先ほどラプラスにコピーさせた物 そのタイトルは [シンデレラ ver.有栖学園] ローゼン以外全員「・・・・・・・・・・・・・・・」 ロ「やっぱり生徒も教師も刺激がないといけないと思ってね   がんばって考えたんだよ。素晴らしいアイデアだろ?」 と、周りの状態を解っていないのか解ってても無視してるのか(前者だろうが) 蒼星石「・・・・・劇をやりたいの判ったんですけど、その[ver.有栖学園]というのは?」 ロ「いや、特に意味はない」 蒼「・・・・そうですか」 ロ「あぁ、これは今度の集会の時に発表するから今日の放課後から練習するよ、毎日」 翠「毎日って?!ちょっと待ちやがるですぅ!!」 ロ「私が関わる以上完璧な物にするんだ!!文句は言わせん!!」 薔薇水晶「・・・・・・でも、私たちは校長に関わらされたんじゃ・・・・・」 ロ「・・・・・・・・」 薔「・・・・・・・・」 明後日のほうを向き ロ「まぁ、とりあえずがんばろうじゃないか」 ローゼン以外「・・・・・・・」 真紅「・・・結局どうなるの?」 水銀橙「校長も納得したようだし、劇はなしじゃないのぉ」 ロ「な!?劇はもちろんやるぞ。どこをどう聞いたらなしと言うことになるのかね!」 紅「薔薇水晶に言い負かされたあたり」 銀「よねぇ」 ロ「・・・・・・・」 ローゼン以外「・・・・・・・」 ロ「・・・・わかった。そう多くは練習しないから劇しよう・・・・」 押し付けモードから懇願モードに入るローゼン そんなやり取りの中ひたすら昼御飯を食べ続けてる雪華綺晶 そんなこんなで発表当日(放課後です) いろんな声がちらほらと 生徒A「あいかわらず校長の考えって突発的だよな」 生徒B「だな、しかも当たり外れがあるからな」 生徒A「まぁ、今回は劇だから当たりだな。先生達の衣装姿♪」 生徒C「ねぇ、配役に校長の名前書いてないね」 生徒D「下の方に「内緒」って書いてあるよ」 生徒C「本当だ。でも、他にシンデレラで必要な役なんて在るっけ?」 生徒D「校長が台本考えたらしいから、増やしたんじゃン?」 生徒C「そっか」 生徒E「あれ~、雛苺先生は出ないの?」 雛苺「うにゅ~・・・、雛も出たかったなの~。今度は雛が主役でやるなの~」 生徒F「校長に書いてもらうんですか?台本」 雛「・・・・うにゅ~・・・それはやなの~」 金糸雀「なんで、カナが主役じゃないのかしらー?     そうすれば、楽してズルして」 生徒E「劇で主役がズルしてどうするんですか」 金「うっ・・・・」 生徒F「お、始まりますよ」 開幕 雪華綺晶(ナレーション)「昔ある日のある国にシンデレラという・・・・・・」 極々普通の出だしが始まり 極々普通に進行していく。もちろんローゼンの出てくる気配はない 場面は変わり 蒼(王子)「ついに明日は舞踏会だ。どんな方々がくるだろうかそして、どんな素晴らしい女性が・・・」 と仰々しくして役になりきり演じる蒼星石 観客A「いや~先生、結婚しないでぇ」 観客B「私も舞踏会で先生と踊りたい」 観客C「俺と結婚グハッ・・・・(声がでかすぎて周りに沈黙させられました」 と、男女問わず声が聞こえる で劇の中での翌日 銀(継母)「ほらシンデレラァ、もっとしっかり靴を磨きなさぁい」 翠(長女)「ほんと、とろくさいやつですぅ。家においてやってるだけ感謝して欲しいものですねぇ」 紅(次女)「私たちが舞踏会に言ってる間に家を掃除しておくのだわ」 薔(シンデレラ)「・・・はい・・・お母様、お姉さま」 観客D「うわぁ、水銀橙先生と真紅先生はまり役過ぎ」 観客E「俺もなじられてぇ!!」 観客F「ばらすぃ、かわいそう・・・・」 観客G「守ってあげたくなるな、あれは」 銀「じゃぁ、いってくるわぁ」 翠「しっかり留守番しやがるですぅ」 紅「掃除をさぼらないようにするのだわ」 薔「・・・・はい、いってらっしゃいませ」 薔「あぁ、私も舞踏会に出てみたい・・・・・けれど私はドレスも靴も持っていない。やはり、夢でしかないのね・・・・」 ラ(魔法使い)「おやおや、お困りのようですね」 雪「どこからともなく声が聞こえるが、どこを見ても何もいないシンデレラは恐る恐る尋ねます」 薔「いったい・・・誰なんです?