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翠星石のイタズラ」(2006/03/15 (水) 05:44:43) の最新版変更点

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 職員室。  翠星石が、ニヤニヤしながら水銀燈のイスに何かを仕掛けている。  水銀燈のイスには、座布団がありその下に何かを仕掛けたようだ。  どんな反応をするか楽しみですぅ。と、ニヤリと笑う翠星石。  そして、その仕掛けが発動する時が来た。二時間目終了時の休み時間。  授業を終えて、戻ってきた水銀燈が自分のイスに座る。  ブゥウウーーーーー。と、鈍い音が水銀燈を中心として広がる。 水銀燈「え?!」  一体何が起こったのかわからない水銀燈。  一斉に職員室に居た者全ての視線が水銀燈に集まる。  水銀燈を見る全員に「違う、違うのよ!?」と、慌てる水銀燈。  それを見ていた水銀燈は、イタズラ成功とニヤソと小さく笑った。  顔を赤くして一人今の音に、違うのよ!? と、言っている水銀燈だったが……  真紅にポンッと肩に手を当てられそちらを見る。 水銀燈「真紅ぅ! あなたなら分かってくれるわよねぇ?! 今のは違うって!」  ライバルである真紅に、同意を求める水銀燈。其処まで切羽つまっていた。 真紅「大丈夫よ水銀燈」  あぁ、我がライバルはちゃんと分かって…… 真紅「欧米ではゲップが失礼で、今の行為は全然大丈夫だわ」  いなかった。  うわぁーん。と、いつもの水銀燈らしくない声を上げて職員室を後にする水銀燈。  そして、次の時間が始まると、また翠星石だけが職員室に残る。  雛苺もいるのでは? と、思うのだがどうやら何処かに出かけたらしく職員室には居ない。  翠星石は、直ぐに水銀燈のイスから仕掛け「ブーブークッション」を回収する。  そして、次に目をつけたのは真紅のイス。  くんくんクッションの下にブーブークッションを仕掛けてまたニヤソと笑う。  次が楽しみですぅと、やっぱり笑う翠星石。  そして三時間目が終了して、水銀燈は戻ってはこなかったが真紅と他の教師たちは戻ってくる。  そして、真紅が自分のイスに座った瞬間……水銀燈の時よろしく「ブゥウウーーー」と、鈍い音。 真紅「…………」  固まる真紅。やっぱり水銀燈の時と同じく一斉に職員室に居た者から見られる。  しばらく固まっていた真紅だったが、ガタッとイスから立ち上がると顔を真っ赤にして職員室を出て行った。  イッヒッヒッヒと、翠星石は笑う。  そして、四時間目が始まるとやっぱり翠星石以外誰も居なくなる職員室。  教頭ぐらい居てもいいものなのだが、いつもの如く逃げる馬鹿校長と追いかけっこで不在。  素早く真紅のイスから仕掛けを回収し、次はダレのイスにしかけようかなと考え。  自分の親友の顔が浮かぶ。  初心な親友だ、もしこれが炸裂したらどんな反応をするのかとニヤリと笑う。  そしてすぐさま蒼星石のイスに仕掛けを仕掛けるが 「楽しそうなのだわ?」 翠星石「そりゃ楽しいですよ。このイタズラが成功した時の嬉しさといったら」 「へぇ~詳しく教えて欲しいわねぇ~その嬉しさ」 「僕もちょっとしりたいかなぁ?」  ピタッと、翠星石の動きが止まる。今私に話しかけたのは誰?  だわ? ねぇ~? 僕?  ギギギッと、錆びきれた機械の様に首だけを声のした方に回す。 翠星石「………………」  鬼が三人居た。  気のせいか、目がかなり光ってる真紅。  心なしか、その美しい銀色の長髪が、逆立ち動いているように見える水銀燈。  さわやかな笑みを浮かべているのに、なぜか黒い蒼星石。  そんな三人の共通点は、ズゴゴゴゴと音など聞こえないはずなのに何故か聞こえる威圧感。  やばい。と、直感的にそう思う翠星石は行動に出た。 翠星石「三十六計逃げるにしかずですぅ!」  と、我が愛すべき馬鹿校長の特技を使わせてもらう。つまり逃亡。  しかし、その逃亡は失敗に終わる。  いつの間にか翠星石の前に移動していた蒼星石によって。 翠星石「はわわわわわ」  そして、後ろからガシッと肩をつかまれる翠星石。 真紅「さぁ」 水銀燈「ちょっと」 蒼星石「逝こうか」  ズルズルと引きずられていく翠星石。 翠星石「私がわるかったですぅーーー。やめて、やめ、いぃぃいいいいやぁああーーーー!!!!」  翠星石の絶叫が、校舎に響いた。  今回の教訓。  自業自得、因果応報。
