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救出」(2006/03/11 (土) 18:03:08) の最新版変更点

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1991年2月25日・・・ 多国籍軍が地上作戦を開始した翌日の朝・・・ 雪華綺晶はエイブラムズの中で待機していた。 もうすぐ夜明け・・・静かな朝・・・その静寂は突如破られた。 遠くで響く銃声。 兵士1「敵襲か?!」 すぐにエイブラムズのレーダーと望遠サイトで索敵する。 見ると一人の白旗を揚げた人影がこちらに向かって走ってくる。 脱走兵か?それとも亡命希望者? いずれにしても助ける必要がある。 雪華綺晶「白旗を揚げた人影を確認!」 銃撃戦が始まった。 兵士達は塹壕から銃撃を開始。 向こう側にはいくつかの建物があり、そこから銃撃をしているようだ。 味方の陣営と敵の陣営の間は砂漠。障害物が無い。飛び交う銃弾。 その中を必死に走ってくる。 ドサッ・・・ そんな音がした気がした。人影の足元から血が噴出した。倒れた。 雪華綺晶「?!倒れた!操縦手!救出するぞ!」 この銃撃戦の中、生身で突撃はできない。エイブラムズを出撃させる。 大砲を敵陣に撃ちこみながら、走る。 人影の近くまで寄る。雪華綺晶は砲塔から飛び降りた。 呻いている。どうやらまだ生きているようだ。 足を撃たれて歩けないようだ。 無理矢理エイブラムズの中に引きずり込む。 そのまま急いで味方の陣営まで引き返す。 そのとき、上空に黒い影が見えた。 突如、敵陣が爆発する。味方のF117だ。 戦闘は終結した。ものの10分程度の出来事だったが、とても長く感じられた。 ???「ありがとうございました。」 足の手当てを受けながら礼を言う。 助けたのは西洋人風の少女だった。 よかった・・・ 雪華綺晶「以後、あなたは難民として扱われます。」 私は淡々と説明していた。 そして2月28日、湾岸戦争は停戦した。

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