姿を見せてください・・・」 ラ「おやおや、これは失礼を。私は魔法使い。もし貴方が望むならその願いを叶えて差し上げましょう」 雪「現れたのは魔法使いでした。願いをかなえてくれることを知ったシンデレラは嬉々として願いを言いました」 薔「私は・・・舞踏会に出たいのです。けれど、ドレスも靴もないのです」 ラ「それはそれは、いいでしょう。その願いを適えてあげましょう」 雪「魔法使いが杖を一振りするとシンデレラを煙で包みました。そして・・・・・・煙が晴れると・・・・」 心なしどころが確実にトーンダウンしている雪華綺晶の声 だが観客は薔薇水晶が綺麗な衣装を纏う姿を心待ちにして気づいていない・・・・ そして ???「ありがとう魔法使いさん♪」 ざわざわ、ざわざわ 観客の反応そっちのけで演技を始めるドレスを身に纏う薔薇水晶 ではなく煌びやかなドレスにガラスの靴そして化粧をした紛れもない         校       長 後日 ロ「ふむ、何が悪かったのだろうか?」 包帯、ギプス、眼帯と満身創痍なのに元気な校長 しかも、何が悪かったのかに気づいてない ロ「やはり、主役なのに練習時間が短かったのがいけなかったか   今度は前日以外は私だけでも寝ずにやるか   まぁ、いい。次はコレだ、ふっふっふっふ」                                  了
とある日の昼休み ローゼン「よし、完璧だ」 校長はそういい今まさに仕上げた物を何度も見返し しきりに頷いている ロ「あとは・・・、ん?」 ラプラス「失礼します。校長、今度の」 校長室のドアを開け入ってくる教頭のラプラス ロ「おお、ラプラス君ちょうど良い至急これを入れて8人分コピーしてくれたまえあと、これに書かれてる先生達を呼んでくれ」 ラプラスが何かを言いかけているのにそうそうに無視して仕事を押し付けるローゼン ラ「いや、しかしまだ会議の・・・・」 ロ「急いでね。いやぁ、徹夜して疲れてしまってねぇ先生達がくるまで私は寝るから、おやすみ。zzz・・・・」 と早々に寝入る校長 ラ「・・・・・」 すすけた背中と渡された物と共に校長室をあとにするラプラス しばらくして 渡された物に書かれた先生達 真紅、水銀燈、翠星石、蒼星石、薔薇水晶、雪華綺晶の6人 が校長室に集まり。ラプラスとローゼンを含め8人がいる ロ「うむ、よく集まってくれた」 と、満足そうなローゼン ラ「あなたが集めたんでしょ」 と、一応突っ込むラプラス 先生達「(早くこの場から去りたい)」 と、一心に願う先生達 ロ「で、だ。みんなに集まって貰ったのはこれのためだ」 と一同に突きつけるローゼン それは、先ほどラプラスにコピーさせた物 そのタイトルは [シンデレラ ver.有栖学園] ローゼン以外全員「・・・・・・・・・・・・・・・」 ロ「やっぱり生徒も教師も刺激がないといけないと思ってね   がんばって考えたんだよ。素晴らしいアイデアだろ?」 と、周りの状態を解っていないのか解ってても無視してるのか(前者だろうが) 蒼星石「・・・・・劇をやりたいの判ったんですけど、その[ver.有栖学園]というのは?」 ロ「いや、特に意味はない」 蒼「・・・・そうですか」 ロ「あぁ、これは今度の集会の時に発表するから今日の放課後から練習するよ、毎日」 翠「毎日って?!ちょっと待ちやがるですぅ!!」 ロ「私が関わる以上完璧な物にするんだ!!文句は言わせん!!」 薔薇水晶「・・・・・・でも、私たちは校長に関わらされたんじゃ・・・・・」 ロ「・・・・・・・・」 薔「・・・・・・・・」 明後日のほうを向き ロ「まぁ、とりあえずがんばろうじゃないか」 ローゼン以外「・・・・・・・」 真紅「・・・結局どうなるの?」 水銀燈「校長も納得したようだし、劇はなしじゃないのぉ」 ロ「な!?劇はもちろんやるぞ。どこをどう聞いたらなしと言うことになるのかね!」 紅「薔薇水晶に言い負かされたあたり」 銀「よねぇ」 ロ「・・・・・・・」 ローゼン以外「・・・・・・・」 ロ「・・・・わかった。