 職員室。  翠星石が、ニヤニヤしながら水銀燈のイスに何かを仕掛けている。  水銀燈のイスには、座布団がありその下に何かを仕掛けたようだ。  どんな反応をするか楽しみですぅ。と、ニヤリと笑う翠星石。  そして、その仕掛けが発動する時が来た。二時間目終了時の休み時間。  授業を終えて、戻ってきた水銀燈が自分のイスに座る。  ブゥウウーーーーー。と、鈍い音が水銀燈を中心として広がる。 水銀燈「え?!」  一体何が起こったのかわからない水銀燈。  一斉に職員室に居た者全ての視線が水銀燈に集まる。  水銀燈を見る全員に「違う、違うのよ!?」と、慌てる水銀燈。  それを見ていた翠星石は、イタズラ成功とニヤソと小さく笑った。  顔を赤くして一人今の音に、違うのよ!? と、言っている水銀燈だったが……  真紅にポンッと肩に手を当てられそちらを見る。 水銀燈「真紅ぅ! あなたなら分かってくれるわよねぇ?! 今のは違うって!」  ライバルである真紅に、同意を求める水銀燈。其処まで切羽つまっていた。 真紅「大丈夫よ水銀燈」  あぁ、我がライバルはちゃんと分かって…… 真紅「欧米ではゲップが失礼で、今の行為は全然大丈夫だわ」  いなかった。  うわぁーん。と、いつもの水銀燈らしくない声を上げて職員室を後にする水銀燈。  そして、次の時間が始まると、また翠星石だけが職員室に残る。  雛苺もいるのでは? と、思うのだがどうやら何処かに出かけたらしく職員室には居ない。  翠星石は、直ぐに水銀燈のイスから仕掛け「ブーブークッション」を回収する。  そして、次に目をつけたのは真紅のイス。  くんくんクッションの下にブーブークッションを仕掛けてまたニヤソと笑う。  次が楽しみですぅと、やっぱり笑う翠星石。  そして三時間目が終了して、水銀燈は戻ってはこなかったが真紅と他の教師たちは戻ってくる。  そして、真紅が自分のイスに座った瞬間……水銀燈の時よろしく「ブゥウウーーー」と、鈍い音。 真紅「…………」  固まる真紅。やっぱり水銀燈の時と同じく一斉に職員室に居た者から見られる。  しばらく固まっていた真紅だったが、ガタッとイスから立ち上がると顔を真っ赤にして職員室を出て行った。  イッヒッヒッヒと、翠星石は笑う。  そして、四時間目が始まるとやっぱり翠星石以外誰も居なくなる職員室。  教頭ぐらい居てもいいものなのだが、いつもの如く逃げる馬鹿校長と追いかけっこで不在。  素早く真紅のイスから仕掛けを回収し、次はダレのイスにしかけようかなと考え。  自分の親友の顔が浮かぶ。  初心な親友だ、もしこれが炸裂したらどんな反応をするのかとニヤリと笑う。  そしてすぐさま蒼星石のイスに仕掛けを仕掛けるが 「楽しそうなのだわ?」 翠星石「そりゃ楽しいですよ。このイタズラが成功した時の嬉しさといったら」 「へぇ~詳しく教えて欲しいわねぇ~その嬉しさ」 「僕もちょっとしりたいかなぁ?」  ピタッと、翠星石の動きが止まる。今私に話しかけたのは誰?  だわ? ねぇ~? 僕?  ギギギッと、錆びきれた機械の様に首だけを声のした方に回す。 翠星石「………………」  鬼が三人居た。  気のせいか、目がかなり光ってる真紅。  心なしか、その美しい銀色の長髪が、逆立ち動いているように見える水銀燈。  さわやかな笑みを浮かべているのに、なぜか黒い蒼星石。  そんな三人の共通点は、ズゴゴゴゴと音など聞こえないはずなのに何故か聞こえる威圧感。  やばい。と、直感的にそう思う翠星石は行動に出た。 翠星石「三十六計逃げるにしかずですぅ!」  と、我が愛すべき馬鹿校長の特技を使わせてもらう。つまり逃亡。  しかし、その逃亡は失敗に終わる。  いつの間にか翠星石の前に移動していた蒼星石によって。 翠星石「はわわわわわ」  そして、後ろからガシッと肩をつかまれる翠星石。 真紅「さぁ」 水銀燈「ちょっと」 蒼星石「逝こうか」  ズルズルと引きずられていく翠星石。 翠星石「私がわるかったですぅーーー。やめて、やめ、いぃぃいいいいやぁああーーーー!!!!」  翠星石の絶叫が、校舎に響いた。  今回の教訓。  自業自得、因果応報。

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