そう多くは練習しないから劇しよう・・・・」 押し付けモードから懇願モードに入るローゼン そんなやり取りの中ひたすら昼御飯を食べ続けてる雪華綺晶 そんなこんなで発表当日(放課後です) いろんな声がちらほらと 生徒A「あいかわらず校長の考えって突発的だよな」 生徒B「だな、しかも当たり外れがあるからな」 生徒A「まぁ、今回は劇だから当たりだな。先生達の衣装姿♪」 生徒C「ねぇ、配役に校長の名前書いてないね」 生徒D「下の方に「内緒」って書いてあるよ」 生徒C「本当だ。でも、他にシンデレラで必要な役なんて在るっけ?」 生徒D「校長が台本考えたらしいから、増やしたんじゃン?」 生徒C「そっか」 生徒E「あれ~、雛苺先生は出ないの?」 雛苺「うにゅ~・・・、雛も出たかったなの~。今度は雛が主役でやるなの~」 生徒F「校長に書いてもらうんですか?台本」 雛「・・・・うにゅ~・・・それはやなの~」 金糸雀「なんで、カナが主役じゃないのかしらー?     そうすれば、楽してズルして」 生徒E「劇で主役がズルしてどうするんですか」 金「うっ・・・・」 生徒F「お、始まりますよ」 開幕 雪華綺晶(ナレーション)「昔ある日のある国にシンデレラという・・・・・・」 極々普通の出だしが始まり 極々普通に進行していく。もちろんローゼンの出てくる気配はない 場面は変わり 蒼(王子)「ついに明日は舞踏会だ。どんな方々がくるだろうかそして、どんな素晴らしい女性が・・・」 と仰々しくして役になりきり演じる蒼星石 観客A「いや~先生、結婚しないでぇ」 観客B「私も舞踏会で先生と踊りたい」 観客C「俺と結婚グハッ・・・・(声がでかすぎて周りに沈黙させられました」 と、男女問わず声が聞こえる で劇の中での翌日 銀(継母)「ほらシンデレラァ、もっとしっかり靴を磨きなさぁい」 翠(長女)「ほんと、とろくさいやつですぅ。家においてやってるだけ感謝して欲しいものですねぇ」 紅(次女)「私たちが舞踏会に言ってる間に家を掃除しておくのだわ」 薔(シンデレラ)「・・・はい・・・お母様、お姉さま」 観客D「うわぁ、水銀燈先生と真紅先生はまり役過ぎ」 観客E「俺もなじられてぇ!!」 観客F「ばらすぃ、かわいそう・・・・」 観客G「守ってあげたくなるな、あれは」 銀「じゃぁ、いってくるわぁ」 翠「しっかり留守番しやがるですぅ」 紅「掃除をさぼらないようにするのだわ」 薔「・・・・はい、いってらっしゃいませ」 薔「あぁ、私も舞踏会に出てみたい・・・・・けれど私はドレスも靴も持っていない。やはり、夢でしかないのね・・・・」 ラ(魔法使い)「おやおや、お困りのようですね」 雪「どこからともなく声が聞こえるが、どこを見ても何もいないシンデレラは恐る恐る尋ねます」 薔「いったい・・・誰なんです?姿を見せてください・・・」 ラ「おやおや、これは失礼を。私は魔法使い。もし貴方が望むならその願いを叶えて差し上げましょう」 雪「現れたのは魔法使いでした。願いをかなえてくれることを知ったシンデレラは嬉々として願いを言いました」 薔「私は・・・舞踏会に出たいのです。けれど、ドレスも靴もないのです」 ラ「それはそれは、いいでしょう。その願いを適えてあげましょう」 雪「魔法使いが杖を一振りするとシンデレラを煙で包みました。そして・・・・・・煙が晴れると・・・・」 心なしどころが確実にトーンダウンしている雪華綺晶の声 だが観客は薔薇水晶が綺麗な衣装を纏う姿を心待ちにして気づいていない・・・・ そして ???「ありがとう魔法使いさん♪」 ざわざわ、ざわざわ 観客の反応そっちのけで演技を始めるドレスを身に纏う薔薇水晶 ではなく煌びやかなドレスにガラスの靴そして化粧をした紛れもない         校       長 後日 ロ「ふむ、何が悪かったのだろうか?」 包帯、ギプス、眼帯と満身創痍なのに元気な校長 しかも、何が悪かったのかに気づいてない ロ「やはり、主役なのに練習時間が短かったのがいけなかったか   今度は前日以外は私だけでも寝ずにやるか   まぁ、いい。次はコレだ、ふっふっふっふ」                                  